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2011.01.10
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カテゴリ:政治

 テキストフォルダに溜まっている文章を整理していたら、こんな文章が

ありました。Wikから拾ってきたものだと思うのですが、トーマス・

ジェファーソンの「法律学全集」から引用された言葉でした。

 

「われわれの選良を信頼して、われわれの権利の安全に対する懸念を忘

れるようなことがあれば、それは危険な考え違いである。信頼はいつも

専制の親である。 自由な政府は、信頼ではなく、猜疑にもとづいて建

設せられる。われわれが権力を信託するを要する人々を、制限政体によ

って拘束するのは、信頼ではなく猜疑 に由来するのである。われわれ

連邦憲法は、したがって、われわれの信頼の限界を確定したものにすぎ

ない。権力に関する場合は、それゆえ、人に対する信頼に 耳をかさず

、憲法の鎖によって、非行を行わぬように拘束する必要がある。」

 

素直に「そうですよね!」と思う。

私の心に引っ掛かってカット・ペーストして忘れていた文章なのだろう。

自己も含めた人間の必謬性に良く配慮した言葉だ

共同体において自由という概念を形にし、実践しようとする時にぶち当

たる「権力への意志」が其処に見て取れる。

現在のアメリカは其の「自由」の暴走により「信頼の限界」を見失って

いる様にも見えるが、「能動的に得ようとする者」は、方法を誤っても

能動的に修正をする機会を得るのだろうと思う。

 

消極的に間違え、内向きに修正をする我が日本国。

その「社会と権力」へ対する認識の曖昧さは日本人の良さも演出するだ

けに始末が悪いように思う。

 






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最終更新日  2011.01.10 15:32:46
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