買ったつもり貯金をしよう
節約したいとは思いつつ、子どもがいると、そうもいかない菓子やパン代。欲しがりつつも買うのをやめた物の価格を買い物中に記録しておき子どものおこづかいに加算する「買ったつもり貯金」を始めてみました。「買うのを我慢したから○○円を貯金しようね」と言い帰宅後、おこづかい帳に記載します。出費額は変わりませんが金銭教育のきっかけになります。子どもは、衝動買いしそうになった物を我慢するとおこづかいでは買えないような高額で、本当に欲しいオモチャや本が買えることに気づきます。日々の散財よりも、貯金をして欲しい物を買う方が良いと思うようになります。健全な金の使い方を身につけることができます。数回で、菓子やパンの購買意欲が下がります。ただし、悪知恵を働かせて、買いたい衝動にさほど駆られない物も買ったつもり貯金の対象に入れようとすることがあるので毎回の買い物で実施する必要はないかもしれません。親は、「節約できた」と前向きな気持ちになる一方で「意外に高いな」と、意識せずに消費していた金額に気づかされます。親子で財布のヒモがかたくなりました。より幸せな金の使い道について、子どもと考えることができました。