テーマ:政治について(20208)
カテゴリ:経済
本日は一日缶詰で、私が所属する建築関係の組合の会議に出席 していた。 国内の建設業界の状況は散々たるもので、受注総量自体が大幅 に減っている。5年後には現在の半分の着工数になるという数字 も出ていた。この着工数は集合住宅の一部屋も一軒とカウントす るので、私の様に戸建てだけ対称にしている人間は廃業に追い込 まれる可能性が高い。 現在の日本の完全失業率が5%強、実質は11%と算出されてい るが、元々潜在失業者を抱える業種と認定されている業界であり 建設産業従事者に限った実質失業率は出ていないが、就業者が大 幅に減少しているという報告は統計局から出ている。 建設業界というのは昔から他業種から零れ落ちた失業者の受け皿 として失業率を下支えする役割をもって来た。その建設業界の就 労者が減少している上に日本全土での失業率が実質11%あると いう現実は過去に例を見ない深刻なものだろう。
自分の置かれている深刻な状況を再確認して家に帰ってきてネッ トでニュースを閲覧していたら、菅・小沢がTVで財政討論をした 概要が出ていた。 小沢の発言は民主党発足時の鳩山内閣の域を出ていない様だし、 当然だが菅にも画期的な妙案がある訳では無い。どちらが勝って も試行錯誤と混迷の繰り返しになる事を国民は覚悟しておかなけ ればならないだろう。 国有財産の証券化には笑えたが、それについては次回に合わせて書 きたいと思う。
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