いつまでも…二人で

日本列島の西から東まで、季節外れの南からの低気圧で
一時的にとても強い雨が降って、大変な一日になりましたね

こんな日は、心もどんよりしてしまって
軽やかに体が動くはずもなくて
昨日のインフルワクチンの副反応か、目覚めると体が重くて動けませんでした

窓の外の、強い雨音を聞きながら　今日は一日横になっていようかと怠惰な気持ちがよぎりましたけれど
気持ちを奮い立たせて、起き上がって軽い朝ご飯の準備をしました

こういう時に、寒々しい独りの生活を感じてしまいます
起きても、起きなくても、誰にも迷惑を掛けることは無くて

自分の好きにすればいいのだけれど
この一見自由に見える状況も、もう社会から距離を取ったという事で
もっと悪く言えば、社会から取り残されたという事なのですよね

孤立とか孤独とか、内面的な事ではなくて
生きている環境そのものが変わってしまったように感じています

人から、区別されているという意味ではなくてね

もう、頑張らなくても良いのよ

と言われているように思うことがあるのです

一方的な、私が作り上げた疎外感なんですけれど
今日のような、お天気も悪くてポツンと一人家に居ると
こんな風な、暗い気持ちに覆われてしまいます…


そして、昼からは次に何処へ旅しようかなと色々調べていて
青森は函館か…そうか長崎か？
ホテルを探して、交通機関を調べて…

日本中を心が駆け巡るようで、少しずつ心が軽くなって来て…


これって、もしかしたら現実逃避かな？

この場所からどこかへ逃げたいのかな…
逃げたいのでは無くて、暮らして行くのが
此処じゃなような気がするのです

此処には、夫がいなくて独りぼっちだから

二人で行ったことがあるところへ行けば
夫と一緒に見た景色のところへ行けば

落ち着ける場所があるかもしれない…と
心の奥底で思っているのかもしれません


だとすれば


私がすぐに旅に出たのは、旅行ではなくて

逃避行だったのかもしれません…

とにかく

この場所に居るはずの夫がいないから
私の心が納得するまで、この家で落ち着くことはできないのかもしれません




でも、現実から逃避して

妄想の世界で暮らすのも

膝を抱えて、じっとしているよりも

良いかもしれませんね


これからも思いついた所へ…



明日こそは、夏服を片付けようと思います
お洗濯もたくさんしないといけません
色々と考える時間はなさそうです…(^^)