ここ最近はISO関連の作業で落ち着く暇も無い状況・・・。漆もコツコツ塗っています。

　あるとき、休日にホームセンターで色々と工具を眺めていると「ワイヤーループペンチ」というものを発見。

　手芸関連でリングを作るものですが、作れるリングサイズは丁度「ハナカン」サイズなのが気に入りました。



　ハンズ等ではクラフトコーナーで各種丸プライヤーが売られていますが、あまりにもリング径が小さいので「いつかは削って自作！」と考えていた代物だったのです。

　というもの軽さを好んで使っている某ハナカン・・・今年もハナカン抜けが数回。

　そして、ハンカン外れ＋掛かり鮎リリースをしたときから、オフシーズンに対策を考えていたのです。

　もちろん、理想のハナカンは【軽くて真円】と考えているものの、手軽さゆえワンタッチを愛用していました。

　それでも今年、通常のプライヤーで円に近づけようとフォーミングして作ってましたが、どうもカクカクした曲がりとなり・・・競技会用に数個作って使ったのみ。

　今回のワイヤーループペンチはハナカン矯正の目的でもありますが、実際に使用してみると・・・なかなか良い感じです。



　加工前が右、加工品が左で・・・ウレタン部分を若干カットする必要はありますが、開口部も狭まって且つ円に近づく加工ができました。

　通常のプライヤーで作るよりも手軽に簡単に・・・且つ精度よく同等のハナカンフォーミングができそうです。

　将来的にはジュラルミン材などを使って軽さを追求したハナカンも作ってみたいと思いますが・・・まだまだ既存品の在庫があるので、消化しながら進めてみます。

　
　また、釣具店では鮎用品の特価販売がポツポツスタートしており、先日見つけ数点購入してきました。

　いずれも円に近く、左右対称に近いハナカンで・・・恐らく引きにも泳がせにも効果的なものだと思います。



　今年、円形の泳がせハナカンを使ってみましたが・・・なかなか脱着が難しく、結構手間取りました（苦笑）

　個人的にはハナカンを垂直に立てる補助金具も実験してみたのですが、実装に手間取るので・・・只今形状の見直しをしています。

　来年のハリでも巻きながら・・・そして漆塗りの合間にコツコツとハナカンを作成していくつもりです（笑）