テーマ:政治について(20208)
カテゴリ:政治
テキストフォルダに溜まっている文章を整理していたら、こんな文章が ありました。Wikから拾ってきたものだと思うのですが、トーマス・ ジェファーソンの「法律学全集」から引用された言葉でした。
「われわれの選良を信頼して、われわれの権利の安全に対する懸念を忘 れるようなことがあれば、それは危険な考え違いである。信頼はいつも 専制の親である。 自由な政府は、信頼ではなく、猜疑にもとづいて建 設せられる。われわれが権力を信託するを要する人々を、制限政体によ って拘束するのは、信頼ではなく猜疑 に由来するのである。われわれ 連邦憲法は、したがって、われわれの信頼の限界を確定したものにすぎ ない。権力に関する場合は、それゆえ、人に対する信頼に 耳をかさず 、憲法の鎖によって、非行を行わぬように拘束する必要がある。」
素直に「そうですよね!」と思う。 私の心に引っ掛かってカット・ペーストして忘れていた文章なのだろう。 自己も含めた人間の必謬性に良く配慮した言葉だ 共同体において自由という概念を形にし、実践しようとする時にぶち当 たる「権力への意志」が其処に見て取れる。 現在のアメリカは其の「自由」の暴走により「信頼の限界」を見失って いる様にも見えるが、「能動的に得ようとする者」は、方法を誤っても 能動的に修正をする機会を得るのだろうと思う。
消極的に間違え、内向きに修正をする我が日本国。 その「社会と権力」へ対する認識の曖昧さは日本人の良さも演出するだ けに始末が悪いように思う。
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最終更新日
2011.01.10 15:32:46
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