裏表山猫のねぐら

今日はフォアグラ君の四十九日です
もうそんなに経ったのですね
悲しいような安堵したような不思議な感覚です
葬儀まで日にちが開いたので初七日はもっと早かったですけどね
今日は亡くなってから葬儀までの様子を振り返って
気持ちの整理をしてみたいと思います


亡くなったのは１２月１５日のお昼ごろ
家に連れ帰ってから仕事も休んで付き添ってました
「ごめんね」と繰り返しながらひとしきり抱きしめて泣いた後にベッドに寝かせると
モリナガ君が盛んに匂いを嗅いではフレーメン反応を繰り返してました
フォアグラ君が亡くなったこと、わかったかなあ・・・

ツレは仕事中だったので、仕事が終わる頃にメールで知らせ
花を買ってきてくれるよう頼みました
何か胸騒ぎがして仕事を早く切り上げたというツレですが
電車が遅れてなかなか帰れなかったようでした

猫たちはわかってるのかわかってないのか
代わる代わるフォアグラ君をのぞき込みにやってきました





どちらかというと花に興味津々だったデイジー
もう喧嘩もできなくなったね





モリナガ君も視線は盛られたカリカリに(苦笑)



翌日は朝から用事があったうらねこ
そんな気分じゃないけど少し息抜きをと用事を済ませ、夕方から仕事へ
どうしても一人にしてしまう時間があったので
不謹慎だとは思ったけど、キャリーに入れて職場に連れていってしまいました
（後でツレに迎えにきてもらったけど）
職場では忙しくしてると気も紛れたけど
フォアグラ君の治療費のためにと頑張っていた残業もこの日ばかりは恨めしく
普段じゃ考えられないミスまでしてしまってました


翌土曜日はダンスのレッスンを休んで一日一緒に過ごしました





まるで眠っているかのようなフォアグラ君
後悔と諦められない気持ちで、お酒を飲みながらおいおい泣いて潰れてました
（飲まないとなかなか号泣できないし、号泣しないとしんどい）

夜にはツレにお刺身を買って帰ってもらい
お肉も焼いてみんにゃで盛大にフォアグラ君の門出を盛り上げました
モリナガ君はイカの刺身を一切れ丸ごと盗み食いしてましたねえ(笑)
そして飲みながらコタツで就寝
うらねこもツレも３日間ともフォアグラ君と一緒にコタツで寝ました


そして旅立ちの朝





いつも見ていたお外の風景を見せてあげます





なぜかフォアグラ君の上に乗っかるデイジー
温めてあげようと思ったのかいい座布団があると思ったのか・・・(笑)





モリナガ君も最後のお別れ

人間もシャワーをあびてスッキリして
この頃にはもうだいぶ気持ちも落ち着いて穏やかに葬儀にのぞめました
お骨になって変わり果てた姿を見た時はやっぱりグッときましたが
晴れ晴れとしたいいお葬式でした
夕方には写真立てやらお供え用のお皿や花瓶などを買いに出かけました





遺影はこれにしました
まだ１歳にも満たない頃の若々しいキリッとしたフォアグラ君です





線香の煙を見つめるモリナガ君
何を思うのか・・・


当時の写真を見たり思い出したりすると
やっぱりちょっと切なくて胸がいっぱいになりますね





亡くなる２日前の写真
生きているフォアグラ君の最後の姿となりました
しんどくてもあまり症状や表情に出さなかったフォアグラ君ですが
最後の日は何度も私の顔を見て苦しいようって訴えていました
そうなる前に病院に連れて行っていたらと思うと今も無念でなりません
その朝にはしんどいのにツレにもいつもより甘えていたようです


このところ、ようやくほとんど悲しい思いをしないで普通に毎日を過ごせるようになりました
ブログにも未掲載の写真や動画なんかもポチポチ載せて行こうかなと思います
今日は節目の日ですが
日ごろから良い子だったフォアグラ君
もちろん天国に行けることは間違いありませんね＾＾