生活向上委員会

ハウツー物を中心に読んでいたわたしが、薦められ読んでるのは『司馬遼太朗』著/坂の上の雲。で、早五巻になりました。というのも、『功名が辻』も終わり、何となく、国に怪しき影を感じ、国家の歯車から脱輪し、『暇』だけが唯一の共になり、読んでおります。明治の初めのこの国、昭和戦中のこの国、現在わたしの生きるこの国、感慨深いものがあります。
一つ思うのは、自分は何も『知らなかった』という事を知った？！という事でしょうか、いやそう思う材料が増えたというか、見えるようになった。世の中というものは不思議なもので、『満たされると不幸になり』、『見たされないと、満たされたいと思う』のが世の常なのでしょうか？
先日も書きましたが、『中日新聞/今年、１０月２９日朝刊社説』に、とても恐ろしい事が書いてありました。

■『戦争は戦争の顔をしてこない』と…。
■バーチャルとリアルについても書かれていました。
日常と非日常、好きと嫌い、生と死、働いている人とフリーター、お金持ちと貧乏人、王様と奴隷、天国と地獄、善人と悪人、光と影。＝誰が決めるのでしょう…。

☆わたしは、『本も、映画も、ガンダムもイデオンも、ラーゼホン』も好きですが、『戦争を知らない人間です。』