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テーマ:◆子どもと向き合う◆(22)
カテゴリ:★私的教育改革★
先日、 「隠していた事がある、怒られそうで言う機会をずっと伺っていた」と、一人の卒業生から久し振りに電話をもらった (ん? 隠し事をすると怒られるの? 隠し事は最後まで隠せ 笑) 「大学を中退し仕事を始めている」 (へ? それで私が怒るの?) 「そうなんだ」 「うん 先生、ゴメンな」 (なんで?) 大変な時、よく一人で頑張った^^ その時、言葉で表現し切れない事情もあったはず 一概に一般論を押し付けたくはなかった 特に何も言わず、自分の独立のきっかけになった時の事を思い出した 教育関係の大手塾に居た 好きな事を言い、好きな方針を貫いてきた 気がつけばうざったい「肩書き」もついていた 自分の子どもたち(所属校の生徒)だけを守ればいい! そう思いながら、そういう訳にもいかず、雑務もこなし、他校の授業も幾つも担当しながら仕事一色の日々を数年送っていた 子どもたちが大切で、楽しみなんて我慢して、自分なんて要求される通りに演じているのが「美徳」だと考えながら、本当に仕事一色の日々だった (↑ ガキンチョだったんだね 恩着せ思考満載) 今思えば、そのせいで心配掛け続けた人、今の自分なら無くさずに済んだ「大切な何か」を簡単に無くしてしまっていた時期でもあった 胃は数回 視力も聴力も故障した 「へたれ」で「泣き虫」で「どうしようもない自分」の一面もドコかに忘れてきた 私一人が仕事を理由にろくに見舞いにも行かず、最期にも間に合わなかった「祖父の永眠」をキッカケに少しずつ自分の生き方を考えだしていた (ヤメロ~ イマサラ マヨウナ) 「ある想い」から、私は実家に帰りたくない時期だった 「実家」が嫌いだった 特別私を可愛がった祖父の永眠 猛烈に後悔した 自分自身の冷たさを見せ付けられたような、何とも言えない「苛立ち」が私の中に生まれた 仕事を辞め、実家に戻ってこようと思った 決意するちょっと手前で何かが邪魔をした ( それが何なのかが分かったのは、ママごんの「仕事休んでいつまでここ(実家)に居るの?あんたは一番あんたで居られる場所に早く帰りなさい」という言葉によってだった そうだな。。。 後悔なんて字の通り。。。 どんなにしたって何かが取り戻せるわけじゃない。。。 「これ」から私自身が「何」を得るか。。。 だからこそ、この「想い」を持ちながら、今まで以上に中途半端な事をせず仕事をしようと意地になった 他を疎かにしながらも守ってきた子どもたちは、今までより大切に大切に守っていこう!と仕事を続ける事にした そんな時、男の教師がいやに気になる目つきで女生徒を見ている事に気がついた。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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