楽しい未来のために

毎年我が家のサンタは、大変です。
おととしは、パニック級に大慌てでした。
去年もこんな感じでなかなか苦労しました。


今年は、姫のところにだけもうプレゼントが届きました。
白い小さいコタツです。
去年からずっと欲しがっていてクリスマスには
寒くなりすぎて少し遅いかと思い先に届きました。

それを見た殿は、自分も早く欲しいと
せっせとサンタに手紙書きました。
「ママはみたらいかんよ。なんかママは怪しいけん
　ママに見せんでサンタが欲しいものを持ってきてくれたら
　ママじゃなくて本当にサンタがおるってことになるけん」と。

おや？まだばれていないようですね(笑)

友達のうちはお母さんやったけどそれは多分信じてないからと
力説してました。

姉ちゃん、いつサンタに手紙書いたんやろうか？
どこに置いといたんやろうか？など言っていたので
姫と打ち合わせして少し前に仏壇の上に置いていたら
無くなっていたので多分手紙をもって帰ってくれて
プレゼントがきたということに。

そしたら殿、早速実行してました。
サンタさんはのどが渇いてるかもと
ペットボトルの水も一緒に。
そして靴下となぜか靴まで置いている(笑)
どちらかに入れてくれるかもって。

ママも手紙書きと言われ
ママの欲しいものは高いけん無理よと言ったけど
ママは頑張りやさんやけ少し位高くても大丈夫かもって
言ってくれた。

で、朝・・・殿の手紙だけなくなり
ペットボトルのお水が半分になっていた。

なんでママのは持って行ってくれんかったんやろうか？
ママは仏壇の引き出しに入れたけ見つけきらんかったかもって。

私が高すぎたんやない？というと
サンタは何でも作れる機械をもってるから
買うんじゃないよ、だから少し高くても大丈夫。
明日はちゃんと見えるところにおいて寝たらいい。
とアドバイスをもらう。

次の日、掃除するときにもういらないと
自分の手紙を捨てた私。
ところが殿が帰ってきて
「ママ～～サンタさん昼に来てママの手紙持って
　帰っとうよ～♪やっぱ出しとったけわかったんよ」と
自慢げに言うもんで本当のことを言い出せず
「やった～」と一緒に喜ぶ私。

それから毎日、お仏壇のパパにサンタさんに
ちゃんと伝えてくれるようにお願いし
毎朝起きると靴下と靴の中を確認。

さ～今年もサンタを信じてるので、
プレゼント確保に頑張りますかね。

優しい殿から一言。

「ママにもしサンタが来んかっても
　落ち込んだらいけんよ。
　そのとき物のプレゼントじゃなくて
　運とかをプレゼントしてくれたんやけね」って。

なんとも殿らしい素敵な発想です。