降って湧いた「独立」… 1
先日、「隠していた事がある、怒られそうで言う機会をずっと伺っていた」と、一人の卒業生から久し振りに電話をもらった (ん? 隠し事をすると怒られるの? 隠し事は最後まで隠せ 笑) 「大学を中退し仕事を始めている」(へ? それで私が怒るの?) 「そうなんだ」 「うん 先生、ゴメンな」 (なんで?) 大変な時、よく一人で頑張った^^その時、言葉で表現し切れない事情もあったはず一概に一般論を押し付けたくはなかった特に何も言わず、自分の独立のきっかけになった時の事を思い出した 教育関係の大手塾に居た好きな事を言い、好きな方針を貫いてきた気がつけばうざったい「肩書き」もついていた自分の子どもたち(所属校の生徒)だけを守ればいい!そう思いながら、そういう訳にもいかず、雑務もこなし、他校の授業も幾つも担当しながら仕事一色の日々を数年送っていた子どもたちが大切で、楽しみなんて我慢して、自分なんて要求される通りに演じているのが「美徳」だと考えながら、本当に仕事一色の日々だった(↑ ガキンチョだったんだね 恩着せ思考満載)今思えば、そのせいで心配掛け続けた人、今の自分なら無くさずに済んだ「大切な何か」を簡単に無くしてしまっていた時期でもあった胃は数回視力も聴力も故障した「へたれ」で「泣き虫」で「どうしようもない自分」の一面もドコかに忘れてきた私一人が仕事を理由にろくに見舞いにも行かず、最期にも間に合わなかった「祖父の永眠」をキッカケに少しずつ自分の生き方を考えだしていた(ヤメロ~ イマサラ マヨウナ) 「ある想い」から、私は実家に帰りたくない時期だった「実家」が嫌いだった特別私を可愛がった祖父の永眠猛烈に後悔した自分自身の冷たさを見せ付けられたような、何とも言えない「苛立ち」が私の中に生まれた仕事を辞め、実家に戻ってこようと思った決意するちょっと手前で何かが邪魔をした(それが何なのかが分かったのは、ママごんの「仕事休んでいつまでここ(実家)に居るの?あんたは一番あんたで居られる場所に早く帰りなさい」という言葉によってだったそうだな。。。後悔なんて字の通り。。。どんなにしたって何かが取り戻せるわけじゃない。。。「これ」から私自身が「何」を得るか。。。だからこそ、この「想い」を持ちながら、今まで以上に中途半端な事をせず仕事をしようと意地になった他を疎かにしながらも守ってきた子どもたちは、今までより大切に大切に守っていこう!と仕事を続ける事にしたそんな時、男の教師がいやに気になる目つきで女生徒を見ている事に気がついた。。。