テーマ:政治について(20208)
カテゴリ:政治
ドイツと日本の比較の日記を書いた後だった所為か、日本の政界の 有様を呆然とした気持ちで見ていた。 自民党政権時代にも「どうにもならんなコイツ等」と呆れた事は数 え切れないが、どうも此の処の民主党政権における政治的停滞感、 無力感は過去に経験の無いものの様に感じる。
今回の不毛な代表選を齎したA級戦犯は鳩山由紀夫だろう。 一度国民からNOを突き付けられたのだから大人しく消え去れば 良いものを、ノコノコしゃしゃり出て来て混乱に拍車をかけている。 彼の近視眼的に善人振る愚かな性質が首相として一国を危うくしか けたという認識と反省が全く無い様だ。それに加えて鳩山由紀夫の 最近の言葉や行動の一つ一つを「政党の私物意識」というキーワー ドと照らし合わせていただきたい。小沢一郎への加担もその意識の 果てにあるものである事が解かると思う。 元来、小沢一郎という政治家はこの様な局面で表に出て来る様な人 間では無いのだが、鳩山由紀夫の「無意識の狂気」にあてられてし まったのだろう。 民主党は鳩山由紀夫個人の資金で出来た政党であり思いはあるだろ うが「悪気の無い愚か者」ほど怖いものは無く、これは政治云々以 前の人間性の問題の様に感じられる。 政策も解からず、政局にさえも関心の無い「一般人以下の素人」に 掻き回されている印象の現状は、過去に類の無い異質にして異常事 態なのは間違いないだろう。
だからといって菅直人が首相として相応しく、政治家として小沢一 郎より優れているわけでも無い。彼がお調子者で成り行きの言動を 発する人間である事は民主党支持者も認識したと思う。ただ、国民 には首相個人の資質の問題性より経済対策等の直面した問題への行 政の対策・政策が優先されるべきだという想いがあると思う。 国益を考えても一先ず首相は菅直人で良いから政治的空白を避ける 事が賢明な選択だ。 こんな事をしている内に、先進各国の元首は明確な国家戦略の下で トップセールスマンとして先頭に立って国益を守り、世界を飛び回 っているのだ。 先の日記でのドイツのメルケルにも倣うべきだろう。
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最終更新日
2010.08.30 01:50:57
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