いつまでも…二人で

連日、スコールのような激しい雨が降って
しばらくしたら止んで、雲の切れ目から日差しが見えたりしています

クーラーをつけないで過ごす夜も3日目
扇風機を使っていますと、今夜は少し肌寒く感じます


午後6時過ぎに帰ってきて、お風呂に入って晩御飯を食べました
夫が居た時も、たまにこのような時間になることがありましたが

手を洗って服も着替えないで晩御飯作っていました
ほんと、目が回るような・・・
そんな表現がぴったりでした

でも、玄関の照明をつけて
明るく『お帰り～～～』と言ってもらえて
一瞬で疲れが吹っ飛びましたよ

精一杯、暖かくお迎えしようとしてくれていたのですよね


バタバタと目が回りそうになって
晩御飯を作らないといけなかっても
なんて、幸せだったのでしょう

私の帰りを待ってくれていた人が、居たのです
本当に、有難いことだったのですね



今はね
ホームセキュリティーのコントローラーを外出ボタンにセットしたら
『行ってらっしゃい』と言ってくれて
帰ってきて解除したら
『お帰りなさい』
と言ってくれるのですよ

し～～～ん、としているよりはマシだと思っています


出かける時は、お仏壇と夫のお骨に
『行ってきます。無事に帰ってこれるように守ってね』
と言ってから行きます

帰ってきたら
『無事に戻りました～～、ありがとう！』
と言ってから、お着替えをします

いつもこの時は、夫の遺影が少し微笑んでくれているように見えます

やはり、独りだけれど、一人じゃないんですよね(^^)


独りの秋も２度目になります
健気に昨年の秋は乗り切って、とても寒い冬もへこたれずに必死で乗り越えました

２度目だから
すんなりと通り過ごせますように



今日は、家路に向かう夕暮れの道で
ふと、夫が待っていてくれた頃のことを思い出して
心が温かくなって、泣けてきたお話でした








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