クオ・ヴァディス
クオ・ヴァディス先週の礼拝後、交わりの中で映画の話題になりました。モーセの十戒、ベン・ハーなど、昔はいい映画がいっぱいあったよね~っていう感じで。Uooはどれも好きですが、特に強烈な印象が残っているのは、クオ・ヴァディスという映画。キリストの十字架後、数十年たったローマで、暴君と呼ばれた皇帝ネロの圧政下、一人のローマ兵とクリスチャン女性が恋におちて・・・そのロマンスがベースになったストーリーではあるものの、当時のクリスチャンたちがどのように悲惨な迫害を受けたか、まざまざと見せ付けられるので、心臓にはちょっとしんどい感じの映画です・・・最近、古い映画のDVDが500円くらいで手に入りますよね。去年だったか、書店で見つけて買ったのでした。昨日、初めて観るダンナさんにつきあって、また観ました。後半、迫害のシーンになると、やっぱり心が騒ぎ、締め付けられる思いになりました。この場所に自分がいたとしたら、自分がクリスチャンであることを呪いはしなかっただろうか?一番助けが欲しいときに、具体的な助けは与えられず、その過酷な運命をただ受け入れるしかなかった人々・・その彼らが、想像を絶するような恐怖の中にあって、ペテロの祈りに導かれて声をあわせて賛美し始めるシーンには感動しました。彼らの肉体は引き裂かれていくのですが、その信仰は、みことば、祈り、そして賛美によって支えられ、力が与えられ、気高く殉教の死を遂げていくのです。どう考えても、彼らのような信仰は持ち得ない自分です。この平和な日本、平和な時代に生まれたことをひたすら感謝するばかり・・・でも、この日本にあっても、ライオンに食いちぎられるほどの恐怖でなくても道に迷い、正体の知れない恐怖におびえる人々がいることは確かです。人々を、みことばと祈り、そして賛美によって、主が支え、力を与えてくださいますように。主の癒しがあり、完全な平安で満たしてください。そして、主の与えられる素晴らしい使命に生きることが出来るよう導いてください・・・