盛り上がったアンパンチ
普段は1ヶ月に1回サークルを開いて、内容は自由遊び。年に2回スペシャルゲスト(?)として設定の親子遊び教室を行う。サークルはこの遊び教室がきっかけで昨年度からボチボチはじまったもので、不定期だったものが、今年度から月1回ペースになったそうだ。その成果があったのか、受付には長蛇の列。昨年度よりグッと人数が増えて何にもしなくても熱気ムンムン。普段は保健センターで療育のための親子遊びをやっている。なので知っている顔がちらほらとそこかしこに…。いつも自由遊びの中で手をつないだり、スキンシップ遊びをしたり、設定遊び初体験の子どもたちもたくさんいる。対象は0~2,3歳くらいかな。保健センターでやっているものと流れはほぼ同じ。さすが経験しなれている子どもは、はじめからのりのりだった。療育教室の方は子育てに不安があったり、同年齢の子どもたちより発達が不安な親子が多く集まるので、お母さんたちも何かと不安や劣等感がつきまとたっりするが、逆にここではみんなより一歩リードと言う感じになる。やっぱり経験すると言うことはすごい。療育教室は本当に意味があるんだなあとつくづく思う。今まで保育士さんと2人でBGMはテープを使ったり、アカペラで歌ったりでなんとか乗り切ってきたが、今日はピアノ担当も増やしてもらうことができた。生伴奏のなんと偉大なことか!切れ目がなく、スムーズに流れること(*^_^*)今回のヒットはやっぱり「アンパンチ!」かな。アンパンマンのペープサートを一人ずつ持って歌った後、風呂敷マントに身を包み、新聞紙の両サイドをスタッフに持ってもらって、「ア~ン パ~ンチ!」と真ん中にこぶしをぶつけ、真っ二つに切る。ちょっとしたストレス解消です。本日は大勢様のご参加で、いっぺんにやると衝突事故になってしまうのでひとりずつ順番に…。真ん中で脚光を浴びるって結構得意気になる。いっぱい動いた後のお母さんたちの休息タイムにもなった。1時間多いに盛り上がって、すっきり解散。地区の社会福祉協議会のメンバーや保健推進委員の面々が企画しているそうだが、遊びの輪の周りには、子育ても一段落ついたであろう年配の方々が、ずらりと取り囲んでいる。何とも不思議な雰囲気。一つ一つの遊びや歌がピタッと決まると、拍手が沸く。やりにくいんだか、やりやすいんだかよくわからないけど、妙にほのぼのしてしまう。帰り際ひとりの女性が声をかけてきた。「こういうスキンシップが小さいうちに大切なんですよね~。本当に良かった…。」しきりに感動していただいた。彼女はいのちの相談室という電話を受けるお仕事をしている方だとか。だからしみじみ大切さを実感したんだなあと思った。