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カテゴリ:思い出話
私がプリモプエルのお洋服をオークションに出品するようになったきっかけは、 母の日のプレゼントを探していて、手作りプリモプエルのお洋服に出合ったから。 記念すべき第一号が、この黄色いワンピースです。 アルバムに今まで作ったお洋服の写真が有りますので、 よろしかったらご覧になってくださいね。 母の日にちなんで、今は亡き主人の母のお話をします。 私と主人は歳の差が一回りほどはなれていまして、 その上、主人は五人兄弟の一番末っ子。 だから、私と義母は、歳がはなれすぎていたせいか、 嫁だから・姑だからの関係はまったくなく、 義母は元来とても愉快な人だったので、私を孫娘のようにかわいがってくれました。 義母のお通夜の夜、姪のチカちゃんが、 「つらいから、ばあちゃんが私にしてくれた面白い話聞かせてあげるね。」 と言ってこんな話を聞かせてくれました。 戦争中、義母は幼い長女(チカちゃんの母)を抱えて、義父の実家に疎開していました。 久しぶりに兵隊に行っていた義父が家に帰ってきて、 あくる朝の義父の実家での食卓で、 「よかったなあ、ひさしぶりにあえて。」 と言われて、長女が 「うん、お父ちゃんもうれしかったんかしらん、昨日の夜 おかあちゃんのおなかの上で とんでとんでしよったわーっ。」 一同、しーんとなった後に、 「そりゃあよかった」って大爆笑されて まだ若かった義母は恥ずかしくて真っ赤になったとか。 「うちの母は昔からおしゃべりだったってばあさん怒ってたけど でもねーっ、この話を中学生の私に話して聞かせるばあちゃんも どうかと思うわ-っ」
って、悲しいのに涙流して笑ってしまった夜でした。
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最終更新日
2006年05月13日 16時58分49秒
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