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梅子が知らない

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もむろん

もむろん

2005/03/03
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カテゴリ:梅子への手紙
夕方人との待ち合わせで、地元のドトールでコーヒーを飲んでいた。
かなり混んでいたが、幸い自分の席を確保することができた。街のお店には「禁煙席」といいながら全く隔離されていない意味の無い「禁煙席」がたまにある。このドトールも何のガードもない、「こちらから禁煙席」と仕切りの立て札があるのみ。その意味ナシ禁煙席がフード&レジカウンターのまん前にあり、一番煙地帯からは遠いと思ったのでそこにした。タバコの煙は嫌いじゃけん。

ふいに、「お客様はお席をお探しですか?」「そうなのよ、でも席ないじゃない?」という店員と客の会話が聞こえた。振り向くと今までドトールで見たことない光景だった。おばさん2人組がコーヒーと食べ物(ミラノサンドか何か)をフードカウンター(客が食べ物を受け取るところ)に置いて、普通にお茶していた。立ちながら(椅子が置いてあるわけがない)。

「お席があちらにございますが・・・」
「あっちは喫煙席でしょ?」
「はい」
「私たちタバコの煙がだめなのよぉ。頭痛くなっちゃうの。ねー」
「はー、さようですか・・・」
「その辺りしか禁煙席ないんでしょ?席が少ないのよぉ」
「そ、そうですねぇ」
私たち邪魔?


いやー、確かにそこはカウンターだけどね。もちろん誰もそこではタバコなんか吸ってないけどね。後ろで申し訳なさそうにコーヒー待ってる人がいるよ。






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Last updated  2005/03/03 10:15:56 PM
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