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2023.11.05

私の内面を映し出す鏡

テーマ：散歩(38)

カテゴリ：今日のできごと

秋の連休の最終日も、とても良いお天気でしたね

今日こそは、家でゴロゴロしないよ、と思って近場を歩くことにしました
静かな住宅街は、皆さんお家なのかお出かけなのかとても静かで
洗濯ものが気持ちよさそうに干されていました

普通の家族の風景がそこにはあって
それは、その人たちにとっては当たり前の光景なのですよね
この家々の住人たちは、いつか必ず家族の数が減っていくなんてこと考えることなんてないでしょうね

私も、普通の生活がいつもでも続いて欲しいと思っていたように
だれも、途切れるなんてことは考えたくもありませんものね

今日、歩いた道だって独りで歩くなんて当時は考えたこともなくて
夫と子供代わりに可愛がっていたワンコが居た時は、毎日歩く散歩道でした

一緒に暮らす人数が多いということは、忙しいし個人の時間も少なくなります

でも、忙しいということは、賑やかだということで
そこには個人の時間は少ないですけれど、幸せという時間が存在しています

自由と孤独は表裏一体なので、
独りになって、自由になったら
その直後から孤独な世界と変わります

確かに自由は素晴らしいけれど
何の制約や不自由もないと、精神がふやけたようになっていくのが分かります

もともと我儘な性格でしたので、タガが外れたように
この我儘が、止まることなく膨張していきそうに思います

これからの人生は、誰かに合わせたり顔色を見る事なんてないでしょうし
大いに我儘でもいいと思いますけれど・・・
そうすると困ることが起きそうな気もします

どうなんでしょう

もう、私一人の人生なのですから
我儘でいいのでしょうか・・・

最近ふと、この暮らしが続くことに
諦めのような気持ちになってきて
そのことに、怖さのようなものを感じて・・・

私、意地悪ばあさんのような性格の悪い人になりそうで・・・

夫という、私の内面を映し出す鏡を失ってしまったから
自分を点検することができなくなってしまいました

これからは、何を鏡として自分を点検すれば良いのでしょう

歩き慣れた道を独りで歩いていると
こんなことを考えてしまいました

（昨年の今日もお散歩へ出かけて、夫の好きだったお菓子を買いました）