テーマ:政治について(20207)
カテゴリ:政治
参議院不要論に立つ私にとってはどうでも好い事なのだが、この選挙 結果は大方の予想通りの結果なのではないのだろうか。 私の予想ではもう少し「みんなの党」が伸びるかなと思っていたが意外に 自民党に票が集まった。民主党の受け皿として唯一可能性を残す政党で はあるが、この一年間の民主党が期待外れだったとしても現在の状況で 自民党に票を投じたその有権者の意図を私は理解出来ない。 この程度の勝利で自民党執行部の求心力が増すとも思えないし、選挙後、 いよいよ政局が混沌とする状況で自民党は割れると私は見ている。 一応朝イチで投票に行ったのだが、日記で民主党支持を表明している 私が民主党には投じなかった。民主党政権はこの1年、準備不足・勉強不 足故に多くのミスをした。襟を正して出直す意味でも程好い負け方だったと 思う。国民新党も社民党も影響力を失った事だし、国家管理色を強めた郵 政法案や、安全保障を慮らない外国人参政権など民主支持層からも批判 を受けている政策については再考を願いたいと思う。
衆参2度の選挙を通じて本来、拘束性・責任性を問われる「マニフェスト」と いうものの在り方を台無しにした民主党の罪は重い。やりたい政策の希望 を語るだけの意味合いなら「公約違反」が常識となって感覚麻痺を国民に齎 した自民党と変わりは無い。 能力を弁えず「あれもやります、これも出来ます」という能書きはもう聞きた くない。民主党は徹底した「無駄の削減」に政策を特化すべきだと思う。重要 視される景気抑揚策や社会福祉的政策はそこから波及する形でバランスを 保って取り組まれるべきであろう。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.07.12 01:01:07
コメント(0) | コメントを書く
[政治] カテゴリの最新記事
|
|