いつまでも…二人で

今日は、朝から雨模様

ランチの握りを食べたあたりから雨がやんで
時折薄日が差してきました

夫が大好きだった握りのお店
お昼は込み合っていますが、一人で静かにできるカウンターの席を
用意してくださっていました



胡麻豆腐、本マグロとマアジの刺身、茶わん蒸し

握りは、真鯛、鰹、カンパチ、中トロ、剣先イカ、えび、蒸しアナゴ・・・

赤出汁にデザート






お腹いっぱいになったので、お部屋に戻って休息の後
雨が止んだので、お散歩へでかけました




黄色い見たことのない花が咲いている、この木は？
イペというブラジルの国花だそうです

３～５月に開花して、１ヶ月咲き続けるそうです







その近くのベンチ・・・

このベンチに夫は、いつも座って海を眺めていました






昨日も、このベンチだけポツンと空いていて
誰も腰かけていませんでした

夫が、座っているのかな、と思ってしまいます


ふと、


本当に、夫が座っているとしたらと
目を閉じて想像したら

これから、街へ出かけようか？
それとも、近くのカフェでコーヒーでも飲む？
今日の晩御飯は、何にする？

そうそう、お隣さんにお土産を買っておかないと・・・


言葉が、とめどなく溢れてきました・・・


そう、ここへ来てから

誰とも話していなかったよね
買い物やお食事をした時に、お店の人との会話程度で

誰とも話していないよね

夫がいると思ったら
次々と言葉が出てきて・・・


こういうことね


日常が色付き、輝くということは
思わず、笑顔になっている私がいるのです



一人になってからは
寂しさや孤独感がなかったとしても
過ぎてゆくこの瞬間が、無機的なものに感じられて

一人で生きていくということが
こういうことなのかと、思い知りました

もう、弾むような躍動感のある時間の中で
生きていくということは二度とないのだと
今回、ここへ来て悟ることができました


今まで３回も来ているのに
それなりに、楽しかった～～と感じていたのに


今回は、なんか冷静に色んな景色を見ることができました


これから、私一人で歩いて行く道が
霧が晴れてきて、少し見えたように思います


それは、思っていたよりも
険しそうですよ・・・

嫌だといっても、歩いて行かねばならないので
一人で、ぼちぼち
一人ぼっちで、歩いて行くしかないですね・・・






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