いつまでも…二人で

今日は立冬でしたが、雲一つない穏やかな日でした

生まれた頃から来ている街の中心にある場所で
今日、こんな綺麗な風景を見つけました

いつか行った、地中海の港町に似ているようで
ふと、夫の姿を探してしまいました

まだまだ、気を抜くと
死別したことや、私が独りになったことを忘れてしまうことがあります

何十年と使っていた思考回路が動いてしまうのでしょう

たぶんこの思考回路が
何の意識もしないで、独り用になった時
気持ちが軽くなるのかもしれません

昨年まで…
一周忌くらいまでは、心に余裕がなくて
周りの景色が目に入っていなかったのでしょうね

昨年より、今年の方が
独りでいることを強く意識してしまいます

死別された方々のブログに、
スーパーでご夫婦の姿が辛すぎる、といった内容をお見掛けすることが多いのですけれど
つい最近まで、私は割と平気だったので『どうして？』と思っていました

それが、ほんと最近になって
皆さんが仰っていた感じは、これだわ！と思うようになりました

馬鹿ですよね私、鈍感だっただけでした
皆さんが死別直後から感じていらっしゃった感覚が
一年半たって、あたりの風景が見えるようになって
分かってきたのです

日曜日のショッピングセンターやデパートでも
全然平気で、混んでて面倒だな、なんて思っていたのにね

最近は、平日に行くようにしています

色んな死別独特の症状も発現時期も
ほんとうに、人それぞれなんですね

今まで、独りで旅行ができていたのに
これからできなくなるのかな？
それは困るな

旅行は、夫以外の人とは心が疲れるので
独りが気楽で良いのです

ここも、なんか周りの人が眩しく見えて
独りの旅行が惨めに感じるようになるのは
とても困ります・・・

来年の早春の、房総半島２泊3日の女性おひとり様限定の旅に申し込もうかな、と思っています

新幹線で目的地まで行って、後は２列シートのゆったりバスで回るみたいなのです

早春の房総半島へ行ってみたいね、と夫と話していたことがあって…
悩んでいる間に、満席になってしまうかもしれないので
今週中に申し込もうと思っています

どうも旅行のカテゴリーで
独りの殻を破っていけそうなので
得意なところから、動き出そうと思います

きっと

独りだから見える景色もあるかもしれないし
独りになったからこそ味わえる幸せに巡り合うかもしれないですもの

未来は希望
未来は楽しみ…

夫がよく言っていました

私に残してくれた言葉だと思って
前を向いて
明日もこけないように…
普通に暮らして行ければ、はなまるですね(^▽^)




皆様も明日が普通に無事に過ぎますように
小さな幸せが少しあるといいですね


今日もお読みくださってありがとうございました<(_ _)>