うちの息子達が、焼肉屋で毎回はしゃいで歌う。
母さんが「シー」。おさまる。しばらくするとまた始まる。

「おにく、おにく、おにくっく～」
母さんの額に、またシワが．．．。

あわてて、父さんが割って入り、
「静かにしてないと、おいしい肉、注文せえへんで」

息子達は、メニューを眺めて、「これこれ」
と、指すメニューは特上ロース。それ一番高いやつやん。

「それより、こっちの方がおいしいで」と、さっさと上ロースを頼む。
あの、特上ロースはうまそうですが桁違いに高いですね。

実はこれには、わけがあります。

焼肉屋さんは、売りたい上ロースを大量に仕入れて単価を下げる。
この肉を売りたければ、その上の高い特上ロースのメニューを作る。
これでこだわりの焼肉屋さんの看板もできる。
特上ロースは数量限定で少しだけ仕入れる。売り切れれば、しかたなしに上ロースを頼む。
これでも、十分おいしいので満足。食べれなかった特上を食べたくて暫くするとまた足を運ぶ。

また、人は心理的に上から２番目を安心して頼むらしい。
そこそこおいしい上ロースは利益率がいいので安い値段で提供できる。さばける。
だから、２番目は、店にとってもお客にとっても winwin のメニューになります。

２番目のメニューの法則って所ですか？

と、言うわけで今日から楽天の２番目グルメランキングを作りました。

一度のぞいてみてください。