テーマ:徒然日記(23454)
カテゴリ:科学
数年前に話題になったらしいのですが「6÷2(1+2)=?」という数式でネット上が盛り上がったといいます。数学というより算数の問題だと思うのですが、先日偶然見かけて瞬時に私が出した答えは正直に言うと「1」でした。
一応2(1+2)の部分に何となく違和感を感じていた事は言い訳がましく言っておきます^^; その直後答えを「9」とする人の記事を見て、文字式ではない事に気付いて「9」が正解である事に納得したのですが、どうしても2の後に省略されている*に引っ掛かってしまい結局私の出した結論は「数式の曖昧さから解は9でも1でも正解としなければいけない」というものでした。 実際には答えは「9」であり、数式も書式が常識的で無いだけで間違いとは言えないというのが合理的な認識の様です。 私の間違いを検証してみると 1)*が省略されている事だけを根拠に文字式と同様の分配法則と計算順序を適用してしまった。この時点で2と(1+2)の間に*の存在を認識しているのだから普通の「数の式」と認識するべきだった。 2)「文字式に於いて乗法記号は省略する」という事は「数の式に於いて省略が禁止されている」という事では無い。「思い込み」が一層の混乱を齎した。 3)1)2)から、此の数式から、答えが「1」となる6÷(2*1+2*2)という計算ルールを導いてしまう事自体がアウトなんですね。 此の見慣れない「6÷2(1+2)=?」という数式から答えを導くなら=6÷2*3以外に無い。 数字に弱い事は自覚していますが、物事は論理的に捉えなければいけないと考えている私には少々ショックでした。こんな算数の問題にさえ認知バイアスの問題が潜んでいるのですね。 最近高校数学など少しずつ遣り直しているのですが、こりゃ小学校の算数から遣り直さなければいけない様です^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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