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2012.11.14
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カテゴリ:政治
16日の衆議院解散が粗決まった。
今日の党首討論は正しく野田首相の奇襲だったが、彼は完全に場の空気を掌握した。選挙になれば民主党の敗北は動かし難いが、最も傷の少なくなる形で選挙に臨む結果を齎したと私は思う。徒に敗北を恐れて引き延ばしに掛かっては国民の反感を増幅するだけだ。今日の野田首相の発言と決断は、解散に否定的だった民主党内部の殆どの議員にとっても福音となった事だろう。アメリカに脅され、石原慎太郎に煽られて墓穴を掘り、官僚に丸め込まれて政治家としては全くの無能ぶりを示してしまった野田首相だが、今日の彼はエラく格好良かったと思う。

受け皿である自民党は、党員選挙でダントツであった石破氏がそのまま総裁になっていれば選択肢にも成りえたが、結局派閥の力関係で安倍晋三に覆って「昔と何も変わっていない」事を暴露してしまった。族議員が蔓延り、派閥間調整で硬直化して「何も決められない政治」の基礎を築いてしまった自民党には何の光明も無い。「究極の選択」をしなければいけないのなら、私は安倍首相などより野田首相を選んで一緒に滅びる方を選択する。
自民党はもう既に「終わった政党」なのだ。「終わろうとしている政党」である民主党と共に野に下ったままでいて欲しいと心底思う。

さて、自民・民主の批判をしていても、私自身に加担すべき政党が見当たらない。現段階では維新の会の候補者が立てば考えてみようと思う程度だ。
はてさて如何したものか・・・
(たった今、12月4日公示16日投票のテロップがTVで流れました)






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最終更新日  2012.11.14 19:21:44
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