テーマ:政治について(20202)
カテゴリ:政治
「不可逆的な解決」という表現を使う事自体が、この合意が形式的で不可能性に満ちたものである事を物語っていますね。
此の無理筋は「対北朝鮮」を睨んだ米国の意向が大きく働いているのだと思いますよ。安倍政権が国内からの批判覚悟で此処まで譲歩した背景には米国の大きな介入があった事は容易に想像できます。韓国でも朴政権に対する非難の声も大きくなっていますが、日韓政府は米国の意向が考慮すべき一番の重要項目であるという部分では一致しています。 特に韓国政府は中国に寄り過ぎた政策の失点を回復する必要性に駆られていると思う。 核武装したと言われている北朝鮮の動向を鑑みれば、日韓間の関係悪化が続く事は双方と安全保障条約(米韓は相互防衛条約)を締結している米国の利益も損なうので「何とかしろっ!!」という事なのでしょう。今回の外相会談で慰安婦問題が和解に至るなどと誰も信じていないと思いますが、日韓両国が対北朝鮮での共同歩調をとる為の当面の体裁だけでも整えようという事であるのだろうと私は考えております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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