アンバランスなバランス
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ほっちの学校のミーティングルームに貼ってあった物。こういう、見てわかる物はとても助かる。ほっちも、興奮すると調節がおろそかになるのか、周りがびっくりするくらい大声になる時があるけど、「1の声で話してね」とか言うと判り易いみたい。帰りに覗いたら、各教室にも貼ってあった。学校も色々と工夫してくれている。
2009年01月26日
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北風吹きすさぶ中、お気に入りの場所、「プレーパーク」へ。あっちは、するする~っと木に登りボランティアの方に「この子、すごい。ここまで登った幼稚園児はいないよ」と言わしめた。ほっちは、のこぎりで板を切りやすりをかけ、ロープを借りてきてブランコを作った。道具の使い方もなかなかさまになっている。やっぱりここ、楽し~い!野生の血が騒ぐわ。しかし、今日は寒かった今度は暖かい日に行こうねぇ・・・。
2009年01月24日
明けましておめでとうございます。・・・って、もう1月も後半。相変わらず、ドタドタバタバタな毎日です。4年生も後半。ほっちもずいぶん落ち着いてきたなぁ、「どっひゃ~~」なエピソードが減って、お母さんちょっぴり淋しいわ・・・と思っていたら。それは2学期の学期末面談での事。担任の先生から「相変わらず、お友達とのトラブルが多いです。言っても聞いてくれない、と先日はお友達が泣き出してしまいました。私もどうしたら良いか困ってしまって・・・。もう障碍の事を話さないと、周りの理解を得るのが難しいかもしれません」と、突然のお話。へ?障碍の事をお友達に話す?本人もまだ知らないのに?「そうですか・・・。最近は家でもずいぶん落ち着いてきていますし、 お友達ともうまくやっているのですけどね・・・。(もしや、先生の対応の仕方が問題なのでは・・・)」もちろん、( )の中は心の声。怒涛のように先生の訴えは続く。「掃除の時間に、絆創膏を何度も貼ったり剥がしたりしているので お友達が『絆創膏に触らないで掃除しよう』と言ったんです。 そしたら「もう触ってないじゃん!」とすごい言い方で。 「今触ってたでしょう?」と言うと「今は触ってない!」って・・・」(ほっちにとっての「今」は「まさに今」だからね・・・。 「今」っていうのは、さっきほっちちゃんが注意された時の事を 言っているんだよ、って一言付け加えてくれれば、そこまで こじれないと思うんだけどな・・・) ← 心の声 「テストを提出する列が出来ているのに、自分が出来たら列を無視して 走って提出したので、みんなから責められてしまって。 それがショックだったのか、席に戻ってからテスト用紙に鉛筆を グサグサ刺してました」(衝動的だから、「出来た~!」って勢いで周りを見ないで 持っていったんだろうなぁ・・・「ほっちちゃん、見えなかったかな。 並んでるんだよ」って一言言ってくれれば、並び直したと思うんだけど・・・ またやっちゃった、またやっちゃった・・・ってテスト用紙に当たって たんだろうねぇ・・・)← 心の声ベテランで、ひとりひとりをよく見てくれると評判の良い先生。確かに、良く出来る子はより一層伸ばしてくれる先生だろうと思う。でも、がんばっているのに出来ない、という子がいる事がどうしても理解できないようだ。もう一人のアスぺの子は先生に不信感を持ってしまって不登校寸前。落ち着きたいから保健室に行かせてくれ、と訴えたら「もう少し頑張りなさい」と却下されたのだそう。ひ~~っ、鬼!たびたび教室でパニックになっていたその子が、「落ち着きたい」と訴える事が出来ただけですごいのに・・・すごく一生懸命やってくれているのは解る。でも、何かがズレている。「成長させたい」「伸ばしてやりたい」っていう事が強すぎて、その子自身を理解しようという目線が欠けてしまっている。「子供の自主性を伸ばす」という名のもと、適切な助言や手助けがされずトラブルが大きくなってしまう。3年生の時の先生は「ほっち」って言う子をすごく理解してくれていた。教師としての経験は浅いけど、子供と足並みそろえて、一緒に進んでくれるような先生だった。「成長させよう」なんてガツガツしたところはひとつも無かったのに、結果的にほっちは3年生の1年間で驚くほど成長し、落ち着いた。そして周りの子達も、ほっちの障碍の事なんて何も知らなくてもナチュラルサポートがバッチり出来ていた。今年はベテランの先生だし、一生懸命やって下さっているから・・・と、学校の事は先生にお任せ状態だった事を反省。先生もうまくいかない事にとまどい、困っていたのだろう。障碍の告知の事はやんわりと、でもはっきりお断りし、「成長させてやりたい、という先生のお気持ちはとても有り難いです。もう高学年ですし、いつかは社会へ出なくてはならないんですし。でも、低いハードルから少しずつ越えさせてやらないと、今の状況はほっちには厳しいかなと思います。」と伝えた。「スモールステップですね」と頷く先生。勉強はされてるのよねー。。。「周りの態度から学ぶとか、自分で考えて直していくとかは一番苦手です。トラブルがあったら、お手数かけますがその時すぐに正しい事を手助けしてやって下さい。それから、物事を間違えて捉える事があって、その間違いを解くだけでトラブル解消になる場合が多いです。ほっちの言い分も聞いてやって下さい」と念押ししてきた。そんな感じで、年末から年始はしばらく遠い目をしていた私。でも3学期も始まったし、またガッツが出てきたぞ残すところあと1学期しか無いけど、しきり直しだわ。きっと先生も、いっぱいいっぱい頑張ってくれているんだろう。3学期に入ってからのほっちは、明るい顔をしてるし、楽しそうに学校の話をしてくれる。理解してもらうって難しい。でも、努力は続けたい。皆様、今年も宜しくお願いします m(_ _)m
2009年01月23日
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3日ほど前、ほっちを含む近所の子供数名でもめていた。K君が「サンタさんから早めにもらった」というプレゼントで遊んでいたことが原因。K君の家は毎年冬休みになるとすぐ帰省する。クリスマスはおじいちゃんおばあちゃんの家で過ごす事になるため、毎年サンタさんは早めにやってくる(because of 大人の事情)。やりとりが面白かったので、聞き耳をたてていた。「サンタさんが早く来るなんておかしいよ!」「そうだよ。それはね、サンタさんじゃないよ。 お父さんかお母さんが買ったんだよ。」「サンタさんのわけ無いじゃん」ほっちの言い分は、「プレゼントはサンタさんからかもしれないけど~、 置いたのはサンタさんじゃないよ。だって、24日にしか 来れないんだもん。お母さんがサンタさんから頼まれて 置いたんじゃないの?」・・・理屈っぽい。が、なかなか良い推察である。しばらくして、K君が救いを求めるように私のところへやってきた。涙目である(ぷぷっ、かわいい・・・^^)。「みんながこれサンタさんじゃないって言うんだ・・・」「そうなの~?でも、サンタさんにもらったんでしょ?」「うん・・・僕、クリスマスはおばあちゃんちに帰っちゃうから・・・」「あ~、きっとサンタさんはK君のおばあちゃんの家知らないから、 K君がおうちにいる間に来てくれたんじゃない?」「・・・そうなんだよ」ちょっとほっとした表情でみんなの中に戻っていくK君。か~わいいなぁ~勤務先の幼稚園で毎年クリスマスのレッスンをするのだが、サンタさんを話題にすると必ず出るのが「見たことある~~~!」という声。「お空を飛んどった!」とか「お布団の横におった!」とか「ジャスコにおった!握手してもらった!」とか(笑)。そんな声を聞くと、あまりの可愛いさに身もだえしてしまい、レッスンどころではなくなる全ての子供達が楽しいクリスマスを迎えているとは限らないけど、ひとりでも多くの子供達が素敵なクリスマスを迎えていますように。ほっちとあっちのところにも、無事サンタさんは来てくれましたみなさんのところには、サンタさんは来ましたか?
2008年12月25日
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今日は雨だったので、一日家にいた。なので、今日はどっぷりと好きな音楽に浸ってみた。名付けて「高野寛デー」。今年デビュー20周年だって。デビューの頃のアルバムから、最近のまで順番にじっくり、たっぷり聴いた。「虹の都へ」この曲聴くと、学生時代の思い出がぱ~っとよみがえってくるなぁ。「確かな光」ほっちの障がいの事で一番悩んでた頃に出会って、救われた曲。今でも、壁にぶちあたると必ず聴く。久々に出た新曲、これがまた、ポップで優しくて、良い!!「LOV」今年は宮沢和史さんとのバンド「ガンガ・ズンバ」で紅白にも出演決定!ひゃっほ~~ぅこういう一日もなかなか良いね。大満足
2008年12月05日
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ほっち、39度の発熱平熱が35度台のほっちにしたら、とんでもない熱だ。「インフルエンザかぁ~~~」と思ったけど、熱は1晩で下がり頭と喉が痛いと言う。咳も出だした。風邪症候群ですなちょうど1ヶ月前も突然熱を出して、やっぱり日曜の夜だった。月の変わり目、週の変わり目に熱が出るのは、心の緊張が知らず知らずに身体に出てるのかな・・・ってのは深読みすぎるかな。「深読み」と言えば、先生から久しぶりに電話がかかって来た。「おうちでの様子は最近どうですか」と言うので、「ずいぶん落ち着いてますね。努力している部分が見られますし、お友達とも距離を置いたり、合う子を選んでつきあえるようになってきているので、今のところ見守ってます」と答えた。すると先生、「そうですか。学校でも、気の合う男の子達と元気に遊んで楽しそうなんですが・・・それでほっちちゃんは本当に良いのかなぁ、と。最近、周りの子供達がぐんと成長してきて、ほっちちゃんとの差が目立ってきた感じがします。本当は女の子達の中に入っていきたいんだけど、でもうまくいかないから入っていかない。どうして私はみんなと同じに出来ないのかな、と思っているんじゃないかなぁって。」とおっしゃる。いつも男の子の仲良しと鬼ごっこやドッヂボールで遊んだ事を楽しそうに話すほっち。「男の方が一緒に騒げるから楽しい」って言っている。でも先日、母親同士が仲の良い、近所の女の子のクラスメート数人と遊んだ時は、以前とは比べ物にならないくらいうまくやりとりしててそれはそれで楽しそうだった。以前は気が合わなかろうが何だろうが、中に入って行ってはうまくやれず後から落ち込んだり荒れたりしていたので、相手を選べるようになって来たのは「成長」だと私は思っていた。ほっちは解りやすい子だから、「楽しそうに話す」って事はほんとに楽しいんでしょう、先生、深読みしなくて大丈夫よ~、と思うのだけど。ほんとは私の読みが浅いのかな、とふと考えた。でも、だとしてもどうも出来ないし。ほっちが本当は女の子の中に入りたいんだとしても、周りとの差に悩んでるんだとしても、こちらから「あんた、悩んでるのねぇ~」とは言えない。「女の子の中に無理して入っていかなくても、一緒にいて楽しい人と居ればいいんだよ。周りと差があっても、それがあんたなんだから良いんだよ」と言い続けるしか出来ない。もちろん、何かあればいつでも助けるつもり。難しいお年頃突入なのね私は浅読みのまま「それでいいよ~。頑張ってるじゃ~ん」って感じで。親と先生の対応が一緒である必要はないと思う。学校での事は、先生、任せた!!
2008年12月02日
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ほっちの寝起きは本当に悪い。もともと睡眠障害もあるので、放っておいたらいつまでも寝てる。テーブルの上にメモが。 あっちへ 明日朝起きたら、おねえちゃんを起こしてね。 起きなかったら、たたいていいよ。 たたいてダメだったら、大きい声を出してね。 とにかく、起きるまで起こしてね。自分が一回では起きないであろう事をよくわかってらっしゃるで、最後の一文。 でも、おかあさんは起こさないでね。 こわいから。 そうそう、それ大事ね!!ほんとに良くわかってらっしゃる!
2008年11月28日
なんとほっちが国語の文章読みとりテストで100点を取ってきた!アンビリーバボー!よく喋るくせに言語理解能力が低くて、過去にはこんな事やあんな事、いつもトンチンカンな答えばかりだったのに。不思議少女ほっちも4年生。ふと気付くと、診断が下りて、ブログを始めてから2年たっていた。ほっちとあっちは2歳、大きくなった。私も2歳、老けた4年生になってから、怒濤のように色々な出来事があって、悪い方へ悪い方へ流れている気がして、「一体この先どうなっちゃうんだろう・・・」と濁流の中をぐるぐるぐるぐる。軽く引きこもりの日々。ただただ日をやりすごしていたけど。最近ほっちの顔が晴れやかだ。学校の先生からの電話もパッタリかかってこなくなった。自分に合うお友達を選んで、付き合うようになった。合わない子の中には無理に入っていかない。「掃除の時間にさー、ドブ掃除しとったらハマって擦りむいた~。それ見て笑っとったサトシも次にハマってさー、そしたらマコトも落ちてさー、ちょー面白かったよぉ~」とゲラゲラ笑うほっち。とっても良い笑顔。口から出るのは男の子の名前ばかりだけど2年間のブログを読み返してみると、少しずつだけどほっちが成長しているのがよく解る。いつもジタバタジタバタしている母だけど、待ってみるのも必要なんだと実感する。「この子達は出来ない子じゃないんです。自分からは学べなくても、教えてあげれば、ちょっと手助けしてあげれば、ちゃんと出来る子達なんです」主治医の先生の言葉をかみしめてみる。潮の渦巻きの中からは脱出した気がする。まだ荒波は立っているけど、頑張って泳ぐぞぉ~。
2008年11月26日
この夏は、オリンピックに燃えたという方も多いと思いますが。今日、陸上の朝原選手の引退レースがあったそうだ。結果は、日本人最高の3位で有終の美を飾った。引退セレモニーの画面を前に、テレビの前で思わず拍手。嫌な気持ちになるニュースが続く中、元気の出る画面だった。一つの事を一生懸命やり遂げた人というのはかっこいいなぁ。少しショックだったのは、「この年まで現役で」とか「この年でよく頑張れた」とか言われてる彼が私より年下だ、と言う事である。テレビに出てくる人が年下という割合が高くなってきたなー。いいんだもん、私も「この年でよく」って言われるもん。「この年でよくそんな事ができるね」とか「この年でよくそんな服が着れるね」とか。・・・あれ?誉め言葉じゃない?年を重ねても、枯れないで頑張れる自分でいないとね。
2008年09月23日
大波小波が押し寄せた1学期後半。夏休みは親も子も、余計な事は考えず、のんびり。じーちゃんやばーちゃんの所で野生児みたいにのびのーび遊んだ。ほっちもあっちも日焼けで真っ黒。大自然に癒されてほっちの調子も良くなったし2学期は順調にスタートできそうだな、と思ったんだけど。ほっちは担任の先生のはんこを持ってきてしまっていた。引き出しの奥に、箱に入れて隠していた。大好きなキャラクターのはんこで、欲しくなって持ってきてしまった、騒ぎになって怖くて言い出せなくなった・・・と。判ったのが出校日の前日だったので、出校日に一緒に学校に行って先生に謝った。泣きじゃくるほっちを前に先生は笑顔で「良かった~、先生これ気に入っとったのよ。あんたも欲しかったー?でも、よく返してくれたねー、もうこの事はこれでいいよ」と言った。ちゃんと私に告白してくれた事、ちゃんと先生に謝れた事を誉めてあげなくちゃいけないと思う。これくらいの年齢にはよくある話、かもしれない。でも、ほっちはこれが初めてじゃない。またか・・・。あれだけ言ったのに、やっぱり解ってくれてなかったんだ・・・って失望。2次障害で「盗癖」なんじゃないか、っていう不安。気持ちがなかなか切り替わらない。ほっち本人は、すっきり切り替わったのか2学期も元気に登校している。「1学期後半のトゲトゲしさは消えて、表情も穏やかになりましたねー」と先生。でも、母は顔で笑って心は湿地帯・・・という感じ。じめ~~~っ。今日の内容もジメジメ。スクールカウンセラーの先生に「盗癖とは違う」と言われてちょっと気持ちが軽くなった。「ほっちと話すと善悪ややって良いこと悪いことは解ってると思うんですけど、衝動を抑えられないみたいで」と話すと先生は遮るように「そうかなぁ、解ってるのかなぁ」。「お母さん。ほっちちゃんはお母さんが思ってるほど物事を解ってないと思いますよ。元気だし、よく喋るから騙されちゃうんだけどネ。原点に戻ってみて」と。ぎぇ~、そんな~、私を崖から突き落とすような事をさらっと言わないでぇ~~~。原点、かぁ。でもね、原点に帰る気力が無い。今はただ、毎日過ぎるのをやり過ごしてる感じ。一人になれる時間が欲しくて、ぼーっと夜更かし。昼間も、今月は仕事が休みなのを良い事に、ぼーっと軽く引きこもり。家事にも身が入らず。いかん、いかん。ちょっと疲れています。
2008年09月19日
お久しぶりです。今日のタイトルを見てTUBEを思い出したあなた。おめでとうございます、ほの母と同年代です。学期末でバタバタ、ほっちが不安定でアタフタでブログを開く余裕もなく、みなさんのところにもなかなか遊びに行けずご無沙汰でした~、すみません。さて、いよいよ夏休み。朝から晩まで、飯炊き女&掃除婦&ドライバー。役割が多くて忙しい。あっちは幼稚園の終園旅行を経験し、また一回り成長して帰ってきた。元々がしっかり者のあっち、お姉ちゃんの生活態度へのチェックは厳しい。当然ほっちは怒りまくり。でも、友人関係に煩わされないせいか、比較的穏やか。学期末の先生との面談では、お友達とのもめ事がだんだんと増えてきている事を改めて聞く。それも、ほっちの方がかなり被害意識を持っていて、お友達のちょっとした指摘とか言葉に腹を立てて、お友達を口撃し拒絶してしまうパターンのようだ。先生は「でも、授業に出ないと言ったり、嫌なお友達と顔を合わせないように一人で給食を食べると言ったりするのはパニックにならないよう、自分を落ち着かせるよう、彼女なりに頑張っているのではないでしょうか。わがままでやっているのでは無いと私は思っているんです」と言って下さった。正直、暗~い気持ちになっていたのだが、その言葉で『あぁ、そうだなぁ。そう考えてやらないとなぁ』と反省。「1学期間見てきて、ほっちちゃんがどういう子なのかやっと見えてきました」と言う先生は、きっと色々と勉強して下さっている事が話の中からも解る。始めの頃、なんとなくズレを感じていたけど、今回の面談でとても近くなれた気がする。以前のように、怒り狂って泣き叫んだり、パニックになったりと言うことが減ってきた反面、すごく被害的に物事を受け取ってさめざめと泣いたり、押し黙ってしまったりするようになった。フラッシュバックと言うのだろうか、昔の事を「あの時あ~で、こ~で、嫌だったぁ~」「許せない~」とシクシク泣いたりというのも以前は無かった事。9歳を過ぎて、大きな変化が来ているのを実感する。それでも、しばらくしたらケロッとして元気に外遊びに飛び出していくほっち。そういうのが、あなたのカワイイところよ。成長の大きな節目だと言う「9歳の壁」を飛び越える為に、ほっちももがいているのかな。壁を飛び越えた時は、いっぱいいっぱい誉めてやるからしっかり飛び越えてくれよ~。夏休みは、少しのんびり楽しもう。ガミガミ言わないよう、気をつけます・・・ハイ・・・(汗)
2008年07月24日
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お久しぶりでございます。バタバタと慌ただしい毎日を過ごしております。昨日は、あっちの先生との面談日。「あっちちゃんはですね~、う~ん・・・本当に、言うことが無いくらいキチンと出来てます」と先生。「どんな作業もしっかりやりますし、どのお友達とも優しく仲良く出来てます。弾ける時は弾けるし、みんなのお手本のような感じです」とべた褒め。元々が、言えば解ると言うか、あまり手のかからない子ではあった。一言えば十理解してくれる、みたいな。家ではすごいワガママも言うし、結構腹黒いし、ほっちとのケンカも日々壮絶さを増していて口も悪くなってきているので心配していたのだが、幼稚園ではしっかりやってるらしい。外面良し。さすが、世渡り上手、甘え上手のあっちだ。そして、ほっち。先週、野球のキャッチボールをしていたお友達の間に、何を思ったのか突然入って行き、素手でボールをキャッチ。・・・小指骨折。今日返却された国語のテスト。 「引用」 の読みを答える問題で、ほっちの答は、「ひきょう」面白すぎて、死ぬかと思った。正しい答を知った本人も爆笑。来週のほっちの個人面談、とっても楽しみである。
2008年07月03日
ほっち画伯がみけんにしわを寄せ真剣に何やら一生懸命描いている。どんな大作かと思ったら・・・こんなん描いてました~。名付けて「スネオもん」。 *********************昨日は父の日でしたね。ささやかなディナー、家族からのプレゼント・・・で和やかな夜になるはず・・・が。カードを書いている最中に「あっちが模様を多く描いた」と突然激怒したほっがあっちの頭を激しくヒット。あっち大泣き。当然、怒る私。ほっちはパニック。ダンナさんは遠い目・・・そんな我が家の「父の日」でした。。。
2008年06月16日
夕刻、先生からの電話。ほっちがお友達ともめたらしい。最近、自分の失敗もだが、人の失敗も許せなくて、過去にさかのぼって異常に責めてしまったりする事がある。それも、相手がかなりのダメージを受ける程、やる。すごく、こだわる。今回もそんな感じで、相手の子の人格を否定するような事まで言ってしまったらしい。クラス活動のリーダーに選ばれなかった事が発端らしいのだが、自分が選ばれたいが為に相手をたたく。相手をたたけば、自分が上に上がれると思っているのか、「いけない」と解っているんだけど、選ばれなかった事が納得できなくて、悔しくて、言ってしまったのか。両方かなぁ。でも実際、こういう事があって相手をたたけばたたくほど、実は自分の評価が下がっていく事はよく解っていない。先生が関係者を集め話し合わせたところ、「そんなにやりたいなら交代でほっちちゃんにもやってもらえばいい」と言うおりこうさんな意見を出してくれたお友達がいたらしく(何て大人なの!!)、「今日の所はそれで納得できたようです」と言う事だった。先週の「音楽教科書事件」といい、先生から電話があると正直言って、少し凹む。特に学校でのお友達との事は、私には何も出来ないだけに、聞いても不安だけが増す。「細かく対応して下さってありがとうございました」と言いつつ、『学校で丸く収まったんでしょ。だったら報告要りません~』と心で叫んでみたりする。「学校行きたくない」って言ったのは、どうやらそのリーダーの多数決を決めたころらしい。選ばれなかった事がショックだったのかな。自分は傷つきやすいくせに、人を傷つける事には鈍感。そりゃ、お友達とモメルわなぁ・・・。「学校行きたくない」にはやっぱり理由があったって事が解っただけでも、今日の先生からの電話には意味があったと思う事にしよう。ちょっと凹んだけどね・・・。
2008年06月13日
「なんで?」「どうして?」週末に起こった大きな事件。犯人のやった事は、どんな理由があっても許されるものではないし、犯人の肩を持つ気は毛頭無い。でも。なんだかすごく胸が切なくなった。犯人が携帯の掲示板に書き込んでいた内容すべてが「寂しい」「助けて」って聞こえる。なんて可哀想な人。苦しくて、辛くて、たまらなかったんだろうな。だからと言って、犯人が許されるというレベルの事件では無い。彼には、自らの命を持っても罪を償ってもらわないといけないと思う。でも。でも。だれか、彼を救えなかったのかな。だれか、「いいんだよ」って言ってあげる人、居なかったのかな。人知れず、不器用に、思い悩んで、ギリギリの状態でいる人が世の中には他にもたくさん居るはず。人を傷つけるのも人。だけど人を救えるのも、やっぱり人だと思う。 **********************ハナレグミを聴くと沈んだ気分がほこっとする。この人の声がいい!明日、代々木公園でフリーライブがあるそうだ。近かったら行きたかったなぁ~。これから世の中、どうなっちゃうんだろう・・・。でも、きっと良いこともあるよね。明日天気になれ/ハナレグミ
2008年06月12日
『ほっちが寝てから読んでね。起きてる時は絶対見ないでね』という注意書き付きのメモで(笑)、「学校、行きたくない」と訴えたほっち。最近「3年のクラスに戻りたい」ってつぶやいたり、毎日クラスの友達と遊んでた去年と違い、「今日は何も予定無い」と言って家に居たりする事が多くなってきた。「ほっちちゃんみたいな積極的なタイプは、実は一番不登校になる率が高いんですよ。思春期になって周りが見えてきて自分はちょっと違うと気付くと。しっかり見て行きましょう」主治医の言葉がよみがえる。とうとう来たのか。今まで熱があっても学校行く!って子だったのに。ざわつく胸を押さえて眠り、翌朝ご飯を食べながら平静を装い「メモ、読んだよ~」と切り出してみた。朝食の手が止まるほっち。「学校、行きたくないんだ?」ほっち、うなずく。「何か嫌な事がある?」「・・・やな事言う子がいる・・・」「そうか。それは嫌だよね。たくさん居る?」首を振るほっち。「ほっちの味方をしてくれる子もいる?」うなずく。「そうか。安心した。嫌な事をいう人は相手にしなければいいよ。残念ながら、大人でもそういう人はいる。相手にしないで、味方をしてくれる子と一緒に居たらいいよ」「うん」「嫌だったら学校休んでもいいよ」「行く」「大丈夫?」「大丈夫」嫌な事を言う子が本当にいるのかどうかは解らない。学校に行きたくないのも、学校での失態が恥ずかしいって気持ちがあるからかもしれない。忘れ物なんてへっちゃら、失敗しても猪突猛進、の今までのほっちとは少しずつ様子が変わってきている。でも、気持ちが出せるようになったのは良い事。それも成長だよね。とりあえず、第一関門はクリアー・・・なのかなぁ。
2008年06月09日
東への旅はつつがなく終了いたしました。正味6時間のドライブ。行きは夜中だったので、楽しみだったSAは軒並み閉店中。でも帰りはいろんなところに寄ってご当地名物を楽しんだ。食いしん坊の私にはたまんない寄り道。親と離れてじーじばーばの所でお泊まりしたほっちとあっちは、親の心配をよそに、1度も電話して来る事も無く。(ちょっと寂しい・・・)あっちは親と離れた寂しさを他に転嫁したのか、ちょっとした事でぐずったらしいけど、ほっちはあっちの面倒も良く見たし「全く手がかからなかった」との事。じーじも「ほっちは落ち着いたなぁ」といたく感心していた。本当に、最近のほっちは成長を感じる事が多い。しかし昨日。お昼ごはんを食べてまったりしているところへ学校から電話。「あの、ちょっと確認して頂きたいのですが、音楽の教科書はおうちにありますか。ほっちちゃんが、絶対持って来た、朝確認した!!と言うのですが無くて・・・」と先生。「・・・すみません、家にあります。 ・・・で、何か・・・?」「ほっちちゃんが、絶対持ってきたのに無い!!と音楽の時間に少しパニックになりまして。『無いならお友達に見せてもらっても良いから音楽室に行こう』と言っても聞かず、結局かなり遅れて来たんです。授業が終わっても納得出来ないようで、お母さんに電話して!確認して!と言うので電話させてもらいました」と。先生にはお騒がせした事をわびて電話を切ったが、こんな事は初めてなので、母、少し動揺。去年からのほっちは感情のコントロールもずいぶん出来るようになって、言葉も上達して急激に落ち着いて来た。でも、出来る事が多くなった分、出来ない時のダメージ度がでかい気がする。ひとつの事に固執するような事も増えてきた。「しっかりやりたい!」という気が強くなってきた分、自分の失敗が許せない。そして、他に責任転嫁する。その後落ちこむ。そんな感じ。その日は帰ってきてからもずっとイライラモードで、機嫌が悪かった。そして夜。ほっちが寝てから気付いた、テーブルの上のメモには おかあさんへ。 学校、行きたくない。 ほっちよりなかなか難しくなってきたなぁ・・・。
2008年06月06日
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昨日の日記へのコメント、ありがとうございました。おひとりずつコメントする時間がないのですが(ごめんなさい)、すごく興味深く拝読。やっぱり、いろいろとバージョンがあるんだなぁ同じ日本で、でも地域によって文化が様々で。以前テレビで「お稲荷さんの形が俵型なのと三角なのは日本のどこで区切れるか」っていうのをやっていた。確か、富山の県内で俵型と三角に分かれてたんじゃなかったかな。中身も、白い酢飯かまぜ寿司か・・・でまた違いがあった。私は転勤族の妻なので、いろんな土地で違いを発見する事があるのだけど、そういうのはすごく面白い。週末は自宅のメンテナンス。あと少ししたら出発で、夜通しのドライブである。メンテナンス中は危険もあるので、ほっちとあっちは私の実家で途中下車してじじ、ばばの所に泊まる。あっちは親と離れて泊まるのは初めて。話を聞いて最初は「いやだぁ~~」と泣いたけど、「あれぇ、お父さんとお母さんと一緒じゃないと寝れないなら、幼稚園のお泊まりキャンプ、参加できないねぇ・・・」と言ったら「あ、大丈夫。泊まれる」とピタッと泣きやんだ(笑)。今住んでいる町から自宅へは数百キロ。一路、東へ。何時間かかるのかしら。実は車で帰るのは初めてなので、ちょっと不安ですが、途中のS.Aでその土地土地の物を食べるのを楽しみにしつつ・・・では、行って来ま~す。皆様、良い週末を
2008年05月30日
今時めずらしく子供の数が多いうちの近所。異年令入り乱れて、毎日走り回って遊んでいて、ほっちにとっては何よりの社会性訓練の場。・・・・その分トラブルは多いけどさ友達が友達を呼び、最近は遠くから自転車で来る子もいてちょっとしたたまり場状態。時々私もドッヂボールや長なわを一緒にやる。すると、3日後くらいに足腰に来るでも、一緒に遊ぶと集団の中のほっちの問題点が良く解るし、最近の子供社会がかいま見えて面白い。今も元気な声(っつーか騒がしい)が聞こえている。で・・・グループ分けをするとき、じゃんけんじゃなくて「グー」と「パー」で分ける時ありますよね?私が子供のころは、「グーパー、じゃん!」か「グーパー、ジャス!」でした。この地域は、「グッとパーで~合~わ~せ!」 って言うんです。で、合うと、 「合っちゃった!!」 というおまけつき。かわい~い!みなさんの地域では何て言うのでしょう??
2008年05月29日
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先日車のFMから流れてきた曲で、すごく耳に残ったフレーズがあった。 Count what you have now, Don't count what you don't have. 竹内まりやさんの曲。すっごく心にすーっっと入ってきた。本当にそうだよなぁ。運転しながら「おぅ、そうそう。そうだよ」と口に出してた。おっさんみたい(笑)無い物を数えてたらキリが無い。ここにはもうたくさんの物がある。充分、充分 (^^)
2008年05月27日
ほっちの学年はどうやら、ちょっと荒れているらしい。「荒れている」と言うか、元気な野生児が多くて、それがちょっと度を越していて、学力も平均より劣る子が多いそうだ。で、今年の4年生の担任チームはベテランぞろい。ほっちのクラスは、50行ってるか行ってないかの女性の先生。「ひとりひとりをしっかり見てくれる」と評判は良い。でも、家庭訪問の時に開口一番、「ほっちちゃんは、本当に良く出来る子で、引き継ぎが無かったら、気がつかないくらいですよ~」と仰った。「それでも家では荒れたり、手を焼くことも多くて。お友達とのトラブルも多いですし。対応と言うか・・・」「その辺は私も勉強しておりますので、大丈夫です」。う~ん・・・「ほっちちゃんが頭が痛いと言っているので迎えに」と電話が来た事があった。その日は遠足の前日。いつものように「班長」に自分から立候補したものの、やっぱり少し不安があって、身体に出たらしい。昔から、学校の行事や家族のイベントがあると熱が出たり吐いたりする。担任は「頭が痛くてなにも出来ないって言う割に、本を読んでたりするんですよね~。大丈夫じゃん、って言ったんですけど、帰りたいって言うので」と言った。う~ん・・・その後も会う度「しっかりやってますよ~、大丈夫ですよ~」。そう言われると、ほっちの事をそれ以上言いづらくなってしまって、サポートブックも出すタイミングを逃してしまっていた。誉める時は誉めてくれて、とても感じの良い先生なんだけど。先日の臨床心理士の先生との面談で、その事を相談してみると「わかった。私から、その辺りはうまく話しておくわ!」と言ってくれて、すぐ伝えて下さったのだろう、次の日に電話が来た。「臨床心理士の先生から色々とアドバイスをもらって、ほっちちゃんに解りやすい指導法などもお聞きしました。私も気づかない部分が色々あると思いますので、何でもおっしゃって下さいね。でもね、ほっちちゃんは本当に積極的ですし、頭の回転も速いですし、 私は何も困って無いんですよ~」そうか。ずっと感じてた違和感の原因はこれだったか。「大丈夫ですよ~」は「私は大丈夫」って事だったのね。でも今回、臨床心理士の先生から話を聞いて「ほっちは支援の必要な子」という事が再認識できたみたい。専門家に間に立ってもらうと、やっぱり違う。ありがとう~、臨床心理士の先生~~
2008年05月23日
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午前中はクリニックでペアレント・トレーニング、午後は小学校で臨床心理士の先生と面談だった。で、感じたのは「立場が変われば意見も変わる」って事。ペアトレの先生は、本も書かれたケースワーカー。医者である主治医。臨床心理士の先生。最近急激に落ち着いてきているほっちだが、どうしても何回言っても解ってくれないのが「物」と「お金」。その価値の概念が、彼女にはどうしても解ってもらえない。今日もその事を3人の先生にそれぞれ聞いてきた。ケースワーカーの先生は「どうしなくてはいけないかを説明して、それが出来たら誉める、それに反した時はペナルティを与える方法で」と言った。主治医は「難しい問題ですね・・・これをしたら治るっていうのが思いあたりません。繰り返し諭すしかないのかな。すみません」と言った。で、臨床心理士の先生。「お母さん、ほっちちゃんがお金を盗った時何て言った?」「お父さんが一生懸命働いてもらったお金なんだよ、大事に しなくちゃいけない、盗ってはいけないと諭しました。 お小遣いは私が管理する事にして、欲しい物があったらお母さんに 言いなさいと言いました」すると即座に「長い!」と一喝された(苦笑)。「それじゃ、ほっちちゃんの頭に入らないわよ。だからまた盗ったのよ。 で、お母さんはほっちちゃんが欲しい物の相談に来たらどう答える?」「一緒にお父さんに買っていいか聞いてみようねと言うかな~」これまた即座に「じゃ、お母さんに言っても買ってもらえるか解らないわけね?」うう・・・そうですね・・・「それじゃ、聞かないよね。お金盗ってでも欲しいと思っちゃうよね」ああ、その通りでございますね・・・。「何度言っても解ってくれない」と思ってたけど「何度も言うから解ってくれない」だったのね(涙)物やお金にだらしないからこそ物やお金を制限してたんだけど、それじゃ満たされる時がないよなぁ。満たされなければ、埋めようとするわなぁ。そのあとに先生は非常に明解にこう仰った。「まず、お金を盗るのはやめる!とはっきり言いわたす。その上で、これくらいだったら自由にしていいな、という額を決めて、その使い道に関しては文句を言わない。お小遣いでまかなえない物は、制限を決めて買ってあげるようにする。例えば、高額の物はお誕生日とクリスマス、許容範囲内の額だったら1か月に一回約束が守れた時、とか。ほっちちゃんのようなタイプのお子さんには、いつだったら買ってもらえる、という見通しをしっかり立ててあげることが大事」頭の中の雲が晴れてゆく~。でも、ケースワーカーの先生や主治医の先生の意見が間違ってるって事では決して無いと思う。ケースワーカーの先生は、子供自身の成長を促す視点からの意見。主治医の先生は「治療方法」っていう医学的見地からの意見。そして、臨床心理士の先生は親としてどう対処するか、という視点からの意見。帰ってくる答えは立場、見方によって違う。結局大事なのは、どれが自分の子に合っていて自分がどれに共感できるかって事なんだなって感じた。一日に3人の先生と接する事でそれが解ったのは、すごい収穫だった。いろいろな情報が入ってくる時代だけど、これでもう惑わされないぞ~。
2008年05月21日
連休最終日。結局ノープランだった連休だが、さすがにどこも行かないのは子供達がかわいそうなので農業公園と言う所へ行ってみた。湖やお花畑、遊具もあるし、なにしろ入場無料というのが良い。「農業」公園だけあって、併設のバイキングレストランは地元の農産物をふんだんに使っている。和食中心で、かぼちゃの煮物、竜田揚げ、なすの煮びたし、セロリの甘酢付け・・・40種類くらいのお料理があって、どれもおいしい~~!!ちょこちょこと、たくさん頂きました。炊き立てご飯はぴかぴかで、ほっちは「おいしい!!」とたくあんだけで2杯食べた(最近ほっちは良く食べる)。あっちはしぼりたて牛乳をいたく気に入って3杯も飲んだよ。腹12分目くらい食べたのに、「おえっぷ」って感じが無いというか、胃がもたれる感じがしないのはさすが和食だなぁ~と思った。帰りに併設市場で新鮮野菜をお買い物。1日で5000円も使ってないのに、すごく贅沢した気分の休日だった~
2008年05月06日
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意地っ張りな私達夫婦、「携帯電話」が間をとりもって会話が戻った。便利な時代になったものである。(ご心配下さった皆さん、本当にありがとうございました)旦那さんから来た返信メール。父親の気持ち。パパごころ。世のご主人方の声を代弁している・・・とまでは言わないけど、こんな風に思っている旦那さんは多いのかもしれない。あなたの旦那さんも。 「子供の障碍は、ショックと言う訳ではないけど、 認めたくない部分はあったかもしれない。 普段はほとんど普通だから。 普通の子、と思っているから怒鳴ってしまうのかな。 なんでこんなにほっちに当たってしまうのかは 実はよく解らないんだけど、ペア・トレに出て 他のお母さん達の話を聞いて、母親はみんな苦労して いるんだなと思った。 父親としてどう向き合ったらいいか質問してみたら 『遊んであげてればいいんです』って言われたよ。 母親が一生懸命やってるのは解るけど、そればっかりだと 家に帰ってきても楽しくないし、うちの子は こういう子なんだ、って思わないと、自分も しんどいだろう。 ペア・トレで学んだのは、とにかく褒める、って事。 実際思わなくても、気持ちがこもってなくても 好ましい事をしたら褒める!だって。 早速実践しようと思う」ペア・トレの日に用事があってよかった~。じゃなかったら旦那さんに出てもらえなかったし。彼にとって、よい刺激になったみたい。やっぱり、パパに「外に出てもらう」っていうのはすごく大事だと思った。 ***********************本屋で見つけた、「パパ・BOOK」。パパに対する子供の気持ち、ママの気持ち、そしてパパ自身の声が書かれている。このタイミング。私に「パパごころ」を勉強しろ、と言っているのかしら~。で、買いました。
2008年05月03日
相変わらず旦那さんとは、事務的連絡事項以外口をきいていないのだけど。うちの夫婦なんかのケンカごときに、皆さんが一緒になって考えてくれたり、共感してくれたり、アドバイスを下さる事のなんと嬉しい事か。すご~く心に染みてくる。本当に有難うございます。今日はあっちの親子遠足だったので、一緒に旦那さんのお弁当を作ってテーブルに置いておいた。帰ってきたら無かったので、ちゃんと持って行ったらしい。今日はほっちの主治医のクリニックで「ペアレント・トレーニング」のある日。遠足の付き添いで私は参加できず、欠席は不可な為、元々彼が行く事になってはいたのだが、冷戦状態の中、旦那さんが出席した。テーブルの上に無造作に置かれたファイルには、資料の上にたくさんのメモ書き。一応しっかり聞いてきたらしい。どんな感想を持ったんだろう。真摯に子供の障碍と向き合って、学ぼうという姿勢のお母さん達に囲まれて、何を話したんだろう。会話が復活したら、まっ先に聞いてみたい。というか、会話復活の糸口にしようか。ゴールデンウィークだしね。 ・・・ペアレントトレーニングに関しては、また後日。
2008年04月30日
前回の日記で、世の男性ブロガーの方達を敵に回してしまったような感があるが、これはあくまでもうちの旦那さんへの愚痴ですから。私が遊びに行かせてもらっているパパさんブロガーの方達は、本当に、羨ましいほど出来ている方が多くって、そういう方を基準にしちゃうから余計いけないんだろうなぁ。でも、「そういう風であって欲しい」って思っちゃうよなぁ。旦那さんとはずっと口をきいていない。相手がまったく「丸無視」なので、バカバカしくて私も特に口をきいていない。驚くのは、口をきかなくても生活ができている事。思わぬ効果なのだが、嫁のみならず娘からも嫌われては困るからか、恐ろしくほっちとあっちをかわいがっている。かいがいしく面倒を見て、かわいいメモ帳をプレゼントしたりなんかしている。しかし、一冊。ほっちにだけ。それに気付いたあっちは、当然号泣。まったく・・・不器用だなぁ・・・。具合が悪い。吐き気とめまい。これは心理的なものか?それとも、昨日ほっちとあっちを連れてった海で、強風に吹かれて風邪をひいたか?誰?!プチ更年期とか言ってる人!!・・・でも、否定できないお年頃(涙)
2008年04月28日
うちの旦那さんは「少年の心」を持っています。子供達と同レベルで遊べます。子供だからって手加減したり、媚売ったりしません。そのせいか、近所の子供達にも好かれています。もちろん、ほっちとあっちも「お父さん大好き」です。しかし。子供達にとっては「良いパパ」であっても、「良い旦那」かと言うとそれは別問題。「少年の心を持っている」と書くと聞こえはいいが、裏を返せば「大人になりきっていない」という事。遊んでいたお友達を送って行ったほっちがなかなか帰ってこないので、私が探しに行った。旦那さんはず~っとテレビを観ている。しばらく探したけど見当たらないし、当ても無く探していてもしょうがないので一度家に戻ると「あれ、ほっちに会わなかった?」と旦那さん。帰ってきたので「遅い!!お母さんが探しに行ったんだぞ!お前、お母さん探して来い!」と怒鳴ったんだと言う。なんでそんな余計な事を!!頭にきて「暗くなっているのに、なんでまた外へ行かせるの?!」と言いながらまた探しに出ようとする私に「だいじょ~ぶだよ~」と不機嫌そうな声。大丈夫じゃないよ。ほっちが今まで何度も行方不明になったのを知っているでしょう?慌ててまた外へ探しに行ったけど、一向に見当たらない。どんどん暗くなってくる。不安になってくる。『お母さんを探して来い』なんて、そんな曖昧な指示で、ほっちは何を思っただろう。どこを歩いているんだろう。旦那さんに対する思いが、胸の中で鉛みたいになる。まっくらになってきてさすがにまずいと思ったのか旦那さんも探しに出て、結局、7時を回った頃に旦那さんに連れられて帰ってきた。お母さんが見つからないから家に帰れないと思ったほっちは、マンションの植え込みの近くで膝を抱えていたという。ほっちの気持ちを思うと胸が痛くなる。とんちんかんな事に、旦那さんはほっちに「お母さんに謝れ」とか言っている!頭の中で「プチッ」と音が。「いいんだよ、ほっち。見つかって本当に良かった。暗くなってるのにまた外に行かせたお父さんが悪い!」すると旦那さんも「プチッ」と来たらしく、「お前がほっちに友達を送らせるのが悪いんだろう!!いつもいつも俺が悪いみたいに言いやがってぇ~~!!」は?そこですか?これは俗に言う、逆ギレ?若い頃は少年ぽいところが彼の良さでもあったけど、さすがに20年たってもそのままでは、大人として成長していないと感じてしまう。子供と同じ感覚で遊びを楽しめるのはすごく素敵な事だとは思う。でも、それは自分の気が向いてる時だけ。自分がしている事を邪魔されたりすると「うるせぇ~!」となる。ほっちは特に目をかけ手をかけてあげなくてはいけない事が多い子。私ひとりで全部やるのは本当にしんどい。お笑い番組見てる時間があったら、ひとつでも本を読んで障碍の勉強をして欲しい。どう言う言い方をすればほっちが解りやすいのかを考えて欲しい。子供が一緒に居る時は、子供優先であってほしい。こういう事を時々言ってうっとうしく感じてる私への不満を子供に向けないで欲しい。でもやっぱり、ほっちとあっちは「お父さん大好き」なんだよ。一人で怒って出て行ったお父さんに「お父さん、どこ行ったの?帰って来なかったら嫌だ~」ってあっちは泣いてたんだよ。もちろん、私だって親として出来てない事はたくさんある。だからこそ、一緒にやって欲しいんだよ。悲しいなぁ。
2008年04月26日
発達障害で「ある時急に、憑きものが取れたみたいに楽になった」とか「高学年になって、急に成長した」という話はよく聞く。ほっちの場合、憑きものはまだ取れてはいないようだが、成長を感じる事が最近けっこう良くある。朝、何回か声をかければ起きてくるようになったり、朝の一連の身支度の流れがひとりで出来るようになったり。気持ちの切り替えがずいぶん出来るようになったり。一番成長を感じるのが言葉の面。ほっちは言葉の遅れは無くて、小さい頃からよく喋った。でも「喋ってる」だけ。会話になっていなかったり、喋っている事自体が意味をなしてなかったり。突然、話が沖縄から北海道くらい飛んだりね。それが最近はずいぶん相互会話が続くようになってきた。ことわざを使ったり、比喩的表現も理解する事が増えた。夕食の時「家庭訪問で先生が『ほっちちゃんの部屋を見せて下さい』って言ったらどうする~~?」と聞いた(成長したけど生理整頓だけはやっぱり苦手。ほっちの部屋はごちゃごちゃです)。するとほっち、眉を八の字にした笑顔を作り、「 『ちょっと事情がありまして~』 ・・・って断ればいいんじゃない?」と言った。以前なら「そしたら困る~~~!!」とパニクるか、「無理!!」と怒るかだったと思うけど。成長したなぁ~と、大笑いしながら思った
2008年04月16日
昨日、残業の旦那さんを待ちながらテレビをつけてたら、女手ひとつで男の子(低学年くらいかな)を育てているお母さんが空手をやっている息子にすごいところを見せようと、「板の30枚連続割り」をする、という番組をやっていた。もちろん、お母さんは空手は素人。でも「子供に頑張る力を見せたい」と、拳やすねを板にぶつけては痛さで顔をゆがませながら特訓を受ける。板は何回かに一度割れる程度。皆が無理だと思う中、本番ではなんと30枚割り成功!!板を割っていくにつれ、お母さんの表情が鬼気迫る感じになってきて見ている私も拳を握りしめていた。このお母さん、すごい!!レポーターが感動の涙をこらえながら番組をまとめたとたん、それまで表情を変えなかった息子君が突然泣き出した。「何泣いてるの~」と聞くお母さんに、「わかんない~、なんで泣くのかわかんない~~、うわ~~~ん」と叫びながら。頑張るお母さんの姿に何かを感じて、心が動いたんだろうな *********************ほっちがまだ3歳くらいの頃だったか。仕事で1ヶ月出張に行っていた旦那さんが突然、「休みが取れた」と帰ってきた時のこと。思いがけず現れた大好きなお父さんに、ほっちの目はまん丸。しばらく固まった後「おとーさん!おとーさんだ、わははー」と笑いながら、目には涙。しばらく「わははー、わははー」と笑顔でくるくる回りながら泣いてたっけ ***********************番組進行役の、西田敏行さん号泣。私も号泣。人の感情はもちろん自分の感情も認識するのが苦手なほっち。「悲しくないのに出る涙」の意味が解る日がいつか来るかな。このお母さんを見て、口でやかましく言うだけでなく、自分の身体を使って子供に何かを伝えようと私はしているだろうか、と思った。まだまだ、精進が足りないなぁ。
2008年04月12日
新学期開始!仲良しのお友達とクラスが別れてしまってガックリしていたけど、やる気もマンマンで快調な出だし。夕方、教務主任から子供会の事で電話があった。特別支援コーディネーターも兼ねている先生で、発達相談窓口を教えて下さったり、スクールカウンセラーと連絡を取って下さったりお世話になったので、最後に一言お礼を言っておいた。「昨年は先生には本当に色々お世話になりまして、有難うございました」すると彼女は少しの間の後、こうのたまった。「あら・・・ほほほ・・・そうでしたっけ?」「はい、ほっちの事でいろいろと」「あ、ほっちちゃん・・・ね・・・」 う~~~~~~む。『そうでしたっけ?』とは「そんなお世話と言う程の事ではない」とか「気を使わないで」って意味でおっしゃったのかもしれない。少し間が空いたのも、意味はないのかもしれない。でも。もし、ほっちの事を忘れてたんだとしたら。『配慮の必要な子』として頭にないんだったら。 許さんその年度が終わったらリセット、なのだろうか。早く新年度版のサポートブック持っていかなきゃ。
2008年04月09日
「奇跡の脳ミステリー」という番組、見ました?脳科学者の茂木健一郎さんが司会で、以前にも確か茂木さんが司会の同じような番組があったんだけどとっても興味深かったので今回も見てみた。茂木さんて、他の番組の司会もされているけど、飄々とした感じが良い人オーラを出してて、けっこう好き。今日の番組の中で、見るもの、聴く音、すべてに味がしてしまう・・・という男性の話があった。「共感覚」というそうなのだけど、普通は別々に動く「視覚」「聴覚」「味覚」が同時に動いてしまうからだそう。そのせいで、男性は今までとても辛い人生を歩んできたそうだ。訴えても誰も信じてくれない。周りに溢れる色や音の洪水の中で、生活する事自体がつらい。周りの人が自分とは違うんだという事に気付いてからは、共感覚の事は親にさえも一切口にせず、一人で耐えて生活してきた。MRIの画像で、彼の脳では音を聴いた時と物を食べた時に動く部分が実際に同時に動いている事が照明されたのだけど、それが解った時の、彼の本当に嬉しそうな表情が印象的だった。そのビデオを見た後のスタジオトークで茂木さんが「子供の頃はみな共感覚と同じような感覚を持っているが大人になると消えていく。彼はそれが残っているという事。味というのはレアなケースだけど、数字や文字を見ると色が見えるという人は結構たくさんいる」と言っていた。アスペルガーの人達にも良く聞く話だなぁ、と思って見ていると、ゲストの一人が「治療法って無いんですか」と質問した。そこへ間髪入れず茂木さんが「これは病気じゃないんです。自然にそうなってしまう、それは個性。だから治すとかそういう問題ではない。」と言った。「みな違っていい、個性なんですから。みな違った脳を持っていて、それぞれ得手不得手がある。自分たちが得意な事を持ち寄って補い合う、そういう社会になればいいんです」と彼は続けた。聞いていて、なぜか涙が出てきた。ほんと、そうだよなぁ~。その他に「無限の記憶を持つ男」の話も。これも「共感覚」と関係があって、彼は全ての感覚が繋がってしまって同時に動いてしまうそうだ。見るものに色や匂い、重さ、質感まで感じ身体全体で物事を記憶しているらしい。でも。彼は並んでいる「数字」「文字」自体は記憶はできるけど、その数字の規則性、その文字が作り出している文章の意味は解らない。人の顔が覚えられない。・・・どっかで聞いた話だ・・・全て覚えている=忘れる事が出来ない。・・・これも、良く聞く。茂木さんの話。「忘れる事が出来ないというのも、また辛い。人間は忘れる事ができるから生活してゆけるという部分もある。細かい部分まで全て記憶してしまうが故に記憶の編集が出来ない、大雑把な「意味」としての記憶ができない。」これは自閉の特徴そのものではないか。「発達障害は脳自体には問題はないんだが、その機能がつながっていない」という説明を読んだ事があるけど、このテレビをみると、そうじゃなくて、機能が繋がりっぱなしで別々に動けないって事も言えるんじゃないかと思った。番組の最後に「脳がいかに可能性を秘めていて、その中に個性を持って・・・っていうのを考えているだけで、楽しくなってきません~?」と茂木さんが言っていたが、まったくもって同感。深い。脳は深い!まさにミステリー。あ~、今回もおもしろかった。次回この番組があったら、ぜひ発達障害も取り上げて欲しい。意見送ろうかな。それにしても、一度ほっちの脳のMRI画像も見てみたいものである。
2008年03月28日
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私は「夜」に強い。あ、今変な意味で想像したでしょ。そーゆー意味では無い。「夜型人間」なのである。一人暮らしをしていた頃は夜通し音楽に浸ったり本を読んだり、ぼ~っと現実逃避したり。それは自分にとって昼間の自分をリセットして明日への切り替えをするすごく大切な時間だった。結婚して子供も出来て、なかなかひとりで夜を楽しめる事もできなくなった。そもそも、旦那さんがいる限り「一人」になるのは不可能。おまけにほっちが誕生した瞬間から、そんなまったりした時間を過ごすのはもっと不可能になった。自分をリセットする暇も無く、自分を見失うほどバタバタした毎日ばかり。おとといから旦那さんが持ち家のメンテナンスの為に家を空けている。「ひとりじゃつまらん」と、あっちを連れて行った。(公共の場所に連れて行きやすいのは当然あっち)ほっちと私。二人きり。春休みに入ってから、ほっちに対してカリカリしていたが、これが、思いがけず良い空気。ペースを乱される相手がいないからか、驚くほどほっちは穏やか。「ご飯、おいしいねぇ~」「一緒に寝ていい?」「おかあさん、お風呂で洗って」自分の気持ちを、自分からたくさん話す。「何考えてるか解らない」って思う事が多かったけど、私が聞こうとしてなかっただけだったのかな。昨日の昼間は、春の日差しの中ふたりで読書三昧。(ほっちは本が大好き。3年生でも多読賞ダントツ1位でした)音楽とページをめくる音だけ。普段考えられないほどのゆったりした時間。ほっちと二人の時間がこんなふうに過ぎるなんて、発見だなぁ。今夜は久しぶりに夜更かしをしている。ミルクティーを飲みながら観たかった映画を観て。(「サヨナラCOLOR」竹中直人・原田知世主演)好きな音楽かけて、ネットをじっくり見て。心がまる~くなる。ほっちって、環境の影響を受けやすい子なんだって改めて認識。悪いのはほっちじゃないんだ。毎日の環境に配慮してあげれば、こんなに穏やかに毎日送れるんだ。また「目覚め」た (そう、「目覚めの三月」なのである)。そしてもう一つ目覚めた事。「亭主元気で留守がいい」・・・お後がよろしいようで。
2008年03月26日
ほっち、3年生終了~~!!成績はまぁ、そこそこ。頑張ったね。若くてエネルギー満タンの先生の下、団結力のあるクラスでほっちは勉強以外の事もたくさん学んだ。「集団の中でのコミュニケーション」をたくさん体験できた1年だったと思う。4年生ともなると、回りの成長スピードも上がる。「友達関係はちょっと心配ですね。特に最初の4月は」と先生もおっしゃっていたけど、これから色々たいへんな事もあるのだろうな。ま、いろいろ考えていてもしかたない。春休みはゆっくりしよう。私も、今年度の仕事が全て終わった。9年ぶりの社会復帰。がんばったぞ、私!!最後のレッスンが終わって片付けをしていると、背後に人の気配。見ると、女の子が背中から「ぴとっ」と張り付いてきた。口数が少なくて、でもいつもニコニコ参加してくれていた子。私の腰に手を回して何も言わずじーっとしている。そのうちに・・・声を殺して泣き始めた。私も涙が出そうになった。年長のクラスの子達とは、これでお別れ。もうすぐ1年生だね。いろんな経験をして、いろんな物を見て、でも、今のままのまっさらな心忘れないでね。がんばれ。応援しているよ。君達の未来が明るい物になるように、私達大人もがんばるよ。
2008年03月24日
ほっちは衝動性がとっても強い。「ちょっと考えが変わってる」とか「変な動きをする」とか、そんな事はあまり気にならないのだがすぐカーっとなって相手を口撃するところや怒鳴ったりするところは、いくら大事な娘でも好きになれない。毎日毎日、「なぜに?」と思うような些細な事で怒鳴りまくられたりすると、本気で憎くなる時もある。頼んでいた生協の品物を取りに行くのを忘れていて今、慌てて取って来た。袋いっぱいの品物。横を通りかかったほっちが、「うわ~、いっぱいだね。 重かったでしょう?」と言った。それだけ。それだけです。でも、嬉しかったから書きました。
2008年03月18日
「高野寛」さんの名前を先日ネットのエンターテインメントニュースで久しぶりに見つけた。元YMOの高橋幸弘さんとバンドを組むと言う。ボーカルは、原田知世さん。実はデビューからの知世ちゃんファンなのである。美容院に雑誌の切り抜き持って「同じ髪型にして下さい」なんて言ったっけ。YMOの全盛期もリアルタイムで体験してるし、高野寛さんも大好きだったし、私にとって期待大のニュースである。(歳がバレルね)高野寛さんと言えば「ベステン・ダンク」や「虹の都へ」が流行った。昔、良く聴いたなぁ~。CMソングにもなってたし。当時の私のお気に入りに「目覚めの三月」という曲がある。なんとなく幻想的というか、不思議な感覚のするギターのリフが繰り返されるのが印象的な曲。間もなく新しい年度になる。今年は、9年ぶりに社会復帰をした。私にとってはもちろん、思いがけず学童保育に断られた為一人でお留守番をする事になったほっちにとっても挑戦の年だった。ほっちはすっごく頑張った。でも、いろいろと事件や心配な事が起こり、結局来年度の契約は週1回、ほっちとあっちが学校や園に行っている間の時間のみとした。仕事にも慣れて、もっとたくさん働きたい気持ちもある。残念な気持ちが無いと言ったら嘘になるけど、でも、やっぱり今自分にとって何が一番大切かが見えて来た気もする。最近、仕事で福祉のNPOの方と知り合う機会があり、その方にほっちの事を話した関係で、NPOが行っている勉強会に誘って頂いた。色々と助言も頂いている。同じ子供会に発達障害の子が居る事がわかり、お母さんに話しかけてみたら「親の会」の存在を教えてもらえた。(市では「ありません」って言ってたのに!!)そのお母さん繋がりで、なんとほっちと同じクラスにアスペの子がいる事が判明。今度、母親同士で会う事になった。ほっちの主治医のクリニックから「ペアレントトレーニングの講座を開始します」という知らせが来た。今まで何でも自分ひとりでなんとかしようと思ってたけど、「助けて下さい」って声を上げたらトントントン、と状況が動いた。今まで悶々と、ひとりで何やってたんだろう。これから自分がやらなきゃいけない事、やりたい事、色んな事が見えて来た。まさに「目覚めの三月」だ。「目覚めの三月」を聴きながら、気合を入れる。 *******************「目覚めの三月」を聞いてみたい方はこちらからどうぞ♪ネットで検索してたら、こんなのも見つけました(こちら)。最近の曲のようです。「確かな光」と言う曲がとっても良い!!癒される曲です^^(ほっち&あっちは「おさるのナターシャ」で踊っています)
2008年03月10日
娘二人なのに、お雛様がない我が家。実家から持ってきた7段飾りはマンション暮らしで飾る場所が無く、小型のお雛様を買おう買おうと思いながら早9年。じゃ、自分で作ろうと、地元の文化センターで作りました。ひょうたんと木の玉で出来ています。なかなかかわいいでしょ、ね、ねっ?世の娘たちが皆、幸せにすくすく育ちますように!!
2008年03月03日
1ヶ月程前からほっちが「踵が痛い」と言う。ほっちは痛みに関して敏感すぎるところがあって(つまり大げさ)、痛いという割りには走りまわっているので放っておいたのだが、ここ2、3日つま先でひょこひょこ歩いているので、さすがにおかしいと思い受診した。結果は「踵骨骨端症」。すごい名前だけど、平たく言うと「成長痛」。子供はまだ骨の成長が未熟で、動きの激しさに骨がついてゆけないと、炎症を起こすのだそうだ。安静にしているしかしょうがないらしい。「安静」、ほっちには、それが一番難しい・・・ほっちは、障害児医療費控除証を頂いていて、有り難く使わせて頂いている。受診後、先生がまだほっちもいる診察室ででかい声でこうおっしゃった。「で、障害って、何の障害?」せ、先生~~~~。ほっちが看護士さんとお話している隙に、小声で「自閉です」と答えると、これまたでかい声で、「ああ、自閉症ね~」せ、先生ってば!!すかさずほっちが「え、何、なになに?」。看護士さんが「他にどこか痛いところは無いかなって聞いたのよ」とかわしてくれた。看護士さんの方がよっぽど空気読んでる。ほっちがリハビリ室へ移動したのを見計らって「先生、うちの子、自閉ですけど知的遅れのないタイプで会話は普通に理解します。本人への告知はまだなので。」と言うと、「あ、そうなんだ・・・」と申し訳ない表情。人の良い先生なので、その後もリハビリ室へ来て次の診察の説明を懇切丁寧にしてくれたり、ほっちにニコニコ話しかけたりしてくれて『悪かったねぇ~』アピールをしてくれた(笑)「自閉症」と聞いて、いわゆる昔からのイメージを思い浮かべたのだろう。私も、ほっちの診断が下りるまでは自閉症について古い知識しかなかった。「先生」と言われる人でも(ましてや「医者」なのに)、誤った知識を持っている人がまだまだ多いんだなぁ・・・。*************************今年大学に入って、教職課程を取っている姪っ子。「先生」になるため、日々成長中。ほっちやあっちを連れて遊びに行ってくれたり、ほっちの摩訶不思議な行動にも根気強く、でも自然体で接してくれる子だ。進級するにあたって、専門課程を何にするか迷っていたようだが、「特別支援教育を専攻する事にした」と連絡が来た。姪っ子の母、つまり私の姉は特別支援教員歴20年。姉の後姿をちゃんと見ていたんだな、と思うと叔母としてとても嬉しいし、発達障害の子を持つ親として若い専門家が育って行く事も嬉しい。がんばれ、姪っ子!!素敵な「先生」になるんだよ。
2008年02月29日
お友達のブログつながりで、こんなホームページを見つけました。「フリー」となっていますので、ご紹介させていただきます。http://www.geocities.jp/a_kuma_illustration/小さいお子さん向けかなと思いますが、視覚優位のほっちにも役立ちそうなものがあるぞ!
2008年02月25日
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おやつの時間。ほっち 「このおせんべい、固~い」母 「固い物は頭にいいんだって。たくさん噛むと脳が たくさん動いて、勉強が良く解るようになって 学校でたくさん手が挙げられるよ~」ほっち 「大丈夫。今でも挙げとるよ。 解らんでも、挙げとるよ」外は北風。ぴゅぅ~~~~・・・・・・・・・・
次女、あっち・5歳。しかしながら、精神年齢では長女・ほっち9歳を軽く越える(発達検査でのほっちの社会性年齢は5歳だったし)。一言で言えば、おませ。それもかなりの。しっかり者。朝、牛乳が切れている事に気付いた。ほっちはまだぐーぐー寝ている。そこで、ふと、既に起きていたあっちに「おつかい、行ってみる?」私は、テレビの「はじめてのおつかい」が大好き。子供達は無条件でかわいいし、頑張っている姿に胸が熱くなる。ほっちとあっちも好きで、年に何回かの放送は楽しみに見ている。「おつかい、行く!」とやる気マンマンのあっち。家の前の道をまっすぐ行って角を曲がればコンビニ。いつも行っているから道は解っているし、あっちなら大丈夫だろう。「あっち、牛乳は種類があるから、普通の牛乳を買うんだよ。レジで、『これは普通の牛乳ですか』って聞くんだよ。」「わかった!」鼻の穴を膨らませて出発。が、ほどなく手ぶらで帰ってきて「牛乳はあったんだけど、牛さんの牛乳が無かった・・・」。あぁ、そうか!うちは生協を取っていて、いつも牛乳は牛の絵が描いてあるんだった。「もう1回行く?」「行く!」次は牛乳を手に、意気揚々と帰ってきた。が、その牛乳には「低脂肪乳」の文字。「お母さん、これ、違うじゃん」と言うほっちに「そうなんだけど、言うとあっちががっかりするからね。オッケーって事にしてあげようね」って小声で言うと「そうだね。誉めておこう」と小声でほっち。おませなあっちは、プライドが邪魔をして「これ、普通の牛乳ですか」って聞けなかったらしい。おませだが、そこはやっぱり5歳なのであった。がんばったね、あっち。そして、あっちの間違いをとがめずに誉めてあげたほっち、お姉さんになったね。牛乳、美味しかった!
2008年02月23日
ほっちは4月から4年生。定型発達の子でも難しくなるお年頃。ほっちも御多分にもれず、益々難しくなってきた。もともと難しいっつーのに、ややこしいったらありゃしない。解っているのに出来ない自分。なんとなくみんなから浮いてしまう自分。すぐ「怒り」の感情が出てしまう自分。それをコントロール出来ない自分。彼女の葛藤のはけ口は家族に向けられる。一番しんどいのは彼女だと解ってるけど、こっちもしんどい。つい口調がきつくなって、益々怒り爆発のほっち。悪循環。ほっちは外で頑張ってるストレスが家で噴出すタイプなので、内と外のギャップが激しい。周りのお母さん達も「ほっちちゃんのどの辺が障害なの?」って言う。でも、家では大変なんだよ~。担任の先生はどんな事でも熱意を持って対応してくれる。以前「家では大変なんですよ。最近は親の言う事は素直に聞けないらしくて、ますます対応が難しくってねー」とこぼしたのを覚えていてくれて、「今度スクールカウンセラーの巡回があるんです。ほっちちゃんの様子を見てもらおうと思います。その上でお母さんが色々相談なさってみては」とTELをくれた。ああ、これで何かあったらすがれる場所が増える、と嬉しかった。でも後日、特別支援担当の教務主任がTELをくれた。そのカウンセラーの先生は「学校では少々おせっかいな所が見られますが、他は特に問題は見られません。当面急いでケアの必要はないでしょう」と言ったそうだ。教務主任が「ほっちちゃんは悪気無くやっているのでそれを解ってあげて下さいとの事です。お母さんも少しおおらかな気持ちで見てあげては。ほっちちゃん、とっても良い子ですよ」とおっしゃった。『子どもに必要以上に厳しく当たる母。だから子供が家で荒れる』と思われてる雰囲気が感じられた。私かい!問題は「おおらかに見ることの出来ない私」かい!!でも否定できない・・・(泣)ほっちは良い子です。それは私が一番良く解ってますよ。今日も、昨日自分でたてた勉強の計画がうまく終わらない事に「お母さんが悪い」「出て行け」「うるさい」とパニック。なだめ、すかし、おだて(でも、ちょっと怒鳴ったけど)無事終わったとたん、「ま、こんなもんよ」と満面の笑み。あなたのその単純さ、疲れるけど、好きよ~。こうやって、日々過ぎて行く。
2008年02月20日
早いもので、2008年も既に10日が過ぎた。遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m昨年末はど~~~んと大きなトラブルの爆弾が降って来て大変な思いをしたが、神のお慈悲か、そのトラブルの源が遠くへ飛んでいった。心穏やかに新年を迎えたが。がっっ。新年早々、車をぶつけ逃げされ賃貸に出している自宅の窓が割られた。修理代、いくらかかるんだろう・・・初詣に行っていない祟りだろうか。週末はお参りに行ってしっかり厄を落としてこよう。不穏な2008年スタートであるが、新学期の始まったほっちはすこぶる調子が良い。活力に満ちているというか、輝いているというか。すごく穏やかだし、宿題やら身の回りの事やら、言わなくても自分からやっている。それは単に冬休みの間にたっぷり休息を取ったからなだけかもしれないし、一度崩れはじめたら雪崩のように落ちる・・・という前例もあるが、とりあえず誉めまくっておこう。キーワードは『今年のほっちはちょっと違う』。年明けからこれを連発してやっている。「違っとらんわー」と言いながら、誇らしげなほっち(笑)。トラブルで明いた新年だけど、終わりには充実感をもっていられますように。皆様にとっても、ハッピーな1年になりますように。
2008年01月10日
2007年も残り僅か。今年も色々とあったなぁ・・・仕事を始めたせいで、いつにも増してバタバタと過ぎたような気がする。8年ぶりの社会復帰、一生懸命やったなぁと思う反面、家事や子供達にしっかり向き合えたかなと考えると反省する部分もある。でも、やってみないと判らないもの。やりながら修正していけばいいんだ。クリスマスにビッグニュースが飛び込んできた。年末に我が家に爆弾を落として行ったご近所さん。何と、突然ご主人の転勤が決まり、バタバタと引っ越して行った。あんな事があった直後に、ドラマのような展開である。言ってもらって良かった事、言われたからこそ改めて気付いた事もあるが、やっぱりかなりダメージを受けた私へのサンタさんのプレゼントなのだろうか。とりあえず、新年を控え心の錘のようなものは取れた。来年は、どんな年になるかな。楽しい事がいっぱいあるといいな。でも、大変な事もいっぱいあるんだろうな(泣)ブログを通して知り合った皆様。この1年、みなさんの日記からたくさんの事を知り、考え、学び、元気をもらい、癒しをもらいました。そして、私の日記を見に来てくださるという事に、たくさんの勇気をもらいました。本当にありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。良いお年を!2008年がみなさんにとって素晴らしい年になりますように^^
2007年12月31日
冬休みに入ってから、私の実家に来ている。孫の世話を喜んでするようなじーじばーばではなく、自分の生活のペースはあくまでも守り、高齢にもかかわらずどこへでも出かけていくハッスルじいさんばあさんなので、実家へ来たからといって私が子供から解放される・・・という事は全くないのだが、それでも家事を一人でやらなくて良い分、自由な時間が増えるのは嬉しい。今日は買い物がてら、クリスマスイルミネーションが有名な近くの街まで行ってみた。おとぎの国のような輝きにほっちもあっちも大喜び。「じーじのお家に来てるって、サンタさん判るかなぁ。サンタさん、ここに来なかったらどうしよう・・・」たいそう心配していたけど、今朝、プレゼントはちゃんと枕元にあった。サンタさんは何でも知っているんだよ~。みなさんも素敵なクリスマスを過ごされたでしょうか。メリークリスマス!! サンタさんのご加護か、びっくりするニュースが飛び込んで 来たのですが、それはまた次回。
2007年12月25日
夕食後ほっちが「皿洗いする」という。なんと!!ありがたい、やっていただきましょう。水遊びが好きなほっち。「楽しー、楽しー」と言いながら、けっこう上手にやっている。「終わったよ」と言われたので見ると、コップ、箸、鍋なんかはそのまま。「皿」だけがきちんと洗ってふせてあった。そーだよ、「皿洗い」だもん。「皿」が洗ってあれば、上等 (後から説明したら、自分で大ウケしてました)
2007年12月19日
親の財布からお金を抜いた。叱って、諭して、やっと理解してくれたかと思ったら海に行った帰りに寄った貝細工のお店から貝を持ち帰ってきてしまった。泣きながら叱り、お店に謝罪に行った。何度も、何度も、話をした。ずっと仲良くしていたお友達との仲がうまく行ってないようだ。仲間はずれにされたり、冷たくされている。先生も、クラスでも少し浮いた感じになり始めている事に気づいてくれていて、よく見てくれているという。色んな事が立て続けに起こった。色んな人と話をして、アドヴァイスをもらって、崩れそうになっていた自分がやっと立て直ってきた感じがした。そしたら、とどめの大爆弾が落ちてきたよー。昨日、ほっちの同級生のお母さんから怒鳴り込まれた。今までも色々とほっちの事で言われたお母さんだ。すぐ手が出る子なので、最後にはほっちが蹴られたり殴られたりするので、「謝罪」という事で電話がかかってくるのだが、結局「ほっちちゃんがちょっかいを出してくるから手が出る」という結論に持っていく。しかしながら、被害にあっているのはほっちだけではなく、学校でも暴れだしたりパニックになったりしているらしいのだが、「周りが悪い」と譲らない。自分に不利になるような情報は絶対に受け入れず、子供の言う事だけを信じる。会えばいつも人の悪口ばかりなので親しくはしていなかったがある意味、ここまで子供を信じられるというのはすごいと感じたし、挨拶や立ち話程度のお付き合いはしていた。昨日の夕方、遊んでいるときにほっちとその子がトラブルになり、その子が怒りだしてほっちを殴ったらしい。そのお母さんは、開口一番「もう、いい加減にして欲しいのよね!!またほっちちゃんでしょ!!うちの子が殴ったらしいけど殴った理由があるのよ!!」え?「いつもいつも、もう構わないでほしいんだよね!うちの子はほっちちゃん大嫌いだって言ってるし、私ももう関わりたくないのよ!」確かにほっちが彼に嫌な思いをさせた事はあるのだろう。でも、理由があるから殴って良いって事にはならないだろう。今までもほっちは何度も殴られたり、蹴られたりしているのを直接見ている。その時々でその子に直接注意をして親には言っていない。言ったところで、このお母さんは感情的に子供を怒るだけだろうから。でも、ここまで言われては黙っているわけにはいかない。ではこちらも言わせてもらおうと、じっくり話すことにした。飲み込まれてはダメだと思い、なるべく冷静に話していたら、「もう!!そういう所が本当に嫌なのよね!優等生ぶって!!周りの人から何て言われてるか知ってるの?偽善者!!」と言われた。さすがに凹んだが、「偽善者と言われようと私は自分の子も他の子も本当にかわいいし、周りの人の事も信用したい。本当にそう思うんだからしょうがないでしょ。そういう人間もいるんだよ」と答えた。言うこと言ったら落ち着いてきたのか、最後には「ほの母さんも大変だね。手がかかる子持ってさ。でも、ほの母さんは真面目すぎ。周りに気を使いすぎ。何を言われたっていいじゃん。ほっちちゃんを守れるのはほの母さんだけなんだよ。お母さんがぐらついてたら、ほっちちゃんは安心できないよ。あたしなんか、何言われたって平気。この子がかわいい。だから、家では甘やかし放題。ほの母さんも、そうやってほっちちゃんをかわいがってればいいんだよ。」と励まされた(苦笑)。私は回りに迷惑をかけ、我慢させても良いとは思えないし、気を使うことはやっぱり必要だと思うけど、何を言われても揺るがず子供を守るというのは確かに私に足りない所なのかもしれないと思った。「私も言い過ぎちゃってごめん。でも、別にこれから親しくしようとは思わないから。」と捨て台詞を残して、彼女は帰っていった。話を聞いて心配してくれた友人が「大丈夫?もう放っておきなよ。いくら話しても彼女と交わることは無いよ。『陰でなんて言われてるか知ってるか』と『偽善者』は彼女の常套句なのよ。実は今まで何人の人も言われてるの。気にしないほうがいいよ」と連絡をくれた。でも。きっと彼女をここまで人間不信、マイナス思考にしてしまった理由が何かあるんだろう。「この地域はみんなでつるんで、一人では居られない寂しい人たちばっかりだ。私は入れてもらおうと全く思わないけど、誘ってもらえない家の子供の事を考えないのかね」「ニコニコしてる奴に限って信用できない。子供にもそう教えている。」という彼女の言葉が、『私も仲間に入れて欲しい』『信用できる友達が欲しい』って聞こえた。目の前で「大嫌いなんだって!」と言われたほっちの胸の中が心配だ。確かにほっちを守ってあげられるのは私。周りからほっちがどう見られてるか気にならないといったらうそになる。でも、一番大事なのは周りからどう思われるかじゃなくて、ほっちをどう守るかなんだよな。それに改めて気づかせてくれた彼女には、ある意味感謝。そんな事を言ったら「そういう、いい人ぶるところが嫌なのよ!!」と言われるだろうけどさ。言いたい人には言わせておけ。今までは頭では解ってても、心からそうは思えなかったけどそう思えるようになったよ。とは言っても、凹んだよ・・・こういう女のドロドロは苦手なんだよ・・・色んな考え方がある。人はみんな違う。自分とは考えが合わなくても、自分の考えを信じた上で相手の考え方も尊重する。偽善と言われようと、私はそう思う。うそもつき通せば、真実。偽善もやり遂げれば、善だ!!今まで私は本当に周りの人に恵まれていたんだなぁ。でも、「こういう人もいるんだ」って、すごく良い人生勉強になった。いっぱい泣いたし、もう、忘れよう。また、がんばろーっと。
2007年12月17日
暴言吐かれても、蹴られても、あっちはお姉ちゃんが大好き。うっとうしいけど、癪にさわるけど、ほっちは妹が大好き。仲良くお風呂です。あっちの髪の毛をトサカにしたり、モヒカンにしたりして遊んでました。お疲れ気味の母も少し元気が出てきたぞ。
2007年12月13日
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しばらく引き篭っておりました。本当に色々ある。毎日、毎日。「あぁ、平穏だなぁ」と思う日が続くと、今度は「これでもか、これでもか」と心臓が痛くなるような日が続く。順番に少しずつ事が起こってくれれば心身も持つのだけど。心が「ポキッ」と折れたようになって、何もかも嫌になって。でも、外では「いつも元気なお母さん」をやらなくちゃいけなくて。全く他人事のように笑っているほっちの顔を見ると、腹が立つけど、やっぱりかわいい。気分一新、と子供部屋の模様替えをした。柱に挟まれた小さなスペースを区切って、本棚とクッションを置き、「ほっちスペース」を作ってやった。いたく気に入った模様(笑)中に入って、出てこない。本を読んだり、宿題したり。お風呂に入っている間に覗いてみると、作文が置きっぱなしになっていた。 「わたしの妹」 わたしの妹は「あっち」という名前です。 あっちはいつもDSばかりしています。 月曜と木曜と土曜日は、必ずやっています。 けんかをすると 「おねえちゃんなんか大大大きらい」 私も 「あっちなんかきらい」 と言うけど、本当は「だいすきだよ」と 思っています。 でも、思っているだけじゃなくて 口に出して言わないといけないとわかりました。 あっちは私の大切な妹です。 これからはなるべくけんかをしないようにと 思います。胸がいっぱいになった。少しずつ、また「元気なお母さん」で頑張っていこう。
2007年11月25日
あっちの運動会の、やり直し会があった。一度は中止と決定したものの、やっぱり保護者から苦情があって急遽開催、となったらしい。そりゃそーだよね。私だって文句言いたかったもん。平日の急な開催にもかかわらず、けっこう多くの保護者が見に来ていた。やっぱり我が子の頑張る姿、見たいもんね。今度は天気にも恵まれ、全ての競技がつつがなく終了。なんとあっちは、徒競走でダントツの1位!!昔からのんびり屋でドンくさく、平地でも走っていて転ぶような子だったのに、いつの間にこんなに早く走れるようになったんだろう。クラスリレーの代表選手にもなっていて、負けちゃったけど立派に走ったよ。ダンスも、とっても楽しそうに上手に踊ってた。家族の中で一番のおチビで、まだまだ甘えん坊と思っていたのに、なんだかとっても大人っぽく見えた。大きくなったなぁ。あっちの雨の運動会のリベンジは大成功に終わりましたしかし、良かった良かったで、一日は終わらなかった。ほっちが私の財布からまたお金を抜いたのが発覚。あの事以来、財布の管理には気をつけていたのだけど、たまたま椅子の上にカバンを置いてしまっていた。疲れてうとうとしていると、何となく胸騒ぎ。今回は自分の動物的勘に非常に感心した。盗った額は5000円。前回の諭しは残念ながら効いていなかった。でも「悪い事」というのは良く解っている。「見たら、欲しくなって我慢できなくなる」というほっち。でも、絶対に許されない事。親がお金の管理をしっかりする事はもちろんだけど、本人に自分を制する力をなんとしてもつけてもらわなくては。時間はかかるかもしれないけど、これは「まぁいいわ」で済まされる事ではない。さてどうやって?途方にくれるけど。お母さんも頑張るから、ほっちも頑張ろうね。我慢の力、つけていこう。リベンジだ。
2007年10月19日
義母は丸々1週間滞在した後、元気に帰って行った。生まれも育ちも九州、商売をしている家に長女で生まれ、小さな頃から家事の一切を仕切っていた義母は、今でもちゃきちゃき。年齢相応に疲れやすくなったとは言え、フットワークも軽いし、ファッションセンスも若い~。自身が嫁姑で苦労した経験があるので、とても理解があって、性格もとてもサバサバしている。結婚当初は色々と遠慮もあり、私も「嫁」としての立場を気にしていたので色々と気を使ったものだが、こちらが気を使うと向こうも気を使いすれ違い・・・という事があったので、それからは遠慮しないようにして、それで上手くいっている。、と私は思っている。「義母は、とにかく、よく喋る」お互い向かい合って会話している時は良いのだが、こちらの状態に関係なく、とにかく機関銃のように喋る。こちらが何か仕事をしている最中でも、話す話す。「そして、よく動く」子供達が登校したらすぐ掃除、お料理しながら洗い物、食べ終わったらすぐ食器を洗う・・・など、とにかくパタパタ動いている。どっちかっていうと家事の手際が良くない私は、一区切り一区切りで動く。子供が登校したら少しゆっくり新聞に目を通してから「さて、掃除するか」って感じだし、ご飯を食べ終わったら、しばらくお茶を飲んで食休みしてから洗い物・・・そんな感じ。が、義母は違う。「貧乏性なんかねぇ、止まってられんのよねぇ~」と言いながらパタパタ、パタパタ・・・嫁が座っている訳にも行かず、私も動かざるをえない状況に。そして、二人で、パタパタ、パタパタ・・・お蔭で家はとても綺麗になりました。整理整頓、スッキリ私が仕事の日は子供達の帰りを迎えてくれたり、家事の手伝い(というより義母が主導)、とっても助かった。ありがとう、お義母さん。1週間楽させてもらいました。・・・と思っていたら、お義母さんが帰ったとたんに39度の熱が出た。やっぱりどこか緊張していたのだろうか。身体は正直だね。 *************************夕方、しばし行方不明になっていた娘二人。探していると、花を手に戻ってきた。二人でニヤニヤして、何やら耳打ち。そして「おかーさん、いつもありがとう~!!」と花束を私に。「どこに行ってたの!!」と怒るつもりだったんだけど、怒れなくなっちゃった。全部その辺に咲いていた野草だけど、とっても綺麗。ありがと、娘達。
2007年10月14日
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