1日目...1セットマッチでどんどん試合相手を変えていきその勝敗で 翌日のトーナメントが組まれました。 2日目...通常の試合通り、2セット先取したほうが勝ちのトーナメント。 リーグ優勝して、初トロイフィーを持ち帰る予定でしたが 結果は残念ながら3位でした。 実力はあるのになぜ勝てない？ このチームに足りないものは何なのか？ いろんな事を考えさせられた2日間でした。 初ベンチで、一番感じた事は 想像していた以上に子どもたちはベンチを信頼し、頼り、 いろんな事を確認してるということ。 自信が無い時も、失敗してしまった時も、いいプレーをした時も 必ずベンチを見ている。 顧問（この試合では不在だったけど）は、 試合の時にいつもしかめっ面で座ってる。 いいプレーをした時も殿がスパイクを決めた時も ここから一気に点数とって勝ちに行くぞって時も。 先生の考えもあるのだろけどやっぱり いいプレーをした時は褒めてやり ヤッターという時は一緒に喜んでやって 笑っていて欲しい。 応援席からでは、分からなかった子どもたちの 気持ちの移り変わりが手に取るようにわかった。 私は本当にいい経験をさせてもらった。 今後、殿の気持ちを支えていく上で チームの事をサポートしていく上で とても勉強になった。 2日目のリーグで殿のスパイク力は、ずば抜けていました。 だけどいつもフルパワーのスパイクなので体力の消耗も激しいし 身体の負担も半端ないです。 セットとセットの間でベンチに帰ってきた殿の右脚は けいれんを起こしていました。 そこまでしても勝てないのですからやっぱり力を抜く事は 出来ないのでしょうね。 いくら苦労してスパイクを決めてもミスで 簡単に相手に1点をあげてしまう。 割に合わない感じで負けてます。 試合中、殿の焦りやいら立ちが目立ちます。 勝ちたい気持ちが先走り、空回りしてるなという時もあり 技術の向上も大切ですが、エースとしてキャプテンとしての 殿の心を育てる事が一番の課題だと思いました。 殿のスパイクの決定率はもちろん大事。 でも殿を頼りきっているメンバーには 殿の心の変化は、彼らの心を大きく左右していた。 殿がもっともっとうつわの大きな存在でいる事が とても重要だと思った。 1試合目 トスが低い、もっと高くもっと高くと要求する殿。 首をかしげていつもくらいにあげてるのにという 顔をする1年生セッター。 アドレナリンが出すぎていつも以上に驚異的なジャンプの高さで 跳んでいるとコーチに言われていた殿。 興奮してるので自分ではその事に気がつかず、トスが低いのだと感じてる。 跳び過ぎ、押えろ！と何度もコーチに言われてるが怪訝そうな顔をして 意味がわからんというような感じだった。 気持ちのコントロールができないのだろうな。 でも殿があんなにも高く跳べるがわかった。 殿が自分でその事が分かれば、もっといいスパイクが 打てるだろうな。 小学校から遊びで鍛えた チャリ筋（自転車で果てしなく遠くまで 毎日遊びまわる為に自然とついた脚力とふくらはぎ等の筋肉を こう呼んでいます）のポテンシャルは凄いな～(笑) そこそこのチームになると、殿に3人のブロックがつく。 殿はそんなのお構いなしにブロックをパワーでぶち破る。 殿は滞空時間が長い。 殿のジャンプに合わせてブロッカーが飛ぶと 殿が最高打点でボールを捉えた時には、 ブロッカーはもう落ちかけていて 殿はそのブロックより上をスパイクする。 1チーム、全員1年生という所と当たった。 多分強いアタックを実際に受けた事は無いのだろう。 アタックラインにいたブロックカバーの子の顔に 殿のスパイクが直撃した。 メガネが飛び、フレームが曲がってしまった。 それ以降、殿にトスがあがると、 コート後ろのラインまで下がって後衛の3人が横並びに並び へっぴり腰で構えていた。 そんなチームにでさえ、強打を打ちこむ。 試合後なんで？と聞くと あの試合は、（メガネ事件のあと）他のチームが 集まってきて みんな視察していたから、うちのチームの実力を 見せつけていたのだと。 ○○中は昔と違う、強くなったんだと 。 | 
