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カテゴリ:健康
8月9日(土)は、町内のお祭りで打ち上げ花火が上がった。
オレの家は4階建ての建物の4階部分にある。 東南向きなのでベランダへ出ると、 清水から静岡の大きい花火大会の花火はほとんど見ることができる。 が、いささか遠い。 そこへいくと町内の花火はもう頭の上に上がる、といってもいいほど近い。 9日の夜の打ち上げ花火も窓ガラスが割れんばかりの音を立てて夜空を彩っていた。 しばらくしゃがみこんで、ポツンとひとりで見ていて思った。 町内の花火って、ものすごくゆっくり上がるのだ。 一発ずつ丁寧に、微妙な間を開けて大事そうに上がる。 大きな花火大会のはこれでもか!っちゅうくらいに矢継ぎ早に上がるから、 それに比べるとなんか物足りなくなる、っていうとそうでもない。 久しぶりに打ち上げ花火、というものをしっかりと見た気がした。 点火されシュポッと打ちあがっていく音。 光の尾を引きながら頼りなさそうに上がって行く灯。 ほんの少しじらせておいて、一気にド~~~ンという大音響と共にひろがる光の輪。 一瞬にしてしなだれ、名残惜しそうに消えていく火の粉。 ひとつひとつの花火がものすごくきれいに思えた夜だった。 去年の今頃は何を思って夏をすごしていたか。 忘れた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年08月11日 22時36分26秒
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