今日は、寝坊をしないでおこうと思ったとおりに
起きることができたので、罪悪感のない一日の始まりでした
曇りの天気予報でしたけれど、綺麗な青空が広がる秋晴れで
お布団を干して、部屋の片づけもして…
夫と共に、何回こんな穏やかな秋の休日を過ごしたのかと
新婚時代から一年一年思い出そうとしたけれど、記憶の後先が怪しくて…
綺麗な紅葉を求めて植物園へ行ったこともあるし
松茸狩りに連れて行ってもらったこともあって
父が肺がんで入院していた時は、何度も、紅葉で綺麗な山間を車で走りました
落葉が舞う賀茂川の遊歩道も、夫のお気に入りの景色でした
今年は、いつも通りの秋の気配がありませんけれど
朝夕の爽やかな風が、懐かしい想い出を運んで来てくれます
二度と秋の風景を、一緒に見ることはできなくて
二度と、夫の笑顔も見ることができないと
ハッキリと思い知ると、落ち着いていた心に小石を投げ込まれたように
ザワザワと波紋が広がっていきます
一番楽に時間を過ごす方法は
思い出さない事
懐かしいと思っても、それ以上何も思い出さない事
そうすれば心が乱れることが無いと、2年半で学びました
でも、それがなかなかできなくて…
(二年前の鴨川の紅葉…遊歩道が夫の散歩コースでした)
思い出さないのも、辛くて
思い出したら、もっと辛くて…
2022年の3月からのカレンダーがそのままだけれど
また新しい2025年のカレンダーをその上に吊るしました
2022年3月のカレンダーに書かれた夫の『温泉旅行』という文字と『病院』の文字
カレンダーに書き込んだ3週間後には、自力で動くことさえできなくなって
3月の下旬にホスピスへ行ったので、カレンダーは3月のままで…
旅行と書かれた日の、ちょうど一か月後が
夫のお命日になってしまいました
私の生涯が終わるまで、この2022年のカレンダーは身近においておこうと思っています
このカレンダーの残された空白は、夫が私と過ごすはずだった月日です
そう思うと、綺麗なままのカレンダーが愛おしくて
夫が歩めなかった足跡の付いていない綺麗な道のように思えます
2023年からは独りの足跡
やはり二人三脚の足跡が、人生という道には似合っていると思います
明日からの新しい週は、少しゆとりがあります
時間に追われるのは、性分に合っていないのかもしれません
皆様の10月最後の週も、穏やかに過ぎますように
今日もお読みくださってありがとうございます(^^)
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