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カテゴリ:梅子への手紙
お兄ちゃんが親子の縁の切り方を調べておいてくれというので調べた。
そんなこと妹に調べさせる方がどうかと思うが。 裁判所で縁を切る手続きみたいものがあって、戸籍を分けて、元の戸籍から抹消するのかと、勝手に想像していたが、違った。 親子の縁を切ることは不可能らしい。役所に「分籍届」を出すことで親とは別の戸籍にすることは可能だが、それでも親子関係が切れるわけではないとのこと。相続権や親族扶養義務も存続するらしい。「特別養子縁組」をすれば、実親との関係は完全に切れるが、それも6歳までしか適用できない。 親は子を捨てることも、養子に出すことも養子にすることもできるけど、子は親を選べない。本当にそうなんだなと思った。 この間シングルママのポータルサイトを見ていたら、『自分で出来る 養育費強制執行マニュアル』とか『DNA親子鑑定』というバナーがあって、かなりドキっとした。そうだよな、シングルママになれば親子鑑定も養育費もどちらも切実で重大な問題だ。そのバナーがとてもかわいらしいバナーで、まるで楽しいショッピングサイトにある「ポチっとな」感覚で押してしまいそうなものだっただけに驚きが余計大きかった。 他人同士なら嫌に関係を切ることができるが、肉親との関係は本当に厄介だ。どうしようもない親を持ってしまった子供は本当に不幸だ。生まれてくるとき子は親を選べないのだから、本当に本当にどうしようもない親だったら、法律的に縁を切れるようにどうにかして欲しいものだ。 自分が親になったときに、子供に「この親にところに生まれてきてよかった」と思ってもらえるだろうか?そうならなければ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/04/10 11:31:59 PM
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