裏表山猫のねぐら

フォアグラ君、昨日レントゲンを撮りに行きました
まず胸水の検査結果
やはり腫瘍などではなく、特発性の乳び胸の可能性が高いとのこと
レントゲンの結果も
２週間しか経っていないのに、胸水を抜く前とあまり変わらないぐらいに戻ってしまってる
ちょっと早すぎ
これじゃ頻繁に胸水を抜かなきゃいけないことになる

しかも問題は
普通、胸水を抜けば元気になるのに
フォアグラ君の場合、悪化したこと
これは乳び胸以外にも呼吸が異常になる原因がある可能性も考えなければならないということで
来週、レントゲンと一緒に心臓の検査も考えましょうと





内科的治療としては
胸水を抜くことと同時に、食事を低脂肪のものにして
血管などを強くするルチンというサプリを与えるなど
肝臓サポート食は高脂肪なので取りやめたし、ちょうどルチンも届いたので早速与え始めましたが
これだけ胸水が溜まるスピードが早いと、それらが効く幅も少ないだろうということです
あと、胸水を排出するための管を入れたり
胸水を腹腔内に流すバイパスを通す処置もあるそうですが
あまり猫には現実的でないとのことで

残るは外科的処置、手術です
しかしこれも難関
ます乳び胸は症例が少ない上に根治しないのでやりたがる病院が少ないこと
またやれるとしても大学病院とか設備の整った２次病院でなくてはならず
関西では大阪に２軒あるのみ

手術は胸腺の乳び水が漏れ出しているところを突き止めてそこを焼くというものですが
開腹してもその場所を見つけるのが難しく
できたとしてもそれで治る可能性は５０％以下なのです
取りあえずそれらの病院に問い合わせてみてくれるということなので
それを待つしかないんですけどね





フォアグラ君
昨日の朝は釣られて追いかけっこをしたりしたりするぐらい（すぐバテてたけど）に元気で
病院でも胸水は抜かなかったので、帰宅後もそれほど大きなダメージはなかったんだけど
今日は呼吸も大きくてしんどそう
やっぱり厳しい冷え込みなんかも影響してるんだろうなあ
ずっと横になってるけど、苦しいせいかしょっちゅう寝返り打ってるし
眠ることもできなさそう
あんまり胸水が溜まりすぎると手遅れになることもあるので
年内に１回は抜かないといけないそうですが





なんだかなあ・・・
こないだまですごく元気だったのに
急にこんなことになるなんて
若いということだけがまだ少し不幸中の幸いなのでしょうか







ルチンが効くといいのになあ