カテゴリ:本
この本はなんと漫画で解説していて全ページカラーで700ページ近くあるので百科事典のように分厚いです。なんて贅沢版。図書館で借りました。そうしたら、偶然ラジオで今日は百人一首の日だと言っていました。ちょっと嬉しい 今でさえ寿命100歳になるといわれてますが、この時は、恋人や家族が急に病気とか怪我であっけなく亡くなってしまったりして悲しい。病気はモノノケや妖怪のしわざと考えられていたそうで、生きていてくれるだけで幸せというのは、本当は今も同じですね。 娘チャンは、第九首 小野小町(花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせし間に)が好きで、ワタシは第十二首 僧正遍照(天つ風 雲の通い路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ)が好きです なんとこの二人の恋は有名で官職をなげうって小町のところへ出向くが小町が疱瘡を患っていたため治るまでの時間稼ぎに「もし私に会いたいなら、毎日1本ずつシャクヤクを植えてください。100本になったら会いましょう。」そして僧正は毎日1本ずつ植えて100本になった時、嵐にあい濁流に呑まれ死んでしまいます。若い頃のお話でその後、出家しているので伝説だそうです。な~んだ。小野小町は数々の伝説を残す女性歌人で、その実像はほとんどわかっていないそうです。なんだかロマンティック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年05月27日 19時33分31秒
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