テーマ:政治について(20207)
カテゴリ:政治
国家非常事態である状況で、国会議員を筆頭とする国家公務員に4.1
%のベースアップをされたボーナスが満額支給された。 すべて政局の成り行きを想定した与野党お手盛りの出来レースで国民 が欺かれたという認識を多くの国民はもつべきだ。 少なくとも官公労に票田を持つ民自共の3党は、公務員給与削減の為 に国会に提出された臨時特例法案の成立には表だって反対出来ないも のの消極的であった事は間違いなく、下らない失言批判での国会質疑 で時間を先延ばしして不成立とし、国家財政に大きな損失を与えた。 特例法案など提出せず、人事院勧告をそのまま採用して減額すれば現 状から0.23%減額され、4.1%のベースアップもいらなかったのだ。 この国家財政の損失分は何処の財源で穴埋めするというのだろうか? 公務員給与の多寡についての詳細は後の日記に譲る事として、私が此 処で問題視するのは国会議員達のこうした卑しさや姑息さなのだ。 我が国の政権担当の可能性がある2大政党である民主党・自民党と、 その批判勢力としての野党として存在意義を保って来た共産党の3党 が、党利党略に固執して国民に害悪を成している現状は忌まわしく、 国民に大きな失望と閉塞感を与える元凶である。 この図式は先だっての大阪でのダブル選挙でも見て取れており、憤慨 した有権者・支持者も多かったのではないだろうか。 国会も、政党も議員も、その権威と威厳を失った。 それらを自ら放棄したに等しい事を彼らは知るべきだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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