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カテゴリ:梅子の人間ドック
うちの旦那はメモ魔だ。ノート、手帳の類が無ければ、紙ナプキン、割り箸の袋は当たり前。紙くずだと思って捨てようものなら、「たばらっさー!」とわけのわからない言葉で責め立てられる。そんな大事なものなら、クリアファイルにでも入れてくれればいいのに、鼻かんだティッシュと一緒にポケットから出てきたりしたら捨てるがな。でもその鼻かみ後のティッシュですら、「大事なこと」が書いてあるかもしれないのだから。
昔はとにかくすごい量あった。私は書いてある中身には興味はないので、とにかく丸められた紙を丁寧に丁寧に開いてファイリングしてあげていたものだ。それも最初は紙袋に入れていたのも、だんだんと量は増えていき、でっかいボストンバッグ一杯になった。私はそれを「脳みそ」と呼んでいる。 そんな旦那も最近は大分書かなくなったな。 最近私も書くようになった。書くようにしている。自分の想い・考えを忘れないように、想いが実現するようにと思って書く。書かないよりは書くほうが実現するっていうからね。 押入れにしまってあるあの「脳みそ」は、この先どうするんだろうか。旦那はたぶん腐って変な汁が出てきているに違いないから空けたくないという。じゃ、御祓いして焼けっていうのか?きっと、旦那が死んだときに、私が一人でそれを1枚ずつ開きながら「こんなくだらないことばっかり考えてたんか」と笑い泣きするのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/03/29 11:08:19 PM
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