今日のお弁当はりらっくまです。

だらだら､ごろりんのりらっくまはもう三周年を迎えるそうです。

まず茶色いご飯(炊き込みでも､しょうゆチャーハンでも､ねこまんまでも結構です。)で、

顔､耳､手足と胴体(ラップにくるんでお箸で形を整えてください。)を作ります。

白いご飯を思ったより少なめに取って､ラップで丸めて平たくして、

口の周り､おなか､手のひらにはります。

たくわんを耳にはり、海苔で目､鼻､

口(まっすぐに切って口のかたちにお箸を使ってはっていってください。)

を貼り付けたら出来上がり。

周りの隙間にリーフレタスを押し込んで輪郭をはっきりさせてから

おかずを入れていってくださいね。

今日も引き続き、わが父ヨッシーのお話を聞いてください。

我が家には車庫兼倉庫の隣に小さい貸家がありまして､

そこに､町田さんというおじさんがかれこれ十年以上ひとりで暮らしておられます。

この町田さん、大きなご自宅はあるのですが、長男夫婦と相性が悪いらしく

小さな貸家の庭で園芸に精を出し、この庭をみごとな花畑にしているのです。

で、ヨッシーはといえば、しょっちゅう倉庫の中で自動車磨いたり､日曜大工したり

忙しくひまをつぶしているのでありますが､

最近町田さんのお家に、きれいな小母さんがやってくるようになりまして､

「こんにちは」

などと、おとぼけヨッシーにも挨拶をしてくれるのであります。

でっ、ガチャッとドアがしまる音がしますと、

ヨッシーの鼻歌のスイッチがオンになり、

「♪あいたーさー見たさーにぃー島田－もー揺れるー♪」

「♪げぇいーしゃーワルツぅはー思いでワルツぅー♪｣

と最後まで感情込めて歌い上げてしまうのです。

それが毎回なもんで見かねたマッチャン(母です)が、

｢あんた､いいかげん歌うのやめたら」

というと、

｢えっ､おれなんか歌いよるか？｣

って、無意識ですか！

その後、「はいはい､気をつけます。｣と言うと

「♪しぃからーれぇーて、しぃーからーれぇーて♪」

と、しかられてを歌いながら去っていくヨッシー。

ヨッシーの鼻歌は無意識な感情表現なので、当分直りそうも有りません。

しかし、毎回芸者ワルツをBGMに流されている小母さんは

いったいどういう気持ちなのでしょうか。

ヨッシーに悪気はないのです､どうか許してやってくださいませ。