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カテゴリ:身近なこと
私は忙しい人間だ。
正確に言えば「急がしい」人間だ。 要するに落ち着きがない。 多分学生の頃からスケジュール帳を持ち始めて、 空いているところに予定がつまっていることで安心を覚えた。 そして、その過密スケジュールに時々挫折した。 学校を退職してから、 やはりスケジュール帳を持ち歩くようになった。 日替わりの仕事なので、 今ではこれがないと、明日がどこの仕事かさえすぐ出てこない。 まさに生命線となっている。 ザーッと年間予定を入れると、 勿論空欄が残る。 それが落ち着かない。 なんとか症候群とか名前がついていそうだ。 だからというわけではないが、 1日でも1時間でも「空白」があると、 何かできるような錯覚に陥る。 好奇心は人一倍と自負しているので、 やりたいこと やってみたいことは、山ほどある。 習い事やサークルもひとつに絞りきれないでいる。 いやそれぞれに良さがあるので、 時間を作って、どれも続けたい。 でも、子どものこと、学校のこと、地域のこと 色々な社会と関わっている限り、 自分の思うようにだけでは時間は作れない。 予定外の飛び入りなんてしょっちゅうだ。 どういうわけか、 ここははずせない…と思うものが重なる。 今度も和太鼓の発表会と 地区の寄り合いが重なってしまった。 地区の委員長をしている私から、 お祭りについての議題を提案しなければならなくなってしまった。 和太鼓も私が中心になってやっているので、 はずせない・・・。 結局、副委員長に頼むことにした。 仕事や子どもの病気などならつゆ知らず、 自分の好きなことでともなると後ろめたい気持ちになる。 自分の好奇心を癒すものでも、 自分ひとりの力だけでは、続けることができない。 忙しいからといって、 自分中心に生活していると、 いざという時助けを求めることができない。 普段の人間づきあいが重要になってくる。 教室の子どもに対しては、 努めてゆとりのある話しかけ、 できるまでまってあげる余裕・・・があるのに。 普段もゆとりをもたないとなあ。 その前に好奇心を癒してくれているものの 整理をしないといけないようだ。 でも、どれも捨てられない(~_~;) 心にゆとりを持って、 雑談やみんなと無駄に時間を費やすことも貴重だなと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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