錨バリの巻き方(改訂)
三連休の初めから娘がロタウィルスに感染・・・それが家族に伝染して数日前まで、妻とぐったりしていました。 幸いにも連休中に峠を越えてくれたので、大事にならずに済みました。 実は、コツコツと針巻きを開始しておりまして・・・11月上旬より昨年巻いた針を分解、再度巻き直しなどをしつつ来期に向けて作成しています。 その中で手順(及び材料)が以前と異なってきた為、現在の手順を・・・下記に記載しておきます。 ・変更点 割り糸をしない・・・ナイロン根巻糸の破断防止 ハリスの印 ・・・掛けバリをセット時、時間短縮の為 根巻糸 ・・・ハリスの色に応じて、透明、黄色を使い分け 1.写真のように、掛けバリ、フロロカーボン製ハリスと道具を用意。 (このとき、ハリスの端から2cm,7cmに印を付けておきます) 2.2本のハリを背中合わせにし、そのハリのチモト部に2cmの印箇所を合わせたまま 根巻糸を巻く工程へ。 3.その際、○で囲った部分を左手で抑えながら・・・根巻き糸を矢印の箇所に 10ターン程荒巻きをして針とハリスを固定します。 4.さらに2本のハリをのせ(ハリスがある方)フトコロの方から根巻き糸を 7~10ターン巻いたあと、青印のチモトを移動し・・・すべての針のチモトを揃え、 巻き始めた時の余った糸をカット。 5.フトコロ奥からチモト部まで休むことなく、一定のテンションを掛けて巻いていきます。 (チモト部は1mm程度巻かないようにして折り返し、4本の軸を巻いていきます) 6.再びフトコロ部を巻き、チモト部を折り返したタイミングで針を開きます。 (このときまで休まずに巻いていきます。また、針を動かすときは ボビンホルダーをぶら下げてテンションをかけ、根巻糸が緩まないように注意) 7.4本のハリにトックリ結びをして、最後のハリのみトックリ結びを2回・・・その後に根巻き糸をカットします。 8.4本のハリを十文字となるように再度微調整後・・・錨ストッカーに保管しておきます。 瞬着での固定はストッカーから出すときに固定して使用します。 注):3本錨の場合はハリを3本とし、最後は120°となるように調整します。 また、以前からのフリーページの「4本錨の作り方」も更新しておきます。 以前は綺麗に巻くことに主眼をおいていたので、整列巻きを休み休み巻いていましたが・・・仕上がりはユルユルで、接着してもチョットの衝撃で直ぐに動く針でした。 今回、テンションを与え続けて巻き込むことで、接着をしなくてもガタツキが無い仕上がり。コツコツ巻いています。