かまわぬ
こんばんは。昨日はちょいと意味不明な行きずりの日記となってしまいました。でも歩いていて肉眼で見るととっても不思議な光景でした。さて、みなさんお気づきかと思われますが、梅雨が明けたのでリニューアルいたしました。前回は梅雨のイメージのブルー系ですが、今回は全体的にピンク系。夏なのになぜ夏といったらギラギラ太陽のイメージでオレンジとか赤って感じですよね。じつは、背景の画像に意味があるのでそれにあわせてみました。この図柄どこかでご覧になったことがありますよね?象形文字のような絵と文字の組合せ。なんと読むかわかりますか?まぁタイトル読めばわかりますよねぇ。「かまわぬ」ですね。この柄は、若女将が太鼓をやっていた時にマイバチ(自分のバチ)を入れていたバチ袋の柄と同じなんです。あと、半纏を着たときに腰からぶら下げる巾着袋もこの「かまわぬ」でした。ちょいと粋な感じでしょ。バチ袋は手ぬぐいを縫って紐を通して自分で作りました。リバーシブルになっていて裏面は「青海波」の柄の手ぬぐいと合わせて袋状に縫い合わせました。自分の名前の札で紐を留めるようにしてあるので誰のバチだかすぐわかります。中のバチにもちゃんと名前の千社札シールが貼ってあります。太鼓仲間たちの中でも割と評判が良かったですよぉ腰袋はさすがに買いましたけどね。ちょいと太鼓や祭りの小物には自分なりにこだわっていました。扇子もあわせて手ぬぐい柄で、帯も何本か半纏の色に合わせられるように持っています。太鼓の時には半纏と帯と手ぬぐいはお揃いでしたが、神輿はは行く先々で町内半纏の色が違うのでどんな半纏にも映えるようにエンジ色や金茶色を締めていました。手ぬぐいも何本も持っています。まささんと炎天下の中マラソンに出場した時も二人で帽子代わりに手ぬぐいを頬被りして走りました。今年のちびっこたちの運動会でも豆絞りの手ぬぐいを忘れたといってうちの和柄手ぬぐいが出動するところでした。風呂敷も好きです。ずっと愛用している椿の柄の真っ赤な大きな風呂敷は旅行の時やもちろん太鼓の半纏を持っていく時に使っています。小さくたためるし必要な時はたくさん包めるのですっごく便利です。昔から使われている日用品は本当に無駄がないです。若女将のブログの背景は、いつも和柄が使われているのはご存知ですね。お気に入りのフリー素材のサイトからいつもチョイスさせていただいています。今回も夏にちなんだ柄を探しにいくと目に入ったのがこの「かまわぬ」です。バチ袋は藍とグレーの渋い色の手ぬぐいでしたが、この背景用の柄は邪魔にならないように透過してある薄いピンクだったのでページ全体のトーンをピンクにしてみました。「かまわぬ」という手ぬぐい屋さんが代官山にあります。若女将はだいたい浅草の仲見世にある中屋というお店で祭りグッズは買うのですが、「かまわぬ」という柄は江戸時代初期の歌舞伎衣装から使われている柄なのでどこの手ぬぐい屋さんでも見かけることができます。「かまわぬ」さんのサイトにはいろいろな季節にちなんだ手ぬぐいの柄について解説が紹介されていますよ。さて、この「かまわぬ」さんの屋号の由来についても書かれていました。ちょいと抜粋させていただくと、「特別に何のお構いも出来ませんが気軽にお立ち寄り下さい」という意味を込めています。若女将のページも大好きな「かまわぬ」の柄にあやかってこんなスタンスでいきたいなぁと思っています。明日の夜は、むげん太鼓さんも盆踊りだな。若女将が営業をして今でも毎年ご依頼いただいている会場なので、ちょいとのぞいてこようかなと思います。でも明日は浅草の本社で朝から1日お仕事ですぅ。うちの上司と若女将のコラボレーションのメルマガブログも本日配信しました。よかったらお立ち寄りくださいね