テーマ:政治について(20208)
カテゴリ:政治
ニュース番組では菅直人と小沢一郎を並べ立てて比較している。 小沢一郎のアドバンテージとして政策の実行力を挙げる人間が殆ど だが、何を根拠にした発言であるのか不思議に思っている。 イメージだけ先行した無責任な話だと感じる。
政治家になって自民党時代から年数だけは重ねているが、小沢一郎 が立案した政策、提案した政策、そして民意を得た政策についての 例を挙げ話して欲しいと思う。 彼の豪腕の所以は政治家間の調整、選挙対策での金集めや利益誘導 での手腕に関してのみであり政局に限定される。政策立案、施行に 関して汗を流し、国民と向き合ったという記憶は私には無い。 その唯一の取り柄である政局に関してでさえ、自民党を離脱して以 来、これまで烏合集散を繰り返し「壊し屋」との異名を頂戴してい るではないか。
小沢一郎という政治家は、周りが勝手にイメージして作り上げた虚 像に自ら依拠している政治家であり、実際には政治家として失敗し た人間であると私は思う。 選挙対策だけに限れば経験知と集金力があれば政治家で無くともイ ニシアチブがとれるが、イコール日本的政治風土に染まり切った人 間であり、彼の言動が旧態然としたものから抜け切れない由来がそ こにある。 彼の様な人間を一国の首相などにしてはいけない。 菅直人が首相に相応しいとは思わないが、現実的な落とし処とし ては一先ずは「菅直人でいい」と思う。 これが「究極の選択」と言っては言い過ぎだろうか・・・
小沢有利の報道の多い中、危機感を感じて小沢を扱下ろしてみまし た。皆、冷静に「小沢一郎という政治家」を考察し直してみるべき だと思う。
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