|
テーマ:小学生ママの日記(28702)
カテゴリ:どんぐり集会(2015年度)
(長文です。)
夏休みはお盆を除いては週1回やりました。 後半は、「分からん帳」問題を解きました。 進化具合はそれぞれです。 ところで、 DONGLISHの時に、糸山先生に相談をさせて頂きました。 私もどう対処していいか、どういう状態なのか、 悩んでいた子についてお聞きしました。 預かってきたノートを見て頂きました。 年子姉妹の妹ちゃん(小2)。 この子は、 一行一行を絵にする、 お話をイメージしてお絵描きをする、があまりありません。 以前、私が補足をすると考えはしましたが、 自力でそこに行くことは出来ません。 パラパラと絵を見て先生…、 一言。 「この子は一人でも(集会に)来ることが出来ますか?」 私「??? いえ、それは無理だと思います。」 「そうでしょうね~。」 =お姉ちゃんが居ないと何も出来ない。姉に依存している。 =ベースが出来ていない。 確かにそうなのです。。。 (しかし、なんで絵だけでそこまで分かるのか???) 最初の頃は、 トイレに行くのもトイレの中までお姉ちゃんに付いて来てもらわないと無理でした。 今は、トランプするのも隣同士でなくても大丈夫ですが、最初はいつも隣でした。 以下、先生からの補足コメントですが、 先ず、依存性とは、 「他人に依存」とは、自己判断力がない、使わないor使えない→価値基準ができていない。 *あっても使わないほうが快適って状態ですね。 すぐに助けてくれる人や教えてくれる人が常にいるから、 自分のオリジナルを作る必要性が出てくる機会がない。 負の環境設定に気付いていないからでしょうね。 工夫を必要としない生活からは、思考力は育ちようがない。 生活環境は、 設備的には、 ますます便利な世の中になっています。 トイレも自動で流れたり、 手を洗うのも、石鹸・水が自動で出てきたりも珍しくありません。 蛇口を回すから水が出る、 レバーを引っ張るとタンクに溜まった水が流れる、 一つ一つが繋がって次の動きがあるけど、 今は、その動き、繋がりがイメージがしにくい世の中になっていると思います。 設備的には仕方ないとしても、 (あるママ友は、あえて『固形石鹸』しか使いませんが。) せめて、その他の環境は 自分で考えて判断出来るように・・・。 一つ思い出したのは、 昨年度の集会でのこと(高学年女子)。 毎回のように、日付を友達にたずねる子がいました。 集会は放課後だったので、朝から何回かは日付を書いたり見たりはしてたと思うのです。 連絡帳ももちろん毎日書いてました。 そして、後ろをひょいと見れば、カレンダーはあるのです。 集会にもノートを忘れてきたりなどありました。 =その日、その時の目的を持って、確認して行動していない。 例えば、どんぐり集会に来るにも、ノートはもちろん持参だけど、 鉛筆を削ってくる、トイレは済ませてくる、→すぐに取り組む子。 全く逆で、それぞれを集会に来てから始める→なかなか集中できない子。 それは、そのままどんぐり問題のノートに表れます。。。 高学年では出来上がってます。 逆に、 たった日付だけで、思うこと、感じることがある子は強いです。 季節や二十四節気、誰かの誕生日、卒業まで残り丁度何日、…など、 無意識に何かを連鎖して考えられる子は強いです。 話がそれましたが、 周りに頼る(考えない)のは普通になり、 考えてから発言・行動するはどんどん無くなってきます。 その時の感情で動き、短絡的な言動しかできなくなると思います。 最近はそんな事件が本当に多いです。 そして、 判断するにも『価値基準』がないとどうにもなりません。 価値基準は、その時時で出来る。 完成ってのは強固に固定するってことだけど、これは、個人差が大きい。 常に同じ価値基準で家庭が動いていれば2歳位でもOK。 グラグラしているといつまでも状況次第。 例えば、 ゲームはダメ!と言いながら結局、与える、許可する。 ママはダメと言っても、パパ(祖父母)はしている(与える)。 それでは、子供は戸惑うはずです。 物事の価値が定まりません。 子供の就寝時間が遅いのを結局は許可するとそれがその子の基準(フツー)になります。 ママがパパをけなせば、それもそうなります。 先生は、 「半年に一回来るかもしれない日を待つ。」と仰いました。 が、 現在小2です。 半年後にこなければ、またその時を待つ。待つ??? 全ての力は繋がっています。 本当に出来る子は、勉強も遊びを含む生活もしっかり自分で対処してます。 そして、 人生を楽しむ。。。 人の価値観、幸せ、楽しい、は様々です。 そこに気づいて、自身が楽しめるように。 そんなところも育んでいけたらと思います。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[どんぐり集会(2015年度)] カテゴリの最新記事
|