[C.12][第6ステージ]「2002年7月のバンコク」34 バンコクのお寺って、墓所を兼ねているのだろうか?
本日(もう昨日ですね)夜は、合奏練習日。8月9日に予定している二胡合奏音楽会のリハーサルでした。曲がりなりにも音楽会に3度立て続けに出る!まあ、盗人たけだけしい、いや、素人たけだけしい!これもすべて師匠に責任があるのですが、本日の練習が終わっての帰り道、先生、なんと言ったと思いますか?「プロとアマの違いは、プロは、いきなり弾いてもちゃんと弾ける。アマは、2,3回練習しないと、ちゃんと弾けない」私、ほとんど先生の首を絞める寸前をこらえて、「先生、そのアマって、僕のことですか?」「そう、「8月桂花遍地開」は2度目、「賽馬」は3度目にようやくちゃんと弾けた」「先生!」わなわなわな…「ぼくは、まだ揚琴はじめて1年ちょっとなんですよ! アマとも言えない! それを無理に出させるからじゃないですか!」先生、「ふふふふ…」このあたりの事情、写真にも通じるところがあって、全部が全部先生の責任とは言い難いところ。結局は、私が出たいから出ているだけ。泥縄も良いところなのですが、コンサートの曲を弾くために、その技術を習得する、これって、なかなか有効な方法のようです。「かわいい子には旅をさせよ」ですね。とにかく、先生、ありがとう!というわけで、バンコクに戻りましょう。お寺が、日本とはちょっと変わっています。本堂の裏あたりを歩きますと、境内が霊廟のような雰囲気。至る所に故人の写真が飾ってあるのです。しかし、私のお好みはなんと言っても1枚目。お寺の門前にいるのは、狛犬なのか、狛虎なのか?怖いというより、ちょっとユーモラスな番犬がガラスケース入り。その前のベンチのおじさまと渋い横顔がそっくりではありませんか?