|
テーマ:障害児と生きる日常(4432)
カテゴリ:仕事のこと2
今日は教室の修了式。
長い付き合いで4年。 私がこの教室に関わって4年なので、 一緒に歩んできた感じ。 あの頃はまだお姉ちゃんの付き合いで、 ベットに寝ての参加だったなあ。 とか、 1歳半くらいで ちょうど今新しく入ってきている子どもたちと同じくらいだったなあ… とか、 みんなこの教室に参加したての頃は、 なかなか馴染めなくて、 泣いてばかりいた子 とか…。 いつもの遊びをいつもより丁寧にやった後、 本教室名誉顧問の前児童委員長さんお手製のご馳走 (アンパンマンのおすしやシフォンケーキなどなど) を目の前に、 修了メダル授与式をした。 メダルはガチャガチャカプセルでつくったリーズナブルなもの。 カプセルはもと本教室の卒業生のお母さんがためておいて、 届けてくれたもの。 そしてこのアイディアは教室のお母さんが試作してくれたものに、 元美術の先生が装飾してくれたもの。 とっても素敵なものに仕上がった。 低い机にひな祭り用の赤い布をかぶせた、 即席表彰台。 修了といっても卒業ではない。 小学校入学まではいつでも遊びに来てね(^^♪ と言う教室だが、 幼稚園や保育所に4月から入る子どもたちは、 実質的にそちらがメインになるので、 この教室に顔を出せるのは、 夏休みや親子で疲れたときぐらいになる。 1歳半からこの教室に来た男の子。 もう4歳でこの4月から幼稚園。 でも、ついにお母さんと手をつないで最後まで遊びに参加することができなかった。 お母さんはいつも一番に教室に来ていて一生懸命。 親子遊びも関わろうとすると、 「イヤーイヤー」の一点張り。 ことばの遅れ等は感じられない。 戦い物が大好き。 おやつはいつもみんなで「いただきます」をしてから食べる。 でも、今日も待てなかった。 みんなと一緒に席につけるようになったのも 3歳を大分過ぎてから。 おもちゃの貸し借りもスムーズにはできていない。 う~ん。 ずっと関わってきたので、 なんかこちらも大丈夫かなあなんて安心して見ていたが、 いよいよ修了になると、不安になってきた。 まあ幼稚園に行ったらうまくみんなの中に入れるのだろうか? 取り越し苦労だったらいいんだけどな。 でも、ことばの教室につなげることにした。 何でも積極的に参加してくれるお母さんだったが、 いざ「ことばの教室」となると、 ちょっと消極的に見えた。 幼稚園を抜けてまで来てくれそうにはない。 こんな時、自分から欲して教室に来てくれると、 話が持っていきやすいし、アドバイスしやすいが、 そうでないと難しい。 とりあえずグループで2,3人からはじめよう。 メダル授与の時、 お母さんから感想を一人ずつ話してもらおうと思った。 でも、みんな感無量になってしまって、 話ができなかった。 みんな不安で不安で参加していたから、 余計、いろいろ思い出しちゃうんだろうな。 私も寂しい気持ちになったが、 また、成長した姿で会えるような気がする。 そんな出会いと別れ…そして再会を繰り返してきたので、 とにかくみんなたくさん友達を作って、 がんばってね!というエールを贈りたい。 この教室でがんばったことがこれからの栄養分になりますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.03.15 16:23:38
コメント(0) | コメントを書く
[仕事のこと2] カテゴリの最新記事
|
|