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2013.03.30
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テーマ:徒然日記(23460)
カテゴリ:思想
週刊現代を毎週買っているのですが、今週号に「人間は死んだらどうなるのか」の特集がありました。

私は普段の言動から、周囲から無神論者だと思われている節があります^^;
20代前半にウジウジと悩んでいた頃、自分なりに寺や教会を回り、本や文献を読み漁った末に考えた事は「こんな事で人間が救われるハズがない」というものでした。釈迦やキリストが傑出した偉大な人物だったのは間違い無い様ですが、その死後に粉飾され膨張した絵空事は、単に教義を媒介としたコミュニティーの既得権益を守る為のシャーマニズムに過ぎないという考えで今日に至っています。
「死後の世界」を利用して金品を得たり、権威として跋扈する様な事が許されるべきではありません。


ただ、天国も地獄も信じていない私にもアニミズム的傾向はあって、現世で認識出来ない様な異世界の存在の可能性は感じてはいるのです。
例えば、自然に対しての畏敬の念と共にある或る種の「懐かしさ」は、後天的なもので無くて実体験的な「俺はあそこに居た」という確信に近いものだと感じています。また、昨今は医師や科学に携わる多くの人々からも、臨死体験を始とする霊的な体験の発言や研究発表が成されている様です。
私も2年前に父親を亡くした時、隣で寝ていた父親の臨終直前に呼び起こされる様にクリアーな意識状態で目が覚め、直後に看護士さんが病室に駆けつけて来たという経験をしていますし、他にも結構な数の不可思議な体験をしており、現在の医学・科学的見地を凌駕する「人間の意識体としての可能性」は大きくあるのだと考えています。

機会があったら書きたいと思うのですが、ヒョとしたら私の不可思議体験は普通の人より多いのかもしれません。
ただ、それを宗教などと結び付ける必要は全く無いというのが私の立場です。


雑誌の中でも書かれていましたが、私は将来的には科学の進歩が死後の人間の意識の在り様まで説明してくれるだろうと考えています。これまでも人間の英知の蓄積が、あらゆる分野での「無知による盲信」を排除し、「見えなかった物」を可視化して来ました。それはこの先も永劫に成され続けて行くのです。
「人間はやはり死んだ瞬間に完全に意識は消え去って断絶してしまうのだ」という結論が出る可能性も否定出来ませんが、私はそうで無い可能性の方が大きいと考えています。

人間が焼かれて残った炭素は永遠に地上で循環されていきますが、エネルギーの保存則に照らし合わせた「人間の死」の考察は今日までに成された事はあるのだろうか。 例えば、先達て書いた「M理論」が其処で意外な成果を生む可能性はあるかもしれない。
大宇宙を満たす殆ど解明されていない物質やエネルギーの実体に結びつくかもしれませんし、ヒョッとしたら死後の人間の意識は量子学的多次元を自由に行き来するものなのかもしれません。

現段階で此れ等は戯言の羅列ですが、これらを確信的に言い切ってしまえば新たな宗教感が出来上がります。実証されていないものを然も実証済みの様な瞞しのロジックを使って人心を掌握するのが宗教だとすれば、何より実証を重んじる科学の役割と価値は、我々が認識している技術的進歩主義を大きく超越した処にある様に思われます。





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最終更新日  2013.03.30 17:57:06
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