9/20日は所用があったため自宅待機、その間に義弟が遊びに着てくれました。目的は大きな鮎を大きな川で釣る為。

　当初、酒匂や狩野川などでポツポツ釣る予定も考えてましたが「出来れは急流、大鮎を掛けたい！」という義弟の意見からセレクトしました。

　どうも水量豊富なポイントがお気に入りらしく、トロ場や小物釣りも眼中に無いようなので、とりあえず二人で富士川を目指します。



　川に着くと河原が広くなっており、やはり渇水気味・・・入川をどうするか検討しつつ、とあるポイントに移動します。

　「想像してたのと違うな～」とのことですが、遠目から眺めているだけではわからないので・・・オトリを購入してから広い河原をトボトボ歩いて川見することに。

　水温はやや暖かい20℃でしたが、天候も愚図ついていて人も少なく義弟と目的の瀬に入ります。

　はるか上流に義弟を置いて、自分は約70mほど下流にスタンバイ。瀬肩の弛みを丹念に探るも・・・反応なし。

　良く見ると弛みのカガミでは石が綺麗でハネもありますが、瀬肩は青ノロが付着していてあまり良くない状況。

　「ツン！」とケラレ反応がありましたが、どうも怪しいので瀬肩を歩いてみると・・・やはり石色がよくありません。

　仕方なく野鮎確保は瀬肩上のカガミ、微妙なヨレでフラフラさせていると「ギュン！」と22cmクラスが掛かります。

　久々の天然良型・・・掛かってからはグイグイと引き、中々抜かせてくれません。
　
　瀬釣り用として数匹確保してから、下流の急瀬を探ろうと考えましたが・・・瀬肩同様、瀬の芯も思ったほど磨かれておりません。

　照り込みもないので、暫く他の釣り人の様子を見ていますが・・・無反応。急流は一旦避け・・・無難に瀬落ちから探ることにしました。

　渇水でも富士川・・・そこそこの押しの強い流れで、瀬落ちの石裏の弛みに入れると・・・「ズドッ！」と大物が掛かります。

　胴調子なのにマイナス手尻にしなかったことを後悔しながら、強引にカミに飛ばして何とか捕獲。タメが効いてホッとしました。

　その後、ジックリ探るも・・・無反応。連日の釣り人で芯は抜かれているのかな？と推測して対岸の瀬脇を遅く引き上げると・・・「ガツーーン！」と掛かります。

　掛かる鮎達は22～23cmの鮎、瀬でのヤリトリに緊張しながら・・・大河での鮎釣りに嵌りました。

　その後は芳しくない義弟にポジションを譲ってから、ノンビリと昼食。どうもハリ掛かりが悪いらしく、義弟は苦戦。

　近くのチャラではポツポツ掛かっていたようですが、富士川まで来て・・・ということで、食事後は荒瀬に義弟を案内します。

　車で数キロの荒瀬～岩盤の絞り込みに案内しましたが、どちらも以前来た頃と比べて穏やかになっていました。

　2匹持参した自分は瀬肩のヨレを探りますが、ヘチ以外は上流同様に石色がNG。サラッと探って下流のトロ瀬へ移動するも、直ぐに親子放流・・・。

　残1匹で探るも反応があまり無く、暫く高い所から義弟に野鮎のポジションを教えてました。それから直ぐに岩盤瀬を探っても野鮎が掛からなかったらしく、午前中の場所に戻ることに。

　その後は夕方までポツポツ、親子放流もありましたが・・・急瀬を探っていた義弟が戻ってくるまで・・・暗くなってから納竿としました。
　
　場所：静岡県富士川　天気：曇時々小雨（風有）　水温：20.3℃
　竿：SPECIAL RASSURANT H2.75 糸：MSsp0.06号、新0.05号、フロロ0.25号
　（ノーマル仕掛け）
　時間 8:00-18：00
　ハリ：４本イカリ（Sting 7.5号、AStp3 7号、7.5号）
　結果：19匹（オトリ2匹含む、バレ、親子放流含まず）　最大23.0cm

　久々の富士川・・・渇水気味でしたが、良型鮎とのヤリトリがあって楽しかったです。

　大きな川で鮎の着き場を探る・・・小中河川と違い、川見も分かり難いのですが仕掛けの強度テストも兼ねてよいデータとなりました。

　帰りの渋滞は半端じゃなく・・・なんと7時間以上掛かりました。翌日は披露宴があるため・・・連休最後の釣りは9/23日に行ってきました。