現代戦争 ~遭遇~
友と別れ、トラックに揺られること4時間・・・福岡市付近に到着した。全員トラックから降り、辺りを警戒しながら福岡市中心を目指した。建物は崩壊し、敵が侵攻していることを改めて実感した・・・勲「ここに敵なんていないだろうな・・・」少しビビりながらゆっくりと中心を目指した。俺の前を警戒もせず話しながら3人の若者が歩いていた。(おいおい・・・敵いたらどーすんだ・・・)そう思った瞬間パーーンどこからか銃声が聞こえた。前にいた1人の若者の頭を貫いた。勲「敵だっっっっ」そう認識し、前の2人に「隠れろっっっっ」と言ったが、2人は恐怖で動けなかった。すぐ連続で銃声が鳴り、前の2人も静かに倒れていった。勲「ちくしょうっっ」僕は周りを見た。しかし、敵がいる様子は無かった。勲「敵がいる気配はない・・・だとすると・・・」3人が後ろに倒れたことを思い出し、瓦礫の隙間から前方を確認した。300M先に崩壊寸前のビルが建っていた。勲「スナイパーか・・・」仲間を探すが全員違うほうに行っていて俺1人だけだった。(向こうは俺の存在を知っているな・・・早くも戦闘か・・・どーうやって近づくか・・・)ゲームで遊んでたことを思い出し、1つの手榴弾を手に取った。勲「フラッシュボムで眩ませるか。しかし、距離が遠すぎるな・・・効果が出るか解らんわ・・・」相手に見えないようゆっくりと近づいた残り250・・・200・・・150・・・100・・・50・・・勲「ボムなしで近づけたな・・・」なんとかビルまでたどり着き、ゆっくりと敵の近くに向かった。音を立てず、忍び足で近づき3階の部屋で敵を発見した。敵はスコープで外を狙っていた。(やはりスナイパーか。プロじゃなさそうだな・・・)相手はまだ気づいていない。気配を消し、敵の背後に立った。持っていた銃を静かに頭に押し付けた。勲「Don't move」訳(動くな)敵はこちらを見ず、両手を挙げた。勲「Throw away a gun. It kills, if it does not throw away. 」訳(銃を捨てろ。捨てなければ殺す)敵は銃を外に投げ捨てた。敵「it asks -- giving without killing 」訳(頼む、殺さないでくれ)最初から殺す気なんてない。持っていた縄で敵を縛り、目隠しをした。使えそうな持ち物を奪い取った。勲「Is there still any friend near this? 」訳(この近くにまだ仲間はいるのか?)敵「All the members carried out to the way in the city.」訳(全員市内のほうへ行った。)情報を手に入れ立ち去ろうとした。その時敵が話しかけてきた。敵「Doesn't it kill? 」訳(殺さないのか?)僕は立ち止まり勲「By their hand, people do not want to kill. being such -- since it has not warred and wished」訳(自らの手では人は殺したくない。こんな戦争、望んでないから。)そう言い残し僕は立ち去った。このやり方がいつまで続くかわからない。もしかすると殺してしまうかもと思いながら1人で市内を目指した・・・