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カテゴリ:仕事のこと4
3歳児健診。
あるお母さんと食事の話になった。 好き嫌いはないらしい。何とか食べている。 食べたいときに食べたいものを食べているが、それが別に偏っているわけではないから、好き嫌いはない。 ・・・ちょっと待てよ…頭が混乱してきた。 要約すれば、食事時間も食べるものも決まっていず、気ままな食生活というわけだ。 母の捉え方と話し方からすると、たいして困ったことではなさそうに聞こえるが、 これは結構この先困ることではないか。 ●好きなときに食べるから→みんなとそろって食事をしない。「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶の習慣がない。 ●好きなものを好きなだけ食べるから→残さず食べたことがない。食べたくなくなったら立ち歩く。 お母さんの考え方は 「大人だって食べたいものを作って食べたいものだけ食べる。」 「子どもが食べたくないと言えば仕方がない。」 でもやっぱりこの先集団生活に馴染めるかの不安もある。 しかし、先輩ママから 「入学すれば何とかなるものよ。」 このことばですっかり安心している。 **************** 私は、食事はすべての基本だと思っている。 将来学校で時間中座っていられることも、 人の話を聞けるようになることも、 我慢することも、 成功体験や達成感を味わうことも、 あいさつできることも、 みんなでそろって何かすることも、 生活のリズムをつけるのも、 愛されていると感じることも。 食事には全部の要素が詰まっていると思う。 人間には不可欠なものであり、 毎日3回経験できるものである。 だから落ち着きがなかったり、 人の話を聞けないという悩みをもつお母さんたちには、 まず食事のことをたずねてみる。 *************** そのお母さんは、 食事の大切さをちょっとは感じたかなあ。 「今日から早速やってみます」 と言って帰っていった。 受身ではなく、自分のこととして考えられるように、 お母さんの考えを尊重しながら伝えていけるように、 こちらも工夫しないといけない。 今日のお母さん、期待してるよ~(@^^)/~~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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