テーマ:時間(25)
カテゴリ:時間
今日は、時々日が差す薄曇りで20度近くなると天気予報で言っていましたが こんな風に、誰でも一年前は何をしていたかな?と一年前の事を思い出すことがよくあるってことに、最近まで気が付きませんでした 何気なく、今と、一年前を比べることが癖のようになっているのですよね だから夫と死別して3年目を迎えている今は 一年前の事を思い出しても、独りで過ごしていた記憶になるのです とても悲しく辛い思いを抱えて、一生懸命過ごしていた自分自身の姿… その姿を思い出した時、もう抱きしめてあげたくなるほど愛おしく感じます そうなんです 時間を重ねるごとに、夫との思い出が遠ざかっていくのです 前のブログにも書きましたけれど 二人の思い出の上に、独りで頑張って生きた時間が一年、また一年と重なっていくので 夫との思い出を思い出すには、積み重なった記憶を一枚、一枚剥がして行かないといけなくなるという事なのです 想い出を忘れることは絶対にありませんけれど 思い出すのに、ひと手間かかることになるのだと思います だから、まだ一年を迎えていらっしゃらない方は 亡くされた大切な方との思い出の時間が 少し手を伸ばせば触れられるほどに近い所にあるので 心の傷がヒリヒリして、哀しみも最大限なのだと思うのです それから、一年を迎えてまた一年…と時を重ねていくごとに ヒリヒリしていた傷に、薄い膜が一枚一枚覆いかぶさっていくので 少しずつ、ヒリヒリ痛む心の傷が落ち着いて行くのね…と思うのです 私が、死別して100ヶ日からこのブログを始めて なるべく毎日書き続けてきた理由は 苦しい中で何を考えていたのか、心の動きを記録にしておきたかったのです 余りに強い衝撃と悲しみと、生きて行く術すら分からない戸惑いの中で 私は、どのように自分の足で立って、歩いて行くのだろうか… なんとなく、そんなことを考えていたのだと思います そして、今 死別というとても悲しい経験をしてしまわれた方が 戸惑いの中でこのブログをお読みでしたら 独りの時間を必死で過ごしてきた私の毎日の記録を、参考にして頂けたら…と思うのです 人生の歩み方は人それぞれですが、こんな風に一年を過ごし、二年を過ごし三年目を歩いている私の、こんな足跡もあるんだな…とお役に立つことができれば嬉しいなと思うのです まだまだ、哀しみは癒えませんけれど 「パパ~~」と言って幼子のようにいきなり泣き出すときもありますけれど テレビを見て、一人突っ込みを入れながら『アハハ』と笑えるようになりました 泣かないでいることが精一杯だったのに いつの間にか、気合を入れなくても涙は出なくなりました だから、時薬はじんわりじんわりと漢方のように効いてくるのだと思います 真っ暗だと思って怖がらないでくださいね 必ず、光が薄っすらと見えてくると思いますから モノクロの景色が、いつの間にか淡い色が付いてきますから 二人の足跡から、独りの足跡になって 振り返った時、もう二人の足跡は見えなくなっていて… 時間が経つという事は、こういう事なのでしょうね 今日も無事に過ごせたので、明日も何事もなく過ごせますように… 今日もお読みくださってありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ 今日も読んだよ~~~とポチっとして頂ければ嬉しいです ⇩ フォローはこちらから宜しくお願いします ⇩ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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