いつまでも…二人で

年末の美容院へ行ってきました

そういえば、年末に美容院へ行ったのはいつ頃前だったのかと思い出そうとしたのですけれど、思い出せません・・・




私が実家に居た頃は、親戚や父のお弟子さんがお正月から来られていたので
お節のお重を４セットほど作っていました

年末は、大掃除にお餅つき、おせち作りで家族総出で大忙しだったのです
父や兄は床屋さんへ行く時間はありましたけれど、母と私は美容院へ優雅に行く時間なんかありませんでした

実家にいる間は、ずっと大忙しのお手伝いでしたので
お友達と出掛けた思い出もないですし、お正月が終われば寝込んでいたように思います

そして、結婚してからもお正月のお客さんの立場になることはなく
我が家へ、人が集まるのでした

なので、数年前まで年末は大忙しでお仕事もしていたので
年末に美容院へ行く時間的余裕はありませんでした

今日、時間を気にすることなく満員の美容院に居ると
世の中の年末はこんな感じだったのか…と
初めて見る年末の景色に、少しだけ戸惑いのようなものを感じました


自分で見ている世間は実はとても狭いのかもしれません

夫と死別したことで
今までのバタバタした年末しか知らなかったのに
こういう新しい年を迎えるための準備を経験することができたのです

自分から望んだわけではありませんけれど
これまでと同じ、夫と共に歩いていた道を行けないということは
初めて歩く道で初めて見る景色があるということなのですね


でも、、、、

どんなに忙しくても夫と二人で年末の買い出しをしたり
干支の飾りを出したり、玄関を丁寧にお掃除をしてしめ縄飾りを付けたり
バタバタと晩御飯を食べたり・・・
二人で力を合わせて、笑い合っているほうが良かった

どんなに時間に余裕があっても
どんなに楽でも

のんびりしたいなぁ～～～と思うだけの方が幸せだったんだと
今日、しみじみと思い知りました

楽（らく）をすることは楽しくなんか無いんだわ


でも、これからは

こんな年末の過ごし方しかできないのですね
自分で考えて、私が少しでも納得できるように…


独りって


楽だけど、つまらないですね



明日は

いつも夫と行っていた
年末のお墓掃除へ行きます


し～～～んと、寂しさ感じます





今日もお読みくださってありがとうございました<(_ _)>








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