アンバランスなバランス

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• 東田君の名言

  以前購入して飛ばし読みをしていた、東田直樹君の「自閉症の僕が跳びはねる理由」をじっくり読んでみた。自閉症の当事者が書いたという事で、「ああ、きっとほっちはこう感じているんだろうな」とか「こういう事だったんだ～」とか、すごく目からウロコ的な事がたくさんあった。その中で、心に残ったのが、「僕達は原始の感覚を残したまま生まれてきた人間です」という一文。あぁ、本当にそうかもしれない。進化していく上で人間が失くして来た動物的な感覚とか行動とか、そういう物を持ったまま現代に生まれてきたのかも。ひとつ前の日記に書いた、雨と戯れるほっちを思い出しても納得できる。私達は「健常」とか偉そうに言ってるけど、すでに色んな物を失くして生まれてきているのかもしれないな。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊　　　今日から突然、義母が来る事になりました。　　　九州の、パワフルおかーちゃんです。　　　理解ある人ですが、さすがに滞在中はブログは書けないので、　　　何日かお休みしま～す。　　　皆様、良い秋の日々を。

  2007年10月04日

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• やっぱ、ちょっと、変わってるよね

  学校生活を通して、お友達と同じ目標へ向かって頑張ったり力を合わせたりする経験をしているほっち。集団の中で合わせる事を覚え、目立つ存在では無くなって来た反面、集団の中だから改めて見えてしまう時もある。運動会で。集合がかかって集まる時や整列する時は、本人も気を張っているのかちゃんとやっている。でも、例えば玉入れの玉の数を数えている時や徒競走の順番待ちでお友達が走っているのを見ている時とか、そういう気を抜いているふとした瞬間に、両手でお股を抑えるようにしながら右へ左へステップ踏んだり。手をちょうちょみたいにヒラヒラさせながら跳ね続けたり。喋ってる子とかはいるけど、さすがに３年にもなるとほっちみたいな行動の子はやっぱり居ないんだよね・・・。あっちの運動会の時。雨が降っていたのでカッパを着て見学していたんだけど、テントからしたたり落ちる雨水を発見したとたん、猛ダッシュ。じーっと無言で雨だれを見つめ、手で受け、しまいには頭で受ける。周りは目に入らない、まさに「夢中」という感じ。あまりに楽しそうなので、しばらく放っておいた。「あれ、ほっちが居ないよ」と旦那さん。見回すと、いつの間にか観覧席のトラックを挟んで真反対側に居る！！しかも最前列。どうやって入って行ったんだろ。ロープを握って音楽にあわせて身体を揺らしている。かと思うと、足元の水溜りに気付き、しゃがみ込んで何やら遊んでいる。あ、しゃがんだまま回り出した。「完璧にほっちワールドに入ってるね」「きっと、雨の世界が楽しくてしょうがないんだろうね」「ああいうの見てると、やっぱ自閉ちゃんなんだな、って感じるね」と旦那さんと話した。以前は、そういう場面を見るのが嫌で嫌でしょうがなかった。「障害」を突きつけられるみたいで。「怒り」に似た感情が沸いて来て、ほっちに「何でそんな事するの！！」ってどなったりしてた。でも、あれれ。今、私、笑ってるよ。確かに、ほっちはやっぱちょっと変わってる。でも、そんなほっちを見ながらすごくかわいいなぁと思った。診断を受けてから１年半。ほっちは成長してる。私もちょっと成長したかな。

  2007年10月02日

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• 雨の運動会

  昨日２９日がほっちの、今日３０日はあっちの運動会。両日とも、朝から今にも降り出しそうな天気。そして、開会式の頃には霧のような雨がほっちのクラスはやんちゃな元気者がそろっているせいか、団体競技はダントツの強さ。玉入れも、棒取りも圧勝だった。お友達と抱き合って喜ぶほっち。でも自信満々だった徒競走では、スタートで出遅れた事ですっかりやる気を失くしてしまい、４位。途中からはタラタラ走っているのがはっきり解るほど。そして「３位の人が押したから遅くなった。押された！！」と騒ぎ立てる。近くに居た３位の子が泣いちゃったよ～。「押した」っていう事実は見てたところ全くなかったんだけど、何かに責任を転嫁しちゃうのがほっちの悪い癖。「順位より、頑張った事が大事なんだよ」となだめる。お弁当を食べ、午後の競技が始まったところで中止決定よくここまで決行したなぁという天気だったのでしょうがないか。みんなびしょびしょ。頑張ったね。そして今日のあっちの運動会は絶対中止だと思っていたのに「決行します」。え～～～～～～～～～っ集合時間から既にポツポツ降っていたのだけど、案の定、入場行進が終わった所で中止決定。延期じゃないんですよ、「中止」。あとは、園でクラス別にミニ運動会をすると言う。え～～～～～～～～～っなぜ決行した？！明日予備日があったのに、なぜ順延にしなかった？！納得いかん！！一生懸命練習してきたのにね。親も残念だけど、子供達が一番悔しいだろうな。てるてる坊主、二つも作ったのにね。中止のショックのせいか、あっち発熱・・・とっても心残りの運動会だった。

  2007年09月30日

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• 心の自分

  昔から「楽しみ～！」と言いながら、イベントの前に吐いたり体調崩しがちだったほっち。運動会を土曜日に控え、発熱。が、なんとか持ちこたえ今日は寝るまでハイテンション。枕元に紙が置いてあったから見たら、　心のほっちへ　朝起きたらチャレンジ（通信添削の）をする。　赤ペン先生のテストもする。　　ご飯を食べて　着替えて　歯をみがいて　学校へ行く。　がんばろう！　　　行ってきまーす　　ほんもののほっちより　行ってらっしゃーい 　　　　　　 　　　　　　　　　　と書かれていた。アスペちゃんの彼女は時々一人で会話してる時がある。トイレ入ってる時とか完全に世界に入ってしまって、長い事ぶつぶつ言っている時も。「心の自分」と対話してるのかな。恐ろしく寝起きの悪いあなたが朝からチャレンジとテストとは限りなく無理に近いと思うが、ちゃんとやろう、って気持ちはあるんだよね。すごいね。えらいね。口を開けて寝ているほっちのおでこを撫でた。　　　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊２５日は中秋の名月。きれいだった～。心が洗われる感じ。ここ２、３日で、ぐっと秋らしくなってきた。風がさらっとして、ちょっと肌寒いくらい。今朝は、窓を開けるとキンモクセイの香りが部屋の中にふわっと入ってきて。私は四季の中で秋が一番好き。これから冬に向かう、なんとなく物悲しい雰囲気も、風の匂いも。やっぱり、自分が生まれた季節だからかな。とゆーわけで、私、誕生日を迎えましたの。。。世間では「不惑」と言うらしいですが、惑ってばかりでございます。歳を取る事は全然嫌じゃないので（中身が成長してないし）、何とも思わないのだけど、良い年の取り方をしろよ、と「心の自分」に言っておこう。

  2007年09月27日

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• 今日の癒し・その２

  家に帰ってきて洗濯物を入れようとベランダに出ると。「クルッッポー」「鳩っ？！」この鳩、私に驚くでもなく、悠々とベランダを行ったり来たり。部屋に入ってきそうな勢いで近づいてくる。見ると、足に輪っかがはまってる。なんか文字が書いてあるけど、良く読めない。「何なのお前は～」と言うと、立ち止まって正面から私を見てる。ま、いっか～、としばらく鳩をぼ～っと見ていた。私は、あの鳩の首の動きが好き。ひょこひょこ動くのがたまらなくかわいい。これまた癒された。　　　　気になって後で調べてみたら、迷ったレース鳩らしいです。　　　　　足輪の番号や記号で飼い主さんがわかるらしい。　　　　　ちゃんと帰れたかな～。

  2007年09月21日

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• 今日の癒し・その１

  久しぶりに子育て支援のボランティアに行って来た。仕事を始めてからはなかなか参加できず、時間が空いてもボランティアするよりは休息したい気持ちが強くてこのところご無沙汰だった。今日は、お母さんと赤ちゃんが集える「子育て広場」。６ヶ月の赤ちゃんを預かる。その間、お母さんは上のお子さんとたっぷり遊ぶ。「上」っていってもまだ２歳。お母さんを独り占めできてとても嬉しそう久しぶりに赤ちゃんを抱っこ。ああ、この感覚懐かしいなぁ。ついこの間まで、あっちを抱っこしていたのにな。赤ちゃんは、色白ちゃんのぷくぷくちゃん。手にも足にも輪ゴムがたくさんはまってるみたいにムチムチですごくかわいい。セクハラのように、太ももをずっと撫で撫でしちゃった。気持ちいい～。かわいい～。あまりに可愛くて齧り付きたい衝動に駆られたけど、人様のお嬢さんなので理性で抑えた。あ～、癒された

  2007年09月21日

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• 障害者医療費受給証

  自閉症の青年のドラマ「マラソン」、観ましたか？私は子供達の寝かしつけやら残った家事やらでじっくり観れないので録画して今度ゆっくり観る予定。どんな描写がされているのか楽しみ。さて、ほっちは知的遅れの無い自閉症（アスペルガー）と診断されている。知的遅れが無いと「手帳」が発行されないので、福祉制度を利用できない。でも私の住んでいる所では、知的遅れがある無いに関わらず「自閉」の診断が下りれば、障害者医療費受給が受けられる。窓口で見せれば、支払いが発生しない、という物。これって、うちの県だけなのかな。診断が下りた時に主治医から「申請、どうしますか。受給証に『障害者』という文言が入るので嫌がって申請しない保護者の方もいるので」と言われたけど「いやいや、もちろん申請します」と有難く申請書を頂いた。検査やら療育やら、バカにならない額。「障害」の文字が嫌だとかそういう次元の話じゃないと思うんだけど、気になる人もいるんだね。でも、ほっちにはあまり見せたくないかな。で、昨日しばらくぶりに歯医者に行った。以前行った時は普通に保険診療でやってもらったので、受付時に医療証を出して、ついでに先生にほっちの特性を軽く説明した。「でも、今まで全然大丈夫だったよね。わかった、頭に入れておく。」と言って治療開始。が。パニック。先生が「虫歯があるから、少し削ろうね。」と言ったとたん、口を両手で押さえ、「いや、いや、嫌だぁ～」と大泣き。二つ向こうの席で治療を受けている３歳年下のあっちが、「キュイ～～ン」と音のするあの機械で歯を削ってもらっている。平気で。３年生になって、言葉の面もすごく成長した。お友達との関係も良くて、トラブルが激減。下校中に横断歩道で止まってくれた車に、ほっちがちゃんとお辞儀をしていたらしい。最近お母さん友達に「ほっちちゃん、全然普通じゃない。どこが違うの～？」と言われた。でも、しっかりしてきた分、時々起こるパニックや暴れがド～～ンと心に響くんだよね。落差が際立つ、というか。会計で返してもらった「障害者医療費受給者証」の「障害者」の文字がやけに濃く見えて凹んだ。

  2007年09月20日

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• お外遊び

  うちの娘達は外遊びが大好き。誰に似たのか（私か）、お転婆で家でお人形遊びをするよりも、外を駆け回っている方が好き。今日も夕方からお外遊び。うちの近所は今時珍しく子供が多い。少子化って言われてるけど、ここでは「子供が3人」なんてざら。4人目が生まれたお宅も。家の前がちょうど車のあまり通らない路地になっているので、上は6年生から下は1歳まで、入り乱れて遊んでいる。その周りで母達は井戸端会議。自分の子供に限らずみんながみんなの子供を見ている、という感じ。珍しく車が通った。「みんな、車だよ～」の声でサ～っと子供達が脇へ寄る。その時ね、「オレ様」で暴れん坊の2年生の男の子が、よその家の1歳の子を抱きこむようにして、車から守ったの。なんだか、胸がす～っとするような光景だったよ。言い争いやケンカはしょっちゅうだし、「ほっちちゃんのお母さん、ほっちちゃんがやめてって言ってもやめてくれない～」とか訴えが届く事も多いけど、そういう中から親も子も学んでる事が多いな。お友達とゴム跳びしていたほっち。引っ張るとゴムが「ビョン！」と張るのが面白いのか、「引っ張らないで！」と言われているのに、何度もビョン！ビョン！とゴムを引っ張っては満足げに笑っている。ゴムが揺れてるから、お友達はずっと跳べない。ひんしゅく買ってるんだけどなー、でも気付かないんだよねー。ビョン！に夢中。「もう！ほっち！！引っ張らないでって言ってるでしょっ！」あらら、とうとう怒られたよ。「あはは、ごめーん」脳天気である。向こうでは、暴走族よろしく猛スピードで自転車をかっ飛ばしているヤツがいる。危ないなぁ。どこの子だ。うちの子だった（恥）

  2007年09月12日

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• 子供の発言

  ほっち、小学３年生。あっち、幼稚園年中。夕方、外で遊んでる時。ほっち　「あ～、いけないんだ～。ちゃんと並んでよ。　　　　めり込みはいけないんだよ～。」・・・旦那、それを言うなら「割り込み」でんがな・・・あっち　「おかあさん、ＤＳで『やらわか頭』やろ～」・・・やばいよ、あなたの脳みそがやわらかくなっちゃってるよ・・・でもなんとなく、癒された。

  2007年09月10日

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• １週間目のストレス

  新学期、毎日意気揚々と登校し、帰宅後も元気に遊び、好スタートを切ったかのように見えたほっち。でも、やっぱ「見えた」だけだったみたい新学期始まって最初の週末の今日。大荒れ。なんだか知らないけど朝から機嫌が悪く、私のちょっとした発言とか、あっちのちょっとした行動にいちいち噛み付いてくる。「何か嫌な事があったの？」と聞いても「別に無いよ！！」「じゃぁ、その態度は良くないよね。」と言うとバン！！と思い切りドアを閉めて出て行く。そして夕方、久しぶりの大暴れ。あっちを蹴る、大声で叫ぶ、壁を叩く・・・何がきっかけでスイッチが入ってしまったのかすら解らない。ただ、ただ、虫の居所が悪かったとしか。も～、どうしろっちゅーんじゃ、って感じ。やっぱり、学校が何かストレスになってるんだろうな。それは悪い意味のストレスではなく、良い意味での緊張なのかもしれないけど。でも、ほっちの身体や心には、本人も気付いていない負荷がかかってるんだろう。昔から、悲しい出来事はもちろん、楽しいイベントがあった時でも、夜驚が出たり、吐いたりしていたなぁ。新学期の生活に、身体が対応する為のちょっとした副作用がパニックなのかしら。だとしたら多めに見てあげないといけないけど。でも、正直、母は疲れた～。明日は平穏な日曜になりますように。

  2007年09月08日

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• 新学期　＆　主治医と面談

  いよいよ2学期開始。宿題もきちんと終わらせ（ドタバタはしたけどネ）、最後の1週間は遊びまくったほっち。心残りが無いのか、意気揚々と登校して行った。私は2ヶ月ぶりの、主治医との面談。前回の面談で「夏休みはキャンプとか習い事とか行かせて、物理的に離れるように。」とお達しがあった。そんなに長く離れる機会は無かったが、実家に行ったり海やらプールやら、外へ出る事が多かったので、それほどガミガミ、クドクドやることはなかったように思う。「夏休み、どうでした？」「落ち着いてましたね。私も、夏休みだからまぁいいか、と細かい所は目をつぶって流すようにしてたし。」すると主治医は、驚きの表情で「お母さん、流せましたー！？」・・・私の事を、どんだけ口うるさい母親だと思っていたのかしら・・・宿題やゲームの時間など、守るべきルール以外はせっかくの夏休みだし、ゆっくり自分のペースで過ごさせていた事、後半は毎日のように近所のお友達と遊んでいた事などを話す。近所には同じクラスの女の子二人が居て、登校も一緒、放課後も良く遊んで仲良くしてくれている。夏休み後半、ほぼ毎日3人で遊んでいて、より濃い結びつきになったようだ。「３」という難しい数、それに加えてほっちの自由奔放な振る舞いからケンカや揉め事はしょっちゅう。よく仲間はずれにされてもいた。結びつきが濃くなるにつれて遠慮もなくなり「もう、ほっちはワガママ！！」とか「いい加減にやめてよ！」とかはっきり言われる事も多くなった。でもまたしばらくすると一緒に遊んでいる。そういう毎日の中で、ほっちは確実に「どうすれば周りが嫌な思いをするのか」「嫌な思いをさせた時はどうしたらいいのか」を学んでいるように思う。有難い事です。主治医も「それは良かった。毎日がＳＳＴみたいなもんだね。」と。お友達に感謝、感謝。というわけで、新たな療育のコースは受けず、しばらく様子を見る事になった。最後に、なんとなく気になっていた事を聞いてみた。先日のカニの件を話して、「アスペルガーって、コミュニケーションや感情の障害って書いてあるんですけど・・」と話すと、「それは違いますよ。間違ってます」と。「昔はそういう見解もあったんだけど、アスペルガーの人にはちゃんと感情があります。それどころか、普通の人より感情が豊富かもしれない。それがうまく出せないだけなんです。大多数の人の「感情」と「表現」が一本の線で結ばれているとしたら、アスペルガーの人は「感情」と「表現」が最初から結ばれてはいない。でも、色々な経験からその都度細い血管で「感情」と「表現」をつないで行くって感じですかね。」ふ～ん、そうか。「女の子はこれから思春期になってくると難しくなって、正念場だね。　うまく乗り越えられるかどうか。　でも、ほっちちゃんは土台が出来てきたと思いますよ」とってもとっても嬉しい、元気の出るお言葉をもらった。次の面談は3ヵ月後。たくさんの経験をして、お友達にも色々影響を受けて、たくさんの血管を伸ばしていって欲しいわ。

  2007年09月04日

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• 隣の犬

  うちから空き地を隔てた隣の家に犬がいるこれがまた、よく吠える。なぜか夜になるとほぼ一晩中吠えていて、窓を開けている季節はとってもキツイ。共働きのお宅のようで、散歩は朝１回のみ。それでも、嬉しそうに甘えた声を出し千切れんばかりにしっぽを振って出て行き、ほんの１５分で帰ってくる。昼間は誰も居ない家の荒れた庭で、直射日光ガンガンの崩れそうな犬小屋の前でずっと寝ている。でも近づこうとすると、やたら攻撃的。いつも「かわいそうだなぁ・・・」と思っていたのだけど。このところ、声が聞こえないなぁ～と思って様子を見に行ったら居ない！　犬小屋も無い！！『えっ、まさか！』とドキドキしながらうろうろしていたらその隣のご両親の家の庭で発見。新しい犬小屋に昼寝用クッション、そして「くまのプーさん」の絵の付いたパラソルまで立ててもらう高待遇パラソルの日陰の中でクッションの上にまるまって、気持ち良さそうに寝ている。夜吠える声がしなくなったのは、満たされてるからなのかな。昼間おとなしくて夜に吠えていたのは、夜にしかいない飼い主にかまってほしかったからなのかも。「良かったねぇ、おまえ」と声を掛けた。今までのように「ぐぉ～～っ、ぅわんわんっ！」と吠えず、ちらっと私を見て、また昼寝。ほっちと犬がシンクロ。そういえばほっち、最近吠えないし（＝パニックしないし）穏やかだ。夏休み、遊び倒して満たされてるんだろう。ほんとうに毎日毎日良く遊ぶ。家に居ないもん。お友達に感謝。新学期まであと１日！

  2007年09月01日

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• 月食のよる

  皆既月食の夜。こちらの地域は夕方から雲が多く出てきて、夜になっても空の2/3は雲。ベランダから見た時は月も見当たらず、でもダメもとで、ほっちとあっちを連れて近くの川べりまで行ってみたら・・・見えた！ちょうど月の周りだけ雲が切れてて。私の日頃の行いのお陰かしらねー。全部が隠れている時で、ぼーっと暗く赤茶色に光る月はなんとなく神秘的というか不気味というか。懐中電灯と石を使って、月食のしくみを実演説明。あっちは『なんのことやら』って顔をしていたけど、ほっちは興味深々で聞いていた。月を見ながら「不思議だねぇ」としばし、ぼけーっ。３人で手を繋いで、川べりをちんたら歩いて帰ってきた。前回の月食は６年前。ほっちは２歳半。「あれ？」「ちょっと違う・・・？」って思いながらどうしていいか解らず、泣いたり笑ったりしてたな。あっちは生まれてもいなかったんだ。次の皆既月食は確か３年後。ほっちとあっちはどれくらい大きくなってるんだろう。みなさんの地域では、皆既月食、見られましたか？

  2007年08月28日

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• 終わった！抜けた！

  やっと、やっと、ほっちの夏休みの宿題終了～～！！なだめ、すかし、怒鳴り、懇願し、やっと最後の「ポスター」を仕上げました。午前中から取り掛かったものの、テレビを点けてしまったり、つめをいじり出したり、遅々として進まない。昼近くになってやっと下書きが終わり、あとはマジックでなぞって色を塗るだけなので、ちょっと家事をして戻ってみると・・・ギャー、マジックで、なんか、いらん線がいっぱい描いてある～～～！！どうやら、早く終わらせようとしたほっちが、あっちに手伝わせ、訳のわからないあっちは、自分で好きな絵を描いてしまった。午前中の努力が、水の泡・・・ふと我に返り、こんな思いまでしてやらせる必要が？と思い、「しんどかったら、出さなくても大丈夫だよ」と言うと、「やだ！！やる！」と言う。「だったら、しっかりやりなさい！！」と一喝し、突き放してみた。半べそかきながらも下書きからやり直し、２時間後、やっと出来上がった。決して丁寧な仕上がりとは言えないけど、なかなか上手でしょ？親バカですよくありがちな構図だけど、背景に虹を入れる事と、人間の肌の色を変えるのはほっちが出したアイデア。「すご～い！！頑張ったね。上手だよ！」というと満面の笑み。「嫌な事でも頑張って出来上がると気分いいでしょ？」と聞くと「うん、嬉しい！！」この気持ちを学習して次からは頑張る・・・という訳にはいないだろうけど心のどこかに蓄積されていくよね。明日からは、残りの夏休みを遊び倒そう。そして。今月に入ってからグラグラになっていたあっちの前歯が「ぽろっ」と抜けました～～～。『え～～～、もうそんなお年なの～～？』とちょっとフクザツ。ほっちの時は年長さんになってからだったと思うんだけど。さすが、おませなあっち。会う人会う人に、「歯、抜けたんだよ～」と見せている。「歯抜け」で笑う顔は、間抜けだけど癒されるどんどん成長して行くんだなぁ。　　　

  2007年08月23日

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• 不思議に思う事

  長女・ほっちは発達障害のＡＤＨＤと診断された。ＡＤＨＤの診断を受けて半年後、「コミュニケーションの面から見て、ＡＤＨＤだけでは説明できない部分がある」との事で診断は「アスペルガー症候群」と変わった。それから１年半、本を読んだりセミナーに出たり、いろんな方のブログから学んだりして、一応の知識は持った。でも、未だによく解らないというか、どういう事なんだろうなーとすごく不思議に思う事がある。アスペルガー症候群は「人の気持ちを推し量るのが苦手」とある。確かにほっちは、表情から相手の気持ちを理解したり、その場の空気から察知したりするのが苦手。嫌がっているお友達を執拗につっついたり（本人は遊んでるつもり）、転んだお友達が「大丈夫」と言ったから、と血が流れ出ているのにそのまま放って帰ってきてしまったり、吐いているお友達のえづく様子が可笑しいといって笑ってしまったり。でも、やさしい気持ちをちゃんと持っている。こんな事があった。一昨日、海へ出かけた。引き潮の岩場でカニを捕まえた。手でカニを持っていると、しばらくして泡を吹き出した。するとほっちが急に「泡吹いてる！苦しいんだよ、死んじゃうよ、逃がしてあげて！」と半パニックになって泣きしだした。岩場の下に逃げたカニに向かって「良かった、良かった」と繰り返している。帰りにバスに乗った時、ほっち＆あっち、通路を挟んで私と旦那で座った。どんどん人が乗ってきてバスが混んで来たら「あっち、お姉ちゃんの膝においで」とあっちを自分の膝に乗せ、隣の席を空けた。それから３０分弱、重たいだろうに、ずっとあっちを膝の上に乗せてがんばった。戦争のドラマを見たときには涙を流していた。でもやっぱり、自分の気持ちばかり押し通したり、相手の事を考えないで不用意な一言を言ってしまったりというのはしょっちゅう。不思議だなー。ほっちの頭を覗いてみたい。もちろん、アスペルガー、って診断なんて大きな問題じゃなくて、ほっちがどういう子なのかが大事なんだとは解っているんだけど、『どういう子なんだろう？』って解らなくなってしまう時があるんだよね。この子を導いていくにはどうしたらいいんだろう、って思っちゃう。親として自信がなくなってしまう時がある。良かれ、と思ってした事が全然ダメだったりね。私が親じゃなければ、ほっちはもっと幸せだろうな、とか。難しいなぁ。まだまだ修行が足りないね。

  2007年08月21日

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• うちの夏休み

  両親の田舎から戻ってきました。山が間近で、空気がきれいです。朝晩は、とても涼しい。でも、昼間は年々暑くなっている気がする。昔は昼間でも風が吹くと肌寒いくらいだったのに。地球温暖化を肌で感じるなぁ。田んぼのあぜ道を散歩したり、川に入って山からの水の冷たさを感じたり、虫を捕まえたり、「夏」をたっぷり満喫した。あっちがもう少し大きくなったら、山登りもしたいな。私の計画では、田舎に居る間にいとこ達に手伝ってもらって宿題を全部終わらせて、家に戻ってからはゆっくり・・・のはずだった。なので、「宿題は持った？」と何度も確認した。それなのに、ああそれなのに、ほっちってば一式を家に忘れやがった計画的か？！というわけで、今、あっぷあっぷしながら宿題してる。でも、終わらなかったら終わらなかったで自分で先生に言ってもらうわ。それも社会勉強。あっちは夏休み保育で今日は幼稚園。久しぶりにお友達と会って楽しくあそんでるかな。夏休みもあと２週間。毎日暑いけど、暑さももうしばらくかな。

  2007年08月20日

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• 夏休みも中盤！！

  早くも夏休み中盤。毎日暑い～～～！！ついに、２、３日前にクーラーを入れてしまった。もともとクーラーはあまり好きじゃないんだけど（骨が痛くなるんだよね・・・）、一度入れるとダメだ～、もう切れない毎日なんだかんだと用がある。きのうは、参加している子育て支援ボランティアの「ちびっこと遊ぶ会」。夏休みということで、小学生がボランティア体験で来ていた。ほっちより少しお姉さんの５、６年生。最初は小さい子を相手にどうしていいかわからず、おろおろしていたけど、２時間後には上手にあやしたり、「かわいい～」と赤ちゃんを抱っこしたり、とても良い笑顔をしていた。おむつ替えをしてくれた子もいたよ身近に赤ちゃんがいなくて、全く小さい子と触れ合わないまま大人になるのも珍しくない時代。それでいきなり親になって、ふにゃふにゃの赤ちゃんを前にしてとまどわないわけがない。助成金とか、子供を産んだ後の支援だけではなく、子供を持つずっと前の世代にこういう体験をさせて小さい子と触れ合う機会を多く作ってあげる事も、ひいては少子化や虐待防止にもつながるんじゃないかなぁ。そんな事を小学生を見ながら思った。ほっちは月曜日から２泊３日のキャンプに参加。１年生の時から毎年夏と冬、今回で５回目。地域のスポーツサークルの主催で先生達もほっちの事をよく知っているしほっちも慣れてはいるけど、今回は初めて一人で参加。出発の時は心細そうで少し心配だったが、一人で参加の事を知っている先生が良く声を掛けてくれたらしく、お友達も出来たようで、ニコニコ元気で帰ってきた。先生が言うに「１，２年生が多かったので、リーダー的役割をしてくれました。しっかりやってくれましたよ」と。家での様子を考えるとにわかには信じがたいが、頑張ったんだなぁ。いつもケンカばかりなのに、お姉ちゃんがいないと淋しそうだったあっちも、お姉ちゃんが帰ってきてくれて嬉しそう。ほっちがいるとイライラ・ガミガミだった私も、居ないとなんだか張り合いがなかったわ。「やっぱり、みんないた方がいいねぇ～」とは、あっちの深いお言葉でした　　　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊明日からしばらく、両親の田舎に行ってきます。今は誰も住んでないけど、山のふもとのとっても良いところ。のんびりしてきます。みなさまも、良い夏を。

  2007年08月10日

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• 家族旅行

  家族旅行に行ってきた。今年は私の両親が結婚50周年。そして、父が喜寿。まとめてお祝いという事で、親族集まって河口湖へお泊り。高齢の両親に負担が無く、かつ、大騒ぎしても良いように、と貸し別荘を選んだのだけど、これが大正解！！ログハウス風の木の香ただよう建物で、リビングからは目の前に富士山が見えて。とってもくつろげた。『高齢の』とは言っても、うちの両親はその言葉がまったく似合わないほどパワフル。「じいさん、ばあさん」って感じじゃない。「まず自分の時間ありき」なので、孫の学校行事などもわざわざ見に来るという事もないし、実家に帰ったとしても「ちょっと予定があるから～」と言って私らを置いて出かけてゆく。ま、元気でいてくれているお陰で、私達も好きなことをしていられるのだから、有難い事だけどね。久しぶりにいとこのお兄ちゃんお姉ちゃんと会えてほっちとあっちは大喜び。貸し別荘のお庭でバーべＱをして、その後はお祝い会。子供達、孫達の出し物で大盛り上がり。ほっちとあっちは、リコーダーとピアニカで合奏。上手にできて、じーじばーばに誉められて嬉しそうだったよ。でも、一番嬉しそうだったのはやっぱり、じーじばーば。典型的な亭主関白というか「オレ様」で、頑固なのに外ではお調子者のじーじ、世間知らずでのんびりや、でも悪とは断固戦うばーば。若い頃は、父のオレ様的で家族を振り回すところがどうしても好きになれず、反抗ばかりして、「なんであんな人に従うの？！」と母に詰め寄ったりした事もあった。「ああいう親にはなるもんか」と思っていた。でも、孫達の出し物をニコニコしながら見ている父と母を見て、この人たちの子供で良かったなぁ、って思った。ほっちやあっちも、いつかそう思ってくれる時が来るかな。1泊だけだったけど、楽しかった。　　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊河口湖へ向かう途中、清水を通った。ほっちの大好きな、ちびまるこちゃんのふるさと。（でも今は「清水市」じゃないんだね。静岡市と合併したのね）ほっちに「ここ、まるこちゃんが住んでた町だよ」と言うと、「えっ、今もいるの？会える？」とコーフンしていた。いやいや、あれはマンガだから・・・そして、富士サファリパークの看板を見たとき、あっちがあの有名なＣＭソングを歌い出した。　　♪富士～、さわりパ～ンツっ！！・・・本人マジメです・・・。

  2007年08月05日

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• 早くもバテ気味

  集会所で子供達が遊んでいたので、さっき人数分のアイスを差し入れてきた。ハイエナのようにアイスに群がる子供達。カードゲームに興じる男子たち、ダンスを踊る女子達、そしてくるくる回ってるほっち。あ、ダンスしてるつもりなのかも（笑）でね、非常に礼儀正しい、出来た兄妹がいるんだけど、その兄妹のみアイスを辞退した。理由が「ご飯が食べれなくなるから」。この兄妹は本当におりこうちゃんで、朝5時半起床で勉強をし、夕方には時間になるとさっと遊びを辞めて家に帰る。そして6時に夕食をして、7時半には寝るそうだ。その上「ご飯が食べれなくなるからアイスを辞退」。妹ちゃんはまだ1年生にも関わらず。すごすぎる。どんな風に育てたら、あんな兄妹になるんだろう。ＤＮＡの違いなのか。きっと子育ての悩みなんてあまり無いんだろうな。あったとしても、私の悩みとは質が違うんだろうな。で、うちの娘達。さわぐ～、ケンカする～、泣く～。疲れる。まだ夏休みに入って1週間、そのうち5日は旦那の実家に帰っていたので子供と差しで勝負したのはたった2日。なのに、私はもうスタミナ切れ気味。一日中一緒だと、普段見えない部分も見える。ほっちは、朝起きて、こちらが促さないと着替えすら忘れる。やったらやりっぱなし。相手の都合かまわず、自分の気分で行動。ささいな事で、怒りまくる。etc,etc・・・それと、やっぱり、会話がうまくかみ合わない。ほっちがうまく説明できないというのもあるし、こちらの言ってる事を理解できない、という意味でも。『こんな事まで説明しなくちゃ解らないんだな』って改めて感じる事が多い。もっともっとど～んと構える親でいたいけど、気になっちゃうんだよね。「どうして」って思ってしまう。でも、一緒にいると普段見えない良いところも見れる。あ、成長してるなって部分も、ほんの少しだけど、ある。明日は海。楽しい夏休みにしたいな。

  2007年07月29日

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• ケータイが熱中症

  みなさま、お久しぶりです。灼熱の九州より、戻りました。暑かった～、日差しが「刺す」感じ。旦那の実家で、子供達ものびのび、それを見て私も楽しい5日間であった。幸せな気持ちで飛行機から降り、切ってあったケータイの電源を入れた。・・・電源が入らないっ！！ウンともスンとも言わない。充電も出来ない。空港の携帯会社カウンターに駆け込んだが、原因不明。「電源が入らないんじゃ、データのバックアップもできませんね～。修理は出来ますが、データは全部消えます」とな。ガーーーーーーン。メカ音痴なので、バックアップなんて考えもしなかったけど、こういう時に必要なのね。友達や仕事相手のメールアドレスが全部消滅。かなりのショック。九州は梅雨も明けてかなりの暑さだったが、ケータイも暑さにやられてしまったのか。唯一の救いは、保険に入っていたので修理代がかからない事。不幸中の幸い、って事で、自分を慰める事にしよう。なんとなく不吉な夏休みの始まり・・・

  2007年07月26日

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• Ｊ.Ｉが好きです！

  今日のお買い物中のこと。店のＢＧＭで流れてきた曲に耳を奪われた。大好きな稲垣潤一さんの曲！！J.I、とは稲垣さんの愛称。思わず立ち止まり、しばし耳を傾ける。独特の高音ボイス。うう～、癒される歌声だわ。音楽大好き。歌謡曲も、童謡も、クラシックも、なんでも聴きます。学生の頃はバンドも組んでましたのよ、ホホホ・・・なんとハードロック　＆　ヘビーメタルバンドブームだったの。「いか天」とか知ってます？（歳がバレる）女の子バンドもけっこうあった時代だった。私も豹柄シャツに網タイツ、とか履いてたな～。若かった～。女子大生になって、ちょっと色気づきボディコンに走り、音楽も「杉山清貴」とか「久保田利伸」とか「サザン」とかに流れたけど（ますます歳がバレる）、今でもハードロックは好き。最近はauのCMでバンヘイレンの「ジャンプ」を毎日のように耳にしますね。あの前奏が流れてくると、なんとも言えなく胸が躍る。いいなぁ～。でも、「好きなアーティスト」と聞かれたら、「稲垣さん」と迷わず答える。20年来のファンですで、帰ってきてテレビを見ていたら、また稲垣さんの声が！ソフィーナのCM曲になっていた。天海祐希さん出演のCMなので、皆さん、気付いたら曲も聴いてみてね。また、コンサート行きたいなぁ・・・。稲垣さんはドラムを叩きながら歌うスタイルが当時話題になったのですが、私も習ってみたい。思い切りドラムを叩いたらスッキリしそう。いつかまた、「ママさんバンド」なんてやってみたいわ。でもその頃には「ババさんバンド」になってるかも（笑）　　　　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊明日から夏休み。1ケ月半子供と一緒。嬉しくもあり、悲しくもあり・・・1週間ほど、九州の旦那さんの実家へ行って来ます。ほっちとあっちは嬉しくて、今から大騒ぎしてる子供と24時間一緒の夏休みが始まります！世のお母様方、頑張りましょう！！

  2007年07月20日

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• 謹慎から解放・・・していいのか？

  ほっち、１週間の謹慎から本日で解放。駄々をこねることもなく、外からお友達の楽しそうに遊ぶ声がしてきても、ピンポ～ン「あーそーぼー」来ても冷静に「今週は外に出れないから」と断っていた。己の身の上に起こっていることを甘んじて受け、きちんと耐えているように見えた。そして今日、外出解禁にあたり今一度反省を促す為、感想を聞いてみた。この一週間、大好きな外遊びを我慢する事で、きっと色々な事を感じ、考えてくれたであろう。「では今日から謹慎を解きます。　悪い事をしたから、１週間外出が出来なかったね。　その事をどう感じた？」するとほっちはさわやかにこうのたまった。「うん、家の中も結構楽しいねっ！」・・・謹慎、解いていいのかなぁ～（号泣）

  2007年07月16日

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• 個人面談ウィーク

  このところの心労のせいか、風邪をひいてしまった（あ、ただ年齢的に体力落ちてるだけかも・・・（汗））。薬を飲んだら、無理やり熱をごまかしてる感じでかえって具合が悪い。３７度あたりをうろうろ。頭がぼーっ。すっきりしない。それでも、今週は個人面談ウィーク。重い身体を引きずってまずはあっちの幼稚園。とってもおりこうさんで優等生的、でもそれが逆に心配でもあった。年中さんになってからは、それまでの無理がたたったのか一時期登園拒否。ちょっと心配したが、先生がとても気にかけてくださり、今はそれを乗り越えた感がある。先生も「変わりましたね。言いたい事を言えるようになってきて、一皮むけた感じ」と。お友達ともとても仲良くやれていて、全ての事がきちんと出来るし何の問題もありません、でも無理がかかっていないかこれからも注意してみていきます、と言ってくださった。登園拒否の事では「来れるようになって良かったぁ」と、先生涙ぐむ。なんてやさしくてかわいいのかしら。あっちはもともとの性格もあるのだろうけど、小さな頃から荒れる姉、叱られてばかりの姉、取り乱す母を見ているので「私はおりこうでなくちゃいけない」「お母さんを困らせちゃいけない」って知らず知らずのうちに思っていたところもあったのだと思う。登園拒否が始まって「あっちが？！」ととても驚いたけどあまり騒ぎ立てず甘えさせるようにしていたら、そのうちに「嫌だ」と言わなくなった。そして、なんだか強くなった。はっきり物が言えるようになったのはよいんだけど、言いたい事を言いすぎるようになってきて、家では毎日のように壮絶な姉妹バトルが繰り広げられているよ・・・。そして、次はほっちの小学校へ。先生には障害の事はお話はしてあるが、特にお願いなどはあえてしなかった。それは色眼鏡でなくほっちの事を一学期間見て欲しかったから。先生の印象としてはほとんど問題やトラブルはない、でも、お友達関係で時々「あれ？」と思う事がある、との事。自分のテリトリー内のお友達とはうまくやっているけど、それ以外の子には異常に攻撃的になったりする、と。それは前から私も気になっていた。同じ事をＡちゃんに言われても笑っているのにＢちゃんに言われたら首絞めちゃう・・・とかあったからね。何なんだろう？彼女の中で、お友達の線引きがされているみたい。その線の外の人は相手にしない、みたいな感じ。みんなと仲良く、とは言わないけど、せめて「攻撃」はやめてほしいしやめさせなくてはならないわ。先生も、これから女の子は難しいお年頃だし注意して見て行くと言って下さった。２６歳、経験は浅いけど、はきはきしていて体育会系、肝っ玉が座った感じのとても感じの良い先生だ。そして恒例の「お道具箱チェック」！！いつもミラクルな物が出てくるのだが（過去には腐った給食のデザート、旦那の眼鏡、等）、今回は家中で探していた「液体ムヒ」が。一言言えっつーの！！私が必死で探してるのを見てたんだからさー。それから、くしゃくしゃにまるまった下着のキャミソール。でも、暑い時はちゃんと下着を脱ぐようになったんだ～と変に感心。以前は上着のＴシャツを脱いで、下着で帰ってきていたからね。下着のランニングシャツに短パンで歩いていた。「山下清」状態。それを思えば、成長したものである。最後にほっちの障害の特性、診断に至るまでの様子、学校にお願いする事をまとめた物を渡して帰ってきた。担任用と、特別支援担当者用の２部。それから書籍を１冊寄付。（「ＡＤＨＤ、ＬＤ、アスペルガー症候群　気がかりな子の理解と援助」）まだ本調子じゃないなぁ。台風も近づいてきてどこにも出れないし、この連休はゆっくりする事にしよう。でも、怪獣が２匹暴れてるので、なかなか難しいかな・・・。

  2007年07月15日

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• ほっち謹慎中

  毎日毎日、色んな事がありますわ。最近は落ち着いていて平和だわ～・・・と思っていたら!金曜日に近所の方が「これ落ちてて、お宅のだと思うんだけど・・・」と雨でびしょぬれのウェストバッグを持ってきてくれた。まぎれもなくほっちの。中を確認すると、前の金曜日から見当たらなくて探していた学校の名札。金曜日に遊びに行った時はしていたのに、帰ってきたら外れていて、「どこへやったの？」と聞いても「覚えていない」と言っていた。それから、ポーチが入っていた。中を開けてみて、目を疑った。千円札が１０枚以上。そして。６月の半ばから探していた私の財布。どこかで落としたのかスラれたのかと、色々なお店に聞きに行ったり警察に問い合わせてみたりしていた。あんな事件があったのに親バカかもしれないけど、自分の娘が盗ったとは考えもしなかった。ほっちが持っていたとは。怒りとも、悲しみとも解らない感情で胸が潰れそうだし、頭痛もする。とりあえず気持ちを落ち着けて、ほっちの話を聞かなくては。ゲロするだろうか。しらばっくれるだろうか。結果は。しらばっくれましたただいま～と帰ってきて、まず名札とウェストバッグを見たほっちは、いきなり「何コレ。知らないよ、ほっち知らないよっ！」。まだ何も聞いてないっつーの。かえってバレバレ。その後、千円札の束が目に入ると「知らない、ほっちのじゃない。知らないよぉ～、知らない～～～！」と勝手にパニック。物を盗るのは泥棒で、悪い事。絶対にやってはいけない。この間も同じ事で叱られたのに、またやってしまったのは本当にいけない事。今度やってしまったら、警察に連れて行かなくてはならない事を話し、口では上手く説明できないほっちの為、質問書を作って書かせた。　いつ盗ったか　・・・　６月の、お母さんがお風呂に入っている時。　なぜ盗ったのか　・・・　欲しい物があったから。　その時の気持ちは　・・・　うれしいけどかなしい気持ち。　今の気持ちは　・・・　すごくいけなかったなー、わるかったなー　　　　　　　　　　　　　　お母さんの気持ちがわかる、という気持ち。　今度からどうするか　・・・　二度とやらない。　　　　　　　　　　　そして追伸として「いやだ。けいさつはいやだ。つかまりたくない。行かせないで。」と書いてあった。「今回はお父さんに黙っておくわけにはいかない。お父さんに報告する。」とほっちには言い、夜に旦那さんから叱ってもらった。そこで、これからはおこづかいの管理をお母さんがする事、使うときは申告し、使い終わったらおこづかい帳を書くこと、来週一週間は罰として外出禁止、が言い渡された。毎日のように遊んでいるお友達と遊ぶのを禁止。ひとりでも外へ出て行くのは禁止。自宅謹慎。少しはこたえてくれるといいのだけど。　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊私が叱った後、その日はお友達と合う約束をしていて、前々からその日をアレンジしていた為禁止する訳に行かず、ほっちは自転車で出かけて行き、自転車の鍵を無くして歩いて帰ってきた。ほんとに、まぁ、毎日毎日・・・

  2007年07月10日

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• ほっちの説明力

  ２つ目。学校から帰宅したほっちが「ザリガニ・・・」と話出した。何を話し出すのか構えていると、「学校で、ザリガニの写真がi要るの。だからザリー（ほっちのペットのザリガニちゃん）の写真を撮って、プリントして。パパに頼んで。」と。「解った。パパが仕事から帰ってきたら頼んでおくね。」と答えながら私、一人で感慨にふける。蘇るあの日の光景・・・。あれは２年前。ほっち１年生の７月。寝る前に「明日の用意は終わってるの？」とほっちに声をかけるとゴロゴロしていたほっちがガバッと起き上がり、「ザリガニ！！」と叫んだ。「は？」と聞き返すと、突然パニック。「ザリガニー、ザリガニー！！」とひたすら叫び、泣く。なんのこっちゃ。全く解らない。「ザリガニがどうしたの？」と聞いてみても、「ザリガニが要るんだよ～。明日持って行くんだよ～。ザリガニ～。ザリガニ～。」うちの周りには川が流れていて、ザリガニがたくさんいる。家の目の前のドブでも捕まえられる。しかし、いくらなんでも先生が３０人学級の生徒全員に「ザリガニを持って来い」と言うだろうか・・・？ほっちはずっと叫び続けていて全く話が見えず。しっかり者のお友達の家に電話をして事情を聞いた。話はこうであった。「図工でザリガニの絵を描くので、お家にザリガニがいる人は持ってきて下さい。」「ザリガニ」と「持ってきて下さい」しか、脳に到達してなかったのね・・・それを考えると、今日のザリガニの説明は完璧成長したなぁ～と感慨深い母であった。後日談。話が解ってその日は解決したのだが、「ザリガニを持っていく」という事にあくまでもこだわったほっちは、次の日ザリガニ捕りへ。家の前のドブに直に入り（新品の靴のまま）、めでたく素手でザリガニ、ゲット。そして意気揚々と学校へ。その後、ザリーと名づけられたザリガニは今も元気に我が家に居ます。捕るだけじゃなくてお世話もしてね、ほっち・・・

  2007年07月04日

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• Dr.ほがらかの講演会

  私もお気に入りに入れさせて頂いている「Dr.ほがらか」こと早川星朗先生の講演会のお知らせです。発達障害に関してはとても有名な先生で、市民レベルの活動にも積極的に参加されています。ブログも、上から目線ではなく、親しみやすく、それでいて勉強にもなって愛読しています。先生の熱意は行政をも動かし、市民病院になんと発達障害専門の分院を設立してしまったほど。ほっちの主治医の先生もDr.ほがらかをよくご存知で「良い先生だ」と仰っていました。Dr.ほがらかのブログお近くの方は行かれてみては如何でしょうか。　　　早川先生、勝手にリンク貼らせて頂いてすみません。　　　でも、なぜかいつもブログ、掲示板共、コメント書き込みが　　　できないので、事後承諾でお許し下さいませ・・・。

  2007年07月04日

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• 発達障害児支援の研修　＆　昨日のお答え

  仕事関連の研修に参加。今回のテーマは「気になる子への支援」。いわゆる、特別支援教育のお話です。内容としては　・「特別支援教育」の概要　・教育機関での制度・・・特別支援教育コーディネーター　　　　　　　　　　　　　校内委員会　　　　　　　　　　　　　個別教育支援計画の立案と実施　・現状・・・法律が施行されただけで、実際は校長の力量次第　　　　　　　現場の教師の知識が不足　　　　　　　相談の場や診断できる医師の不足　・発達障害の基礎知識　　・クラス運営上の気になる子への支援の仕方など。発達障害の基礎知識で、インストラクターの方は「まず、大前提で知って頂きたいのですが、発達障害はしつけには一切関係ありません。診断できるのは医師だけ、安易に判定しないで下さい。また、少年犯罪と発達障害は全く関係ありません。」とまず言ってから本題に入って下さった。これ、大事ね！！それから発達障害の種類について説明をしていったが、正直、さらっと概要だけなので『あぁ、あれも言って欲しい、これも付け加えて欲しい・・・』とお尻がムズムズ状態。マイクを奪い取って、私が講義したかったくらい。でも、端的に先入観無しで説明はして下さったと思う。障害を持った擬似体験もあった。とても興味深い。ぐちゃぐちゃに書かれたり重なり合って書かれた英文を決められた時間で読む、すごい雑音や音楽の中で人が話している内容を聞き取る、文章を左手でさらに鏡文字で書く、何十桁もの数字の足し算を暗算でやれと言われる。インストラクターは「早く！」とか「なんですぐ解らないの？」とか「もっと丁寧に書けないんですか？」とか、わざと声をかける。慣れない事をやっている最中に声をかけられるとイラつくし、けなされるとムッと来る。「子供達はこういう気持ちでいるのですよ」と説明された。その後、これが研修の本題な訳だけど、気になる生徒への接し方、支援の仕方。これがね、本当に難しい・・・。毎日ほっちと暮らしていてそれなりに知識と経験はあるつもりだけど、「親」の立場と「教師」としての立場だと、受け止め方が全く違ってくる。戸惑う事ばかり。気になる子への支援の大切さは身にしみて解っているのだけど、同時に「クラス運営」「カリキュラムの遂行」という使命もある。目を配りながら、声をかけながらカリキュラムを進められる場合は良いけど、暴れたり、他の子の邪魔をしたり、その子と直接向き合わなければいけない場合は当然、カリキュラムは中断する。他の子は待っててもらう事になる。で、時間は過ぎる。自分の子供を支援してもらう親の側で考えると、それはきちんとやってもらわないとね、教師なんだから、と思うが、教師として言わせて貰えば、「一人では無理！」。小学校や中学校でも沢山苦労している先生はいるんだろうな。毎日子供と接する学校では、補助や加配の先生が絶対に必要だと思う。私が今受け持っているクラスにも、ちょっと気になる子はいる。と～っても良くできるのに、自己肯定感が低くて、すぐ拗ねる。一斉活動の時にわざとふざけてペースを乱す。注意すると「もう一生やらなくていいんだね」「辞めてやる」と淡々と言う。でも、今日、２ヶ月間一度もやってこなかった宿題を２日分まとめてやってきた。すご～～～く、誉めた。「夜中までかかっちゃったよ」と照れたように言う。英語大好き、子供大好きで選んだ仕事だけど、人を教えるって難しい、正直しんどいと思う事も多いけど、こういう事があるとまたちょっと頑張れる。嬉しい～～。私が所属している児童英語講師の団体は、研修が定期的にあって講師へのフォローもしっかり。特別支援教育の法律が施行されてから、小学校・中学校でもまだまだ徹底が不十分であるのに、民間の、一介の業者でありながらこういう研修をやってくれる事に自分の会社ながら感心して、当事者の親の立場としては非常に嬉しく感じる。民間だから、なのかな。受講者の中には「目が悪いって訳じゃないんですよね。でも、文字がこんな風に重なって見えたりするって訳ですか？」といまいちピンと来ていない方もいらした。すぐに理解するのは難しいよね。「でもさー、こういうクラスを乱す子って、厳しく叱らないと足元見てくるって事あるでしょ。変な風に頭がいいのよねぇ～」とか「障害なのかただのワガママなのかによって対応も変わってくるでしょ。ワガママだけなら少し厳しく言って乗り越えてもらったほうがその子の成長につながるし・・・」とか色々な意見が出た。色々言いたい事があって、お尻がまたムズムズ。でも、言うと長く語ってしまいそうだったので、ぐっと飲み込む。　その子をよく観察して特徴を知り、得意な事と苦手な事を良く認識する　出来ている事を見つけて、認めて、誉めてあげる　苦手な事は、出来る方法をその子に寄り添って一緒に見つけてあげるというまとめて、２時間程度の短い研修は終わった。参加者は全部で１００人くらい。一人でも多く、発達障害の理解者が増えたら良いなと思う。　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊昨日のほっちの不思議行動ですが。「ほっち～、コップの上に１００円があったんだけど、あれ、何～？」するとほっち、『ふっ』とアンニュイな笑みを浮かべて、「おまじない。　でも教えない。意味無くなるから。」・・・どんな意味があるのぉ～～。口うるさい母親に復讐とか？？今日も眠れない～～～　　　　　　　　　

  2007年06月26日

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• 不思議少女ほっち・・・

  今日は更新なしで寝ようと思ったのですが・・・歯を磨こうと洗面所に行ったら、歯磨き用のコップが伏せてあってその上に１００円玉が・・・最後に洗面所を使ったのはほっち。こ、これは何かのおまじない？！呪い？！眠れない・・・

  2007年06月25日

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• フレンチトースト

  めずらしくずっと仲良く遊んでいたうちの姉妹が、おやつの時間に「二人でフレンチトーストを作りたい！」と言いだした。最近ケンカの本当に多い二人。仲良き事は嬉しき事かな。「おー、やりなさい、やりなさい」と作らせる事にした。手順は解っているので、私は見ているだけ。卵と牛乳を混ぜて～、お砂糖入れて～、まぜまぜ。二人できゃっきゃっ言いながら、楽しそうに作っている。仲良くやってる姿は、か～わ～い～＾＾さて、卵液にパンを浸して焼く。火はちょっと危ないので手助けする事にして、何気なく卵液を味見。・・・・しょっぱぁ～～～～～テーブルの上には塩。「てへっ♪」と笑ってごまかす二人。マンガみたいなオチであった。

  2007年06月23日

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• 定期面談　with 主治医

  去年の９月から受けていた、ほっちのＳＳＴも先月終了。ゲーム中心の少々幼い内容だったので、ＳＳＴの効果があったのかそれとも成長による発達なのかは定かじゃないけど、ほっちは明らかに落ち着いてきている。時々「スコーン」と大きな事はやってくれるけど、それでも以前と比べると本当に落ち着いた。私は、嬉しい反面、ブログのネタが減ってちょっとつまらないほど。今日は１ヶ月ぶりの主治医との面談。都合がつかなくて平日になってしまったので、学校を遅らせてほっちを連れて行った。ＳＳＴはいつもＳＴ（言語療法士）の先生とやっていたので、主治医とほっちが会うのは半年ぶり。ほっちは診察室に入るなりおもちゃに目を奪われ、挨拶もせず直行。そして、軽くステップを踏みながら、おもちゃを次々に触っていく。完全に自分の世界。『あぁ、落ち着いたと思っててもやっぱり発達障害なんだなぁ』と妙に納得してしまう。初診の時は、最初こそ椅子に座っていたものの（身体はゆすってたけど）、「好きにしていいよ」と言われたとたん、診察室中を走り回っていろいろ触りまくり「あれは何？」「これは？」と先生を質問責めにして、その様子にはずいぶん驚いた。学校ではちゃんと座っていたし、家でもそこまで目立たなかった。先生に「多動もかなりありますね」と言われて、とっても心外で、正直ちょっとショック。その時も『やっぱり発達障害なんだ・・・』と納得したんだけど、今回は感じ方がちょっと違う。３年生になって、みるみる落ち着いてきて、発達障害がある事を忘れてしまいそうになる事もあるのだけど、まるで私や先生の存在を忘れているかのように一心不乱におもちゃで遊んでいる姿を見て、『あぁ、本当にそうなんだなぁ。やっぱりねぇ』と、なんだか、ちょっと笑ってしまうというか、なんだかその後姿がいとおしくさえ感じる。前に感じた悲壮感が無い。うまく言えないけど。やっと椅子に座ったほっちに、先生が質問。　「ほっちちゃん、おもちゃ、面白い？」　「うん！うち、こういうの好き」　「ほっちちゃんは、今何か困っている事はあるかな？」　「無いっ！」即答。「お母さんが居たら、話しづらいよね。」と私は外に出されたが、ほどなくして「お母さん、もういいですよ～」と呼ばれる。おもちゃに没頭して、面接にならなかったらしい。私から主治医に、時々荒れる事はあるがそれでも自分で抑える事ができるようになってきて、とても落ち着いてきている、３年生になって、本当に気の合う特別な仲良しさんが出来て、毎日楽しそう、担任の先生は若くて元気で子供と一緒に楽しんでくれるような人である事を話した。一時期気になった、何かあった時に「またやっちゃった・・・」とか「どうして解ってるのにできないんだろう・・・」って内にこもって落ち込む行動も減って、体中にやる気とエネルギーが満ちてる感じ、とも。主治医は「いいですねぇ～。いいですねぇ～。周りがほっちちゃんを理解してくれているから、本人の自信に繋がっているんでしょうねぇ。」確かに、今のクラスはなんだか楽しい雰囲気があって、ほっちが訳のわからない話をしてもお友達は「何を言ってるか全然わっかんない！」と言いながらもその後に「それって、コレコレこーゆー事？」とほっちが話したい事を推測して言ってくれたりする。「そうそう！」とほっちが答えると「あー、解った」って感じでまた普通に会話が進んでいく・・・。その光景を見た時にとても驚いた。ほっちの障碍についてはお友達は知らない。今までは「ほっちちゃんって、話してる事が時々わかんなぁ～い」ってちょっと意地悪気に言う子が多くて、それでほっちもつっかかっていってトラブルになったりしていた。今のお友達はそういう事がない。そのままのほっちと対応してくれてる。それって、ナチュラルサポートだよなぁ。ありがたい事である。そういう雰囲気の中にいるほっちは当然状態が良いし、それを見ている私の精神状態も良い。ギャングエイジ行動の事も相談してみたが、頻繁に続いているようでなければ、大騒ぎするなと言われた。ハイ、解りました。「ただ、女の子は今後年齢が上がってくると、今は仲良しのお友達でもちょっとした事で手のひらを返したようになる事があるから、注意していましょうね、ほっちちゃんは浮きやすいタイプではあるよね」と言われた。そうならない事を願うのみ、だけど。小さなボールがたくさん入っている細い筒のようなおもちゃ（多分赤ちゃん用）を何度も何度も傾けて、転がるボールを見つめているほっち。「このボール、出したいなぁ～～」と、なんと突然筒に噛み付いた主治医、爆笑。「ほんとに、面白いっていうか、やっぱり個性的だよね」と温かいまなざしで仰る。私の心も温かくなる。帰りの車の中で「今から行けば給食に間に合うね」と言うと、ほっちが「・・・でも、ほっち何にもしてないのに給食だけ食べるなんて悪いな。みんなは勉強頑張ったのに。」とポツッと言った。ほっちの口から「他の人に悪い」なんて発言が出たことにとても驚いた。いつも「まず自分」だった。優しい気持ちはちゃんと持っているのに、なかなかそれが表に出なかった。周りが、ほっちの事を思いやってくれているから、ほっちの心の中の思いやりのたねが芽を出したんだな。「周りの人の気持ちが考えられるなんてすごいね。お母さんはびっくりだなぁ～。でも、ほっちも先生と面接頑張ったんだから給食食べてもいいと思うよ。」と言うと、「そっか！」と元気な声。「あ～、ほっちちゃん、来た～！！せんせー、ほっちちゃん来たよ～」という元気なお友達の声に迎えられて、ほっち照れ照れで教室に入っていった。周りの理解って、すごく大きな力があると実感。このまま、理解に包まれたままでいたいなぁ。ま、そんなに現実は甘くないだろうけど。でも、今ほっちの周りにある「理解」が、将来、「無理解」に立ち向かう力を育んでくれるといいなぁと思う。

  2007年06月21日

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• ビリー・・・

  うっとうしい。非常にうっとうしい。年休調整で４日間仕事が休みの旦那が、昼間っからリビング占領してビリーズ・ブート・キャンプをやっている。夏に向けて、腰にできている「脂肪ベルト」を解消するそうだ。テーブルやソファを動かしてスペースを作っているので、掃除もできない。「ふぅっ！」「はぁっ！」とかうるさいので、家事もはかどらない。「あ～、いい汗かいた。ちょっとは脂肪が燃えたかな」と、本人ご満悦だけど、乱れたリビングの後片付けは私っでも、明日は横でやってみようかな・・・

  2007年06月19日

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• ヨガ　＆　ちびっこギャング

  ママ友達とヨガ教室の体験に行ってみた。私は昔からやせっぽちで、ダイエットとは無縁。「うらやましい」ってよく言われるんだけど、本当に「ガリガリ」なのでもう少しふっくら女らしくなりたいなーと思う。思っていたら、下半身だけかなりふっくらした（泣）。そして痩せてる上半身にも「引力」は平等にかかる痩せてても「たるむ」以前やってみたエアロビクスや筋トレはちょっときつかったけど、ヨガはゆったりムードでＢＧＭがあったりしてけっこう楽しめた。身体の筋がのびのびして、軽くなった感じ。でも、なんか、イマイチ刺激が足りないかなぁ・・・午後、学校から帰ってきたほっちがランドセルを下ろすなり、「今日ね、○○と××と△△と・・（以下、５名分続く）・・が、遊びに来るよ。」と。「えええ～～～～っ」と驚く間もなく、ピンポ～ンほっちともう一人以外は全員男の子。みんなでわいわい、あーでもないこーでもないと大騒ぎしている姿はまさにちびっこギャング（でもかわいい）。家が破壊される危機感を感じたので、途中から丁重に外遊びをご案内した。一緒に「どろけい（泥棒と刑事に分かれてやるおにごっこ）」で遊ぶ。子供達相手に走りまくり。ヨガに足りなかった刺激が十分に満たされた１日であった。うぅ～、筋肉痛・・・

  2007年06月18日

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• 休日参観日

  ほっちの休日参観日うちの学校は毎月学校公開日があるので、クラスの様子は割とひんぱんに見れる。ありがたい。ほっちの担任は、ボーイッシュで元気な26歳の女の先生若い！去年までのベテランの先生との授業と比べると威厳は無いがテンポが良い。そして、気付いたのだけど、褒め言葉が良く出る。「そう！よく気付いたね！」とか、「すごいね！」とか。冗談も言って、明るい雰囲気。先生にも色々だなぁと改めて感じた。ほっちは窓側の一番前。障碍の事はお話してあるし、視力も悪くなってるので配慮して下さっている。ほっちの他に、多分診断が出ているであろう子がいる。ほっちとは気が合うらしく、よくうちにも遊びに来てくれるケンタ。何度も会ってるのに、会うたびに「誰のお母さん？」と聞く常に動いてて、周りの子にちょっかいを出し、勝手にしゃべり。あまりにひどいので、一人だけ一番前の、いわゆる「おしおき席」に座らされている。先生の目や手がすぐ届くからだろけど（現に先生はしょっちゅうケンタの身体を元に戻し、声をかけ、非常に忙しそうだった）、これってどうなの・・・？ちょっかい出される他の子の為にやむを得ずそうなったみたいだけど、ケンタはどう感じているのかな。休み時間に私を見つけて「あ、ほっちのお母さん！」と抱きついてくる。やっと覚えてくれたんだ～。おばちゃん感激そうそう、肝心のほっちの事。時々、どこか遠い世界に行ってしまっている瞬間もあったけど、先生の質問に元気に手を上げ、なかなかしっかりやっていた。学校では、お姉さんタイプの子達とは交流が減っているみたいだけど、他の子達からは「元気なほっちちゃん」と受け入れてもらっているようなので、一安心。周りが好意的なのを感じるのか、１、2年の時と比べてほっちものびのびしてる感じ。やっぱり周りの環境って大事だよなぁ。授業参観の後は、親子工作。あっちは、お姉ちゃんのお友達にかわいがってもらってご機嫌。厚紙を使ってボードゲームを作ったのだけど、その間も先生は教室中をパタパタと回って、子供に声をかける。そして、ゲームが出来上がった子とは本気で対戦。「やったー、先生勝ったー！」とガッツポーズ。若い。楽しい。「あの先生、まだ４年目でしょ～、ハズレだよね」とか言ってるお母さんがいたけど、大事なのは年数じゃないよね。ベテランの先生も安心感があってさすがだったけど、若い先生にも若いならではの良さがある。連絡帳に何か書けばすぐ反応があるし、子供のノートを見ても○だけじゃなくて「きれいに書けてるね！」とか必ずコメントがついてて子供としっかり向き合ってくれてるなって感じる。ほっちが楽しく学校に通えて、お友達との関係も良好なのは楽しくてガッツのある先生のお陰なのかもな～。ケンタは学校楽しめてるかな。ひとりだけ一番前の席なのを気にしてないかな。そんな事を思いながら校門を出た。

  2007年06月16日

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• 母親って

  相変わらずほっちの「ギャングエイジ」行動は続いています学校で自転車が解禁になったのでお友達との行動範囲も広がって、毎日のように学校へ遊びに行ったり、駄菓子屋へ行ったり。サザエさんちのカツオくんのように、学校から帰ったら「ただいま～」とランドセルを放り投げてそのまま遊びに行きます。毎日「遊び倒している」という感じ。あれだけ言ったのにお友達へおごってあげたりおごらせたりをやっているようだし、門限破りもあるし、小言も言いたくなるのですが（言ってるけど）、悪い事ばかりじゃない。自分から引く事がずいぶんできるようになったし、納得できない時でも「じゃ、こうしない？」と代替案を出したりできるようになった。一方的だったお友達とのかかわりが、相互的になってきています。なので、問題行動はあるけどぴしっと叱った後は「今はそういう事が楽しい時期なんだろうなぁ・・・」と自分の時を思い出しながら少し引いて見るようしました。思えば私も、そう「おりこうさん」な子ではありませんでしたほっちを見てると思い当たるところがいっぱいあって、「母はどう対処していたんだろう」と思う事がしばしば。私がしているように、ヒステリックに怒ったりくどくどと叱ったり、という事は一切なかった。もともと、天然というかちょっとのんびりした人だけど、それでも腹が立つことはたくさんあっただろうに。先日実家に帰った時、小学生だった私が首を折ってしまってボンドでくっつけた花瓶があり、「あ、この花瓶まだあったんだ。ボンドでくっつけたのによく持ってるね」と言うと、「あら、とうとう白状したわね。絶対自分じゃないって言い張ったのに。」と母。思い出した。母の留守中に折ってしまい、ボンドでくっつけておいて「私じゃない、知らない」と言い張ったんだっけ。修理までしてあって知らないはないだろうって感じだけど、母はそれ以上何も言わなかったな。その花瓶は、母のお友達が焼いてくれた大切な物だったらしい。もしほっちがそんな事したら、私だったら「折った上にウソまでついて～～～～」と余計に怒ってしまいそう。私には母のようにはできないなぁ。何が違うのかなぁ。余裕がないのかなぁ。あっちはあっちで、幼稚園で色々あるらしく、朝、ぐずる事が続いています。しっかりしていてプライドが高くて頑張り屋。幼い頃から荒れるほっちやそれに対応する私とのバトルなどを見てきているので、知らず知らずの間に「私はちゃんとやらなきゃ」って思っているところがあるみたい。「しっかりしてる」「優等生」と言われ続けてきた事が少し重くなっちゃっているのかな。周りが成長してきて、いつも自分が一番なわけじゃなくなって、失敗する事も増えてきた事に傷ついている。「失敗してもいいんだよ」「頑張らなくてもいいんだよ」と言ってはいるけど、彼女は「それじゃいけない」って思ってしまうようです。今朝も「給食を残してしまう」と大泣きそれでも「頑張る」と言って出かけました。受け止めてあげなくちゃとは思うんだけど、頻繁に泣かれるとやっぱちょっと疲れるわ・・・うちの母だったら、どうするかな。土日は親子でゆっくりしよう。

  2007年06月08日

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• 完治！

  ほっちの水疱瘡、やっと完治のお言葉を頂きました丸々、１週間・・・。外遊び大好き、お友達大好きなのに外に出れず、溜まったストレスを吐き出す場面もありましたが、１週間よく頑張ったわ。今日は旦那がお休み。ほっちは完全なるパパっ子です。医者で「登校許可書」をもらったその足で、お父さんとお散歩に出かけました。大好きなお父さんと、久しぶりの外出、すご～く、嬉しそうだった私は思うように買い物にも出れず大変だったけど、ほっちと色々話したり、一緒にお料理したり、のんびりテレビ見たり、ゆったりほっちと向き合えた１週間。なんだかちょっと楽しかったかな。「ほっちって、なかなか良い子じゃ～ん」と親バカながら思いました。学校の手紙を届けてくれたり、「ほっちちゃん大丈夫？」と気にかけてくれたお友達。「土曜日にはお外に出れると思うよ」と話すと「やった～！！」と言って、すぐほっちに電話をくれて、遊ぶ約束をしてくれました。有難い事です。たまには病気になるのも良いかな、なんて思いました。ほっちは辛かっただろうけどね～。今日から６月。朝起きて、ふとカレンダーを見ると・・・「３１日」手書きで付け加えられていました。「おかあさん、３１日が無かったんだよ～　　」とほっち。「西向く士（にしむくサムライ　＝　２、４、６、９、１１月）」の月は３１日まで無いんだよ、と話をしてやりました。おばあちゃんの知恵袋、でした

  2007年06月01日

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• たかがゲーム、されどゲーム

  ほっち水ぼうそう発症から５日目。最初から熱と一緒にガーッと出たので、発疹は５日目にしてほぼかさぶた。明日あたりから学校へ行けるかなーと期待して行った医者で、「もう人にはうつらないと思うけど、ま、今週一杯休んでね」と言われましたこれで私の５月は終わった・・・　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今日読んだ新聞に、ゲームの与え方についての相談が載っていた。「うちはゲームを持っていないが、お友達はゲームでばかり遊んでいるので、時々借りているようだ。が、そこの親から『借りてばかりいないで自分で買って』と言われてしまった。子供には高価すぎる物を与えるのはどうだろうか」という相談。で、読者からの答えの中に、「うちはいつも貸す側。高価な物だからこそ大事に使っているのに、その子は毎日のように、週末まで借りに来る。ほとんど自分の物と同じくらい使っている。高価な物だからこそ借りてはダメとか話し合ってほしい」という意見があった。うちはＤＳを持っていない。もともと親自身がゲームにあまり興味がないのと、やはり子供には高価すぎるというのが理由。大勢で一緒にいるのに、会話も無くただ黙々とゲームをやっている姿は私には異常に見える。そういう中に入れたくない。ゲームが絶対悪だとは思わないし、最近は為になるようなゲームもあるので、実は私は『買ってもいいじゃ～ん』と思ってるんだけど、旦那が「絶対ダメ。」と言う。で、与えていない。一時期すごく欲しがった時があって、ＤＳ大の画用紙を二つ折りにして画面らしき物を描き、えんぴつでシャカシャカなぞりながら「ＤＳごっこ。」と寂しく微笑まれた日にゃ～、あまりの不憫さに思わず「お母ちゃんが買ってやる」と言いそうになったが。でもね、大部分の子が持っているという状況の中で、「与えない」という選択を貫くのはかなり厳しい。外遊びにつきあったり、図書館に連れて行ったり、親として努力はしてるつもりだけど、やっぱり時々借りてるみたい。先日もトラブルがあった。家の前でギャーギャー言ってる声がするので出てみると、一緒に登下校しているＮちゃんとほっちが喧嘩している。ほっちは私を見るなり、「私も一緒に遊びたい～～～」と泣き出した。Ｎちゃんとは、何かとトラブルが多い。無邪気で心のままに行動する、言うなればほっちと似た物同士。だから「合わない」んだろう。ＮちゃんもＤＳを持っていなくて、近所の「与えない派」の最後の同志だったんだけど、とうとう買ったらしい。で、ほっち以外の仲良し全員を「ＤＳしよう」と家に呼んだらしい。一番の仲良しのＨちゃんが「私が貸してあげるからほっちちゃんも一緒に良い？」って言ってくれたのだけど、「ママがＤＳ持ってる子だけって言ったの。貸して貸して、ってなるから、って。」『え～～～ッ』と思ったけど、ある意味もっともな意見なので、ほっちに「しょうがないよ。今日はお母さんと遊ぼう。入れてもらっても、自分だけ持っていなかったらほっちが辛いと思うよ。」と言ったのだけど、半パニックになってるほっちは「いいの～！見てるだけでいい！貸してって言わない！！」と聞く耳を持たない。結局、Ｎちゃんは「ママに貸しちゃダメって言われてるから私は貸せないけど、Ｈちゃんが貸すならいい」という事になって入れてもらった。Ｈちゃんはそれ程ＤＳに固執していない子なので、無理して貸すという感じではなく、本当に貸すのが嫌ではないんだろう。でも。でも、それで良いのか？ほっちはその日は早々に帰ってきた。本当に貸してもらわず、黙ってみんながやるのを見ていて、しばらくすると自分から「帰る」と言ったそうだ。帰ってきてからいつもの元気が無くて、一人部屋にこもってしくしく泣いている。夜、寝る前に「どうしてＤＳ買ってくれないのぉ～～」と大声で泣いた。「与えない」という選択は勝手だ。でも、友達関係の中でゲームを絶対にしないという訳にはどうやらいかないらしい。とすると、借りる事になる。「持ってる人が持ってない人に貸すのは当たり前」と思っていた。実際、逆の立場だったら「バンバン貸してあげなさい」と言うと思う。でも、そう思わない人もいるんだというのはショックでもあり、新たな発見でもあった。考えてみれば、そうだよなぁ～。気持ちはわかる。「貸すのが嫌」な人の気持ちも解ってしまった今、これでいいのかなぁと益々考えてしまう。自分の意思を貫くのはよいけど、それで周りに負担をかけるならば不本意だ。でも、ここまで頑張ってきたのに「周りがみんな持ってるから」って理由で買うのはやだな～。こうなると、教育的理由より何より、単なる「意地」みたいになってる。今回みたいに病気になった時はゲームがあったら暇つぶしに良いだろうな、なんて思ったし。今日、近所の子が「ＤＳのカセットが無くなった・・・」と言って涙目で探していた。みんなで遊んでいて、貸し借りしてたらひとつ無くなってた、と。みんなに間違えて持ってないか聞いたけどみんな「知らない」って言った、と。持ってたら持ってたで、こういう苦労もあるんだね・・・ゲーム、侮る無かれ。

  2007年05月30日

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• あっちの反撃

  今日は地域の子供会の新年度お楽しみ会でした。今年は役員を引き受けてしまったので（断れなかった・・・）、水疱瘡のほっちに１時間半の映画のＤＶＤをセットして、会場へ。でも、ほっちには悪いが、楽しかった～ちびっ子達がいっぱいで、遊んでるだけで楽しい。でも、おうちで待ってるほっちの為に、途中退散。ほっちはこのお楽しみ会を文字通りとっても楽しみにいていたので水疱瘡になってしまった時は「出席できない～～！！」と言ってべそをかいていました。それでも、一生懸命我慢してお留守番をしてくれていました。そこへ、地雷（それも特大）を踏む女。あっちが上目遣いでほっちを見て言い放った。「あ～、子ども会楽しかったぁ～」地雷爆発！！ほっち、大荒れ。そりゃそうだよね。可哀想にねぇ。あっちは、普段虐げられている恨みをここぞとばかりに水疱瘡で弱っている姉にぶつけてます。「女」だなぁ～、ジメジメ、ねっとり系だなぁ～昼から夜までずっとほっちの機嫌は直らず、女のバトルが繰り広げられてました。５歳になったあっちは益々お口が達者になって、この頃姉妹喧嘩が壮絶。成長の過程とはわかっていても、聞いててうんざりします。妹を可愛がる姉、姉を慕う妹・・・うちには縁遠いみたいです

  2007年05月27日

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• キターーーッ　w（゜д ゜）w

  ゴールデンウィークにしらみ感染発覚。撲滅したと思ったら、あっちが水疱瘡。治ったと思ったら、ほっちがお熱。で、やっと平常生活に戻った、と思っていたら・・・キターーーッ　w（゜д ゜）w今度はほっちが水疱瘡発症でーすお医者様から「間違いなくうつるね」と言われてはいたけど、あっちが発症してからキッチリ２週間。なんて几帳面なウィルスさんなのかしら。あー、また看病生活だわ。治った頃は月が変わってるな。私の５月って・・・

  2007年05月26日

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• 先生、大好き～

  ４月から始めた仕事も１ヶ月。ずっと目指していて、子育てしながら勉強して、資格を取って、やっと夢に近づいた。でも、仕事に慣れないのはもちろん、生活のリズムにも慣れず、なかなかハードな毎日でした。家族にもちょっと皺寄せ行ってしまってたなぁ。１ヶ月たって、やっと仕事にも生活リズムにも慣れて来て、少し余裕が出来てきました。幼稚園の講師として働いていますが、何気なく毎日やってきた「主婦」や「母」としての経験がとっても役に立ってるのですよ。ママ友達とのお付き合いは、父兄の方々とのお付き合いに役に立ってるし、近所のたくさんの子供達と遊んでる事はそのまま生徒達との付き合いに役に立つし、クラスの気になる子と接する時は、発達障害の子供を持つ母としての経験が多いに役に立つ。ほっちの事では悩む事も多い毎日だけど、その経験が今自分を助けている。人生、無駄な事って何一つ無いんだなぁ、と実感しています。昨日、授業が終わって帰ろうとすると年中さんの女の子が、「せんせ～、だいすきぃ～」と抱きついてきて、「ばいば～い」と駆けて行きました。か、かわいすぎる。嬉しすぎる。感激でしばらく立ち尽くしてしまいました。朝、登園すると「あ、せんせ～来たぁ」「おはよ～」と駆け寄ってくる子供達。みんなかわいいなぁ。私、幸せだなぁ。自分のやりたい事をやらせてもらっている今、その分、他に無理をかけている部分があるかもしれないけど、でも、やっぱり続けて行きたい。ずっと先の、でっかい夢に繋げて行きたい。でも、主婦としての仕事も抜かりなくやらないとね。なんとなく、家、荒れてるし・・・休みだった今日は布団干し、洗濯、衣替え、子供と外遊び、頑張りましたよ～初夏のような良い天気布団干した後、ベランダで遠くを眺めて、「頑張ろう～」と大きく伸びをしました。

  2007年05月24日

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• 主治医との面談

  ちょっと溜まり気味の自分のため、ほっちの主治医と面談してきました。ここ数日の一連の事柄をお話。「ほほ～ぅ。そうですか」「ふん、ふん」と言いながら私の話を聞きます。非常に穏やかでのんびりした印象の先生で、最初はそれがちょっと頼りなく感じたなぁ。私が吐き出すのを待ってから穏やかに仰いました。「ほっちちゃんは非常にエネルギーと力のある子ですからね、あまり抑えないで出してあげるように、もちろん良い方向へですけど、その方が良いと思います。何も解ってない、身についてないのではなくて、ほっちちゃんなりのルール、考えにのっとった行動だと思いますよ。ただ、そのルールや考えが社会に照らした時に合っていない事がある。その時はどうしてダメなのかとか説明は一切せず、『ダメです！それが社会の決まりです！！』と言うだけの方が良いでしょう。頭が良いので、理由を説明すると逆にその理由に合致していなければ良いのだ、と考えてしまいます。お母さん、注意する時なんて言ってます？」「人の嫌がることを言ったりしてはいけない、人の物を取っては絶対にいけない、とか・・・」「うん、その『人』っていうのにお母さんや家族は含まれてないかもしれないよね。ほっちちゃんの中ではお母さんやお父さんは家族であって『人』ではない、と」「でも、私の顔を見てすぐ『ごめんなさい』って言ったって事は悪い事って解ってるんではないでしょうか」「それはお母さんの顔が怒ってたから、そこで初めて『まずい』と思ったんじゃない？」ぬぉ～～～～～～～～～～～～～っうぉ～～～～～～～～～～～～～っそうか、そうかもしれない。考えも及ばない部分だよなぁ。確かにほっちは理由を説明したりすると、「じゃ、これは？」「じゃ、こういう時は？」と聞いてきた時がありました。ほっちなら解ってくれるはず、と思って理由も説明してきたけど、それが逆効果だったところもあるのかもしれません。まだまだほっちの世界を理解するのは難しいです。完全に理解する事はできないかもしれない。でも、いつも理解しようとする姿勢は持っていたいと思います。主治医の先生、頼りなさそうに見えるんだけど、いつも「おぉ～～」っていう事を言ってくださる。やっぱりすごいわ。10回に及んだこのクリニックでのSSTのコースも終わりました。半年の間に、ほっちはずいぶん成長したと思う。成長した反面、苦手な部分が浮き彫りになってきたようで、一ヵ月後にほっちと先生マンツーマンの面接を設定してくれました。面談終わって、また前を向く気持ちになりました。前を向かなきゃ。ニキ・リンコさんの本に「自閉症、深読みしなけりゃうまくいく」というのがあったなぁ。細かくしっかり見てあげる事も大事だけど、行動を深読みせず見守ると言うのも大事なんだろうな。それが出来ない、「ど～ん」と構える事が出来ない私。まだまだ未熟者ですわ。　　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊鬱陶しい気分を洗い流すため、突然思い立って温泉に一泊してきました。温泉で身体と心の垢を洗い流し、美味しいお食事を食べて、帰りは遊園地で思いっきり子どもと遊んできました。疲れたけど、楽しかった。あっちも、ほっちもすごく楽しそうで、ニコニコまた1週間が始まります。

  2007年05月21日

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• みなさん、本当にありがとう

  前回の日記に、温かいコメントを有難うございました。お一人お一人にお返事を書く余力が今はないのですが、どうぞお許し下さい。かなり感情的に書いたので、読んでくださった方の中には、不愉快な思いをした方も居らしたと思います。ごめんなさいね。でも、本当にあの日はいっぱいいっぱいでした。ここで吐き出す事で、少し冷静になれました。皆さんのコメントを何度も何度も読み返して、また泣いて、でも自分を見つめなおす事が出来ました。多分ほっちは本当に「やってみたかった」「欲しかった」だけなのだと思う。でもそれで良い訳がない。でも、3年生になってからのほっちは本当に毎日楽しそう。毎日毎日一緒に居られる様な女の子の仲良しがほっちに出来たのは初めてです。今は毎日がただただ楽しい。本当に嬉しそうで、エネルギーがみなぎってる感じ。（負のエネルギーもみなぎるみたいですけどネ・・・）でもそういう世界を持てるようになった事も喜んであげたい。とりあえず、一人きりのお留守番の日が無くなるよう工夫したいと思います。悪気は無くても、目の前の快楽から逃げられないタイプだから。物理的にそういうチャンスを無くすしかないかな。それから、主治医の先生に明日話を聞いてもらいに行ってきます。ほっちの為、と言うよりは私の為。自分で選んだ道とはいえ4月に始めた仕事＆旦那が長期出張で不在という事でかなり疲れが来ていて、ちょっと自分でも自分が危なっかしい気がするので。そして、今までは学校でのトラブルが無かったので考えてませんでしたが、スクールカウンセラーの方にも一度ほっちの状況を知ってもらうためアポを取ってみようと思います。みなさん、本当にありがとう。「私が頑張らなきゃ」「人に迷惑をかけないように」ってずっと思ってたけど、沢山の方がコメントを下さったり訪問して下さった事で一人じゃないんだな、一人で頑張らなくても良いのかも、と思えるようになりました。って言うか、もう一人で頑張るの限界・・・（苦笑）本当に本当にありがとう。

  2007年05月18日

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• ギャング・エイジ・・・うそと盗み

  しんどいです。３年生になって、気の合う仲良しも出来て、意欲まんまんのほっち。「やってみたい」「行ってみたい」っていう事が本当に増えた。その都度、できる事は叶えてあげていたつもり。週に一度だけ私の仕事帰りが6時になる時があります。1時間半ほど一人でお留守番です。学童は断られ、放課後事業をやっているNPOには「行きたくない」と言うので、「集会所で遊ぶ」という約束になっています。先日帰宅すると、お菓子や飲み物が散乱していて、どうやらお友達を家に上げてもてなしたようでした。留守の時は人を入れてはいけない約束を確認して、「お母さんの居る時ならいいよ」と次の日にお友達を呼んで一緒にホットケーキを焼きました。先週は前の日記にもあったように、火を使った形跡。バレバレの状態なのに「やってない」とうそをつく。それも、迫真の演技。そして・・・月曜日、お友達のお母さんから「二人が集会所のトイレに籠って出てこない～」と連絡がありました。コンビニでお菓子をおごってあげて、こっそり食べていたのです。「お金をあげたり、買ってあげたりはいけないよ」とよく注意して「わかった・・・」と言ったその夜です。電話がかかってくると、テレビを見ていたほっちが飛んできて、「お母さん、ここはうるさいから向こうの部屋で電話して」と私を部屋から押し出そうとします。『おかしいな』と思っていると、ものすごい素早さで私のカバンから財布を取り出し、隠し持ってトイレへ・・・頭が真っ白になって電話の内容が聞こえません。電話を切ってトイレの前で待つと、出てきたほっちが状況を察したのか、「ご、ごめんなさい、返すから」と。手には１５０円。すごい勢いで怒って、ひっぱたいてしまいました。当然パニックです。でも、いけないことはいけない。社会のルール違反は許さない。とことん叱りました。そして、今日。仕事に行く前にガスの元栓をしめて、『お友達を入れないこと』と確認の手紙を置いて出かけました。帰る前に電話をすると、「は～い」と元気の良いほっちの声と、後ろでお友達の声。するとほっちがあわてて、「集会所で遊んでたんだけど、忘れ物を取りに来たの」と言います。怪しいと思ったけど、あれだけ言ったんだし、昨日も叱ったばかりだし、とほっちを信じて「もうすぐ帰るから集会所で待っててね。」と電話を切りました。「ただいま～」とドアを開けると、ほっちが血相を変えて出てきて、「今入らないで、お願い。ごめんなさい、ごめんなさい」・・・家の中にはきまり悪そうに半笑いの仲良しのお友達。そして、テーブルや床に散乱した、粉、卵、砂糖・・・ホットプレートには焦げたホットケーキ。わなわなする身体をおさえて、二人に「ホットケーキが焼きたかったんだね。でも、大人の居る時にやるようにしよう。言ってくれればいつでも用意するよ」と言い、お友達には「おばちゃんが居ない時はほっちが良いって言ってもお家に入らないでね。」と言って帰ってもらいました。ほっちはずっと下を向いています。３、４年は「ギャングエイジ」と言って、まさにギャングのように徒党を組んで世間や大人に反発するような事をする世代で、それは成長の過程、と年度始めの懇談会で先生が言っていました。そうやって、何かをやらかして叱られて、規律やルールを身につけて行き、やがて自立する。何もやらかさないですんなり育ってしまうとかえって後で危ない事もあるし、何かあっても、その時にしっかり対処しているとその後の伸びが違う、と。でも、それは定型発達の子のお話でしょう？ほっちは規律やルールが身に付くの？何回同じ事を言えば良いの？「あまり過剰反応せず、ビシッと叱った後は普通に」って言ってもそれで学習してくれるの？「どうしてもやりたかった。我慢できなかった」とほっちは言いました。ルールや規律がわかっていても、欲望や衝動を抑えられない。だったら、ルールや規律を教えてもしょうがないじゃん！もう、嫌だ！！頭がおかしくなりそうで、涙ばかり出て、ほっちと離れたい。どうしたら良いんでしょう。次を信じて見守るべきなのかな。一人でのお留守番も社会経験、１時間半くらいなら良い体験になるはずと思っていたけど、やっぱり私も旦那も居ない日は預けるしかないのかな。ちょっと疲れが溜まっています。

  2007年05月15日

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• カーネーションの花束

  母の日、でしたね。金曜日、あっちのお迎えをして仕事から帰ると、お留守番中に火を使った形跡がありました。そして、散乱するパンくずと卵液。問いただしたら「フレンチトーストを作った」と。（フレンチトーストはうちの定番おやつです。）自分でやったのは偉かったけど、火は絶対に一人で使ってはいけないと注意。何事も無くて良かった・・・今度から、ガスの元栓閉めて行かないとな。ほっちは「ごめんなさい・・・」と言いながらも、なぜかテンション高め。で、あっちにヒソヒソ話をして二人で何かたくらんでる風の笑い。「お母さんにはナイショ」と言いながら「びっくりするよ。プレゼントがあるんだよ」、って、全然ナイショじゃないじゃ～ん。夜ご飯の間も、ご機嫌で喋りまくりで「後で、お花をあげた後にパーティーをするから」、って、お花ってバレてるじゃ～ん。ほっちらしい・・・で、かわいいカーネーションの花束をくれました。裏のコンビニの値札付き。本番の日曜日まで待てないところもこれまたほっちらしい。でも、自分で考えて自分で買いに行くなんてこと初めてだったのですごく嬉しかったです。「成長したんだなぁ」って「こんな事が出来るようになったんだなぁ」って。今日は一緒にフレンチトーストを作りました。夜には、ほっちとあっちの歌って踊ってのディナーショーが開催。二人は「月島きらり」になりきってましたそして一緒にお風呂に入るとあっちの身体にブツブツが・・・「ぎゃ～～、水ぼうそうだぁ～～～」・・・そんな我が家の母の日でした。　絶対ほっちにうつるよね・・・（泣）

  2007年05月13日

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• しらみ奮闘記

  お久しぶりでございます。テーマを「子育て奮闘記」としましたが、実はこの1週間、文字通り奮闘　　しておりました。何と？しらみ、　　　と！！あっちの頭を結ぼうと髪をとかすと、いやにフケが多い。・・・ってゆうか、フケにしてはちょっと・・・。嫌な予感がしてほっちの頭を見ると、「なんじゃこりゃーーー」しろいツブツブがいっぱい！！フケじゃ無い！「頭、痒いんだよ～」とほっち。そういえばぼりぼり掻いてたなぁ。しろいブツブツはしらみの卵である事がわかり、それからはもう大変。シーツ、枕カバー、髪ゴム、ブラシを熱湯消毒。布団は天日干し。タオルは共用出来ないしちょっと使ったら洗うから、洗濯物は大量。そして頭は薬のシャンプーをして、目の細かい櫛で根気良く梳かし、髪に付いた卵をこそげ落とす。それが毎日ほっちの頭からは成虫も出てきたよ～。あっちに添い寝してる私の頭もふと見ると、ぎゃ～、卵が～「しらみが付くなんて！」という精神的ダメージと、家事倍増の身体的ダメージに加え、お薬代の高さに経済的ダメージも。ボロボロです。なんとか、あともう一息というところまで来ました。成虫は見つからないし、卵もほとんど無い。ちなみに、私の名誉にかけて書き加えておきますが、しらみ被害は増加中で決してめずらしい事ではなく、成虫を誰かからもらってしまうことでうつるので、決して不衛生な環境から自然発生するのではありません。そうなのよ～、本当よ～。ほっちのお友達も被害にあった子がいたので、学校でもらってきたようです。身体をくっつけあって遊ぶ事の多い、低学年くらいまでの子供に多いんだって。でも、「自分の子にしらみがいる」って言うのは恥ずかしくてみんな言わないからその間にどんどんうつって大量発生してしまうパターンらしい。でも、私は非常に常識ある親でありますのでちゃんと学校に報告しましたよ～これから６月くらいが被害のピークらしいです。みなさんも、ご注意下さいね。＊＊＊＊＊＜追記＞＊＊＊＊＊＊「ご注意くださいね」、って何を注意すれば良いのでしょう。まずは、子供の頭をマメに観察する事。早期発見が早期撲滅への鍵です。卵の数が少なければ少ないほど駆除するのも早いですし。成虫は発見するのが難しいけど、卵は比較的簡単に見つかります。髪の根元あたりに０．５ミリくらいの白～薄茶の半透明で楕円の卵を産み付けます。フケと違って、はらっても落ちず、しっかり張り付いているのでわかると思います。でも、虫が自分で飛び移る事はないそうなので、頭と頭の接触やタオルや枕の共有をしなければそれ程神経質にならなくても良いそうですヨ。ご参考まで。

  2007年05月11日

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• ほっちからの手紙

  ほっちとあっちへの対応が違ってしまう。同じ事をされても、あっちだとそれ程腹がたたないんだけど、ほっちだと無性にむか～っと来るのは何でだろう。あっちがやっても「はいはい」って見逃せる事が、ほっちだと見逃せない。でもね、本当にほっちの事もあっちの事も愛してるんだよ。なのに、なんでなんだろう。あっちは下の子だから、余計にかわいい、だけでは無い気がする。今日買ってきたばかりのボードゲーム。ほっちは早く開けたくて開けたくて、外の箱をびりびりに破いて開けた。収納ケースも兼ねている、きれいな箱。「どうしてあんたは、いつもそうなの？！物を大切にしてよ！買って来たばかりの物でしょう？どうしてもっと大切に扱えないの？！」と怒鳴ってしまった。ほっちは「片付ける」のが苦手で、どんなに大事な物でもいつもその辺に転がしている。せっかく買っても、大事にするのはせいぜい２、３日。「物を大事にしてね」「お父さんが一生懸命働いたお金で買ってるんだよ」何度も何度も言ってもダメ。あっちは「わかった・・・」ってすぐ反応してしゅん、とする。でもほっちは聞いているのか聞いてないのか返事もないし、他の事を始めたりする。それがまた、腹が立つ！「この子はどこまで解ってくれてるんだろう・・・」って不安になる。怒鳴った後、「何度言い続ければいいんだろう・・・」って不安と「怒鳴ってしまった」っていう自己嫌悪で黙って食事の用意をしていたら、ほっちが近寄ってきて無愛想にノートを差し出してきた。「お母さんとほっちの交換ノート」以前トラブルが続いた頃に、状況説明が上手く出来ないほっちの為に作ったノートで、最近はあまり出番がなかった物。それにはこう書いてあった。ゲームのはこをこわしてごめんなさい。はこをあけるときに（このはこはいらないのかな）と思ってやぶいちゃったんだよ。でもお母さんの顔を見てわかったことは（ほっちがやぶいてかなしいんだな）とわかりました。前もおなじようなことをして（前も今日もお母さんはかなしいんだな）と思ったよ。とてもかなしかったね。またやってしまうかもしれないけど、こんどからはちょっとがんばっていくね。さいごのひとことほんとうにごめんなさいそして泣いている女の子の絵。「そうだったんだ・・・。ごめんね。書いてくれてありがとう。よく解ったよ。」って言ったとたん、大声で泣き出したほっち。お母さんこそごめんなさい。あなたの言い分も聞かず、一方的に怒鳴ってしまった。ほっちはちゃんと解ってるんだよね。解ってないのはお母さんだね。こんなお母さんでごめんね。明日は公園に行こうね。いっぱい遊ぼうね。お互いいっぱい泣いたけど、明日の朝は笑っていようね。

  2007年05月03日

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• 木の上でお食事♪

  抜けるような青空。初夏のような陽気の中、子供達とプレーパークへ行きました。以前の日記にも書いたけど、ここは自然の地形を生かしていていわゆる「公園」とは違ってとっても楽しい。今日も山猿娘達は、山や木を上へ下へとおおはしゃぎ。写真は、実は木の上です。ツリーハウス、ってやつですね。うえにはちゃんとシートで屋根があります。ステキでしょう？お弁当がもっともっと美味しく感じます。私も張り切って、木登りしたり竹で出来た滑り台をしたりしちゃいました筋肉痛になりそう。あ、でも筋肉痛出るの、３日後くらいかな・・・

  2007年04月29日

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• 授業参観日

  ３年生になって初めての、ほっちの授業参観がありました。後ろにいる私に気付くと「ママー」と手を振って満面の笑み。普段「ママ」なんて言わないのに甘えん坊みたいでも、１年生の時は「おかあさ～ん！！」と絶叫だったので、小声だっただけでも成長と思うようにしましょう。旦那さんも休みだったので一緒に行ったのですが、旦那さんにも気付くともっと嬉しそうな顔をしていました。担任の先生は、学校でお見かけしたときは私より少し若いくらいの、元気系の女性、と思っていましたが、家庭訪問でお会いしたらと～～ってもお若くて、かわいらしい。４年目とおっしゃっていました。ボーイッシュで、一生懸命という感じです。席は最前列の廊下側から２番目。視力が悪くなってきているし、窓側だと外の声につられてしまうから配慮して下さってるのだろう。しかし・・・最前列の前に「特別席」があって、とっても元気な自然児の男の子が座っている。後からほっちに聞いたら、最初からその席だったわけではなく、まわりの子にちょっかいを出してどうしようもなかったので、そこの席に移動となったそうです。この子、以前も同じクラスだったけどほっちととっても仲良しで多分診断がついている子。そして、通路を挟んでお隣が、診断が下っているかは解りませんが、これまた元気な、「同じ匂い系」の男の子。二人ともほっちと仲が良いので（同じタイプだもんね）、ほっちは嬉しそうなんだけど、これってどうなんだろう・・・？多分、先生が目をかけやすいようにそういう子を固めているんだと思います。実際先生は、ほんとうに良く声をかけて下さっていました。でも・・・子供の立場で考えたらとても落ち着いて勉強できる状況ではないなぁと思いました。ほっちは、ちょっかいを出されたら流す事ができません。ましてや大好きなお友達です。喜んで相手してしまいます。この点については先生にお話しないといけないなぁと思いました。しかしながら、先生の大変さもよ～く解りました。ほっち達の他にも立ち上がってジャンパーを脱いだり着たりしてる子、おとなしいから目立たないけどず～っとボーっとしててえんぴつが全く動いて居ない子・・・今回は算数の授業で補助の先生がついていたので対応できてたけど（ほっちの学校では算数は少人数制なので普段はクラスを半分に分けて二人の先生で担当します）、一人の時は大変だろうなぁ問題は、この中に居るとほっちはそれほど目立たないという事。足が動いたり上半身が揺れてたりはしますが、離席は無いし、先生の指示にも一応従えていて、手を上げて発言とかもするので、そういう目で見ていない限りは「ちょっと元気すぎる子」くらいにしか見えない。それならば支援すべきはもっと他の子・・・ってなってしまうだろうなぁ。でも、実はほっちのその姿はいっぱいいっぱい頑張って（本人にその自覚はないかもしれないけど）、テンション張り詰めて、の姿。だから、帰ってきてからテンションが緩んで荒れるんです～～～この辺りはしっかり説明しておく必要があるなと感じました。サポートブックも、ただ渡しただけでは読んで「とりあえずほっちちゃんは大丈夫」と流される可能性があると感じるので、やっぱり面談の機会を作ってもらってお渡ししようと思います。その後のクラス合同懇談会は全クラスで１５人程の出席。１５/１００。少ない・・・毎年参加する顔ぶれが同じ気がする。お母さん方との交流はあまりできなかったけど、でも、他のクラスの先生のお考えやお人柄が解ったので、参加して良かったです。「３年生は一番難しい、でも、ここでしっかり手をかけ目をかけてあげると、その後の成長が大きく変わってくる年です」と学年主任の先生が仰っていましたが、ベテランの先生お二人とほっちの担任の若い先生がタッグを組んで３年生全体を見ていこうという気合が伝わってきて安心しました。嬉しかったのは、先生たちの共通の信念として「教室は間違う所だ」と仰った事。同名の絵本があって、私も大好きなのですが「間違えたり失敗した時にからかわない、冷やかさないという事は徹底したい」と。授業参観の間、校長先生が廊下からクラスを笑顔で見ていらっしゃいました。この校長先生、いつ学校に来てもクラスを見回っていらしたり、校庭で遊んでいる生徒たちをニコニコ見ていらっしゃる姿をお見かけします。なんと林間学校にも参加して一緒にカレーを作って食べたとか。話は長いけどいつもとっても良い事を仰います。教育委員会ではなく、子供第一に考えて下さっているのがとっても解る。そのせいか、ほっちの学校はとってもほんわかした暖かい雰囲気です（反面、のんびりすぎる部分もありますがね・・・）。この校長先生の居る間に、ほっちのサポート体制を作っておきたいと思います。近々、面談の申し出をしたいと思います。　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊帰ってきてから夜、旦那とバトル。超ムカムカ、悶々。今書くと罵詈雑言になりそうなので、また書きます。その時は聞いてくださいね～・・・

  2007年04月27日

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• 夜なべ

  昨晩ほぼ夜なべで、担任の先生宛のサポートブックの作成終了ヘロヘロですそして、今日は旦那さんより遅く起床。おまけにエアコンがつけっ放しだったらしく、「遅くまで起きてっからだよ！」とすこぶる機嫌が悪い。そんな旦那だけど、子供と子供の友達を連れて遊びに行ってくれた。私の仕事が重なってとーっても忙しいので、時間を作ってくれる。ありがたい。でも、そんな私を実は好ましく思っていない事はわかる。昨晩も私が仕事して遅くなったのだと思ってるんだろう。でもね、昨日は仕事じゃないんだよ。ほっちの「サポートブック」作ってたんだよ。ほっちが学校で楽しく過ごせる為に。でも言わないでおく。いつかわかってくれればいいや。

  2007年04月21日

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• 小学３年生のお留守番

  今月から８年ぶりの社会復帰、このテーマで書くのは初めてです。お初にお目にかかる皆様、宜しくお願い致します４月は新学年のスタートの季節。最初は幼稚園も学校も半日が多いですよね幼稚園には普段は６時まで預かり保育がありますが、半日の日は無いのですよ。それでも未就学児は、保育園の一時保育とか子育てセンターの一時保育とかあるのですが、困ったのはほっち。小学３年生になったとは言え、まだまだ危なっかしい。たいがいの事は大丈夫だと思うけど、発達障害がある故時々「スポーン」とどこかが抜けてしまうのでそれが心配。近くの学童保育所は福祉大学のＯＢがやっているＮＰＯで謳い文句は「障害のある子も無い子も共に育っていける環境を」とあります。理想的！で、問い合わせてみたんだけど・・・「時々参加する状況では、お子さん自身が窮屈さ、居辛さを感じてしまうので可哀想。お子さんの為にも、今回はお断りします」私の仕事が毎日ではない事を理由に断られてしまいました。確かに、普段午後まで学校のある日は預ける必要ないので主に長期休暇だけお願いしたいと言ったけど。同じ学校のお友達たくさん居るから居辛さは感じないと思うんだけど～。断られて、どうしろと言うのだ？一人で置いていくのはもっと「お子さんの為」に良くないんではないのか長期休暇だけじゃ、儲からないから？う～ん、なんだか考え方がひがみっぽくなってきたな。子育て支援、子育て支援って叫ばれてるけど、どうして就学してしまうととたんに預ける場所が無くなっちゃうんだろう。一人でお留守番するのは、このご時世、高学年でも怖いと思うんだけど。長期休暇までに手立てを考えなくては。

  2007年04月17日

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• 新年度、スタート！！

  新年度が始まりました。ほっちは３年生に、あっちは年中さんになりましたあっちは年中さんになって教室が２階になったのが嬉しいらしい。ちょっとお姉さん気分なのかな。気になっていたほっちの担任の先生も決まりました。私より少し若めくらいかな、元気な感じの女の先生です。夕方さっそく電話をくれて「気付かない事もたくさんあると思うので教えてください。電話でも手紙でも結構ですし、時間を作る事ももちろん可能です！」と心強いお言葉。進級して少し様子を見てもらってからお話をしようと思っているので、近々時間を作って頂いてサポートブックなどもお渡ししたいと思っています。ほっちは何かイベントや新しい事があると、やる気マンマンで張り切るタイプなのですが、その割に行事の前や後に吐いたり、夜泣きが出たりします。楽しみで張り切る気持ちにウソはないのでしょうが、その他の気持ちをうまく表現できないのでしょうね。昨晩もこんな事がありました。比較的早く布団に入ったほっちですが、夜の１２時近くに起きてきました。「のどが渇いた」とお茶を飲んだのですが、なかなか布団へ戻りません。ぼ～っと立っていて「お母さん・・・抱っこして」と言いました。抱っこしてよしよし、してやると「お休み・・・」と布団へ。私もベッドへ入ったのですが、ほっちの部屋からず～っと歌が聞こえてくるのです。けっこうな大声。お父さんやあっちが起きちゃうよ～。しょうがないので、ほっちの部屋へ行くと「寝れない。」と。添い寝しながらトントンとやっていると、暫くして寝息が聞こえてきました。やっぱり新学期の事が気になっていたのでしょう。「不安だ」って表せないんだよね。不器用・・・これからも、いっぱい誤解を受けてしまうんだろうな、この子は。でも、そんなほっちを理解してくれる人もきっと居るよね。それにしても、もう３年と年中かぁ・・・。どんどん成長していく娘達。親の方がついていけてないかも。楽しい１年間になりますように。

  2007年04月09日

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