テーマ:最近観た映画。(40090)
カテゴリ:映画
既に前売りを購入していた
「マリー・アントワネット」を観てきました。 ポップでキュートってうたい文句だったけど 終わってみれば 私の中では、そこまででもなかったのが不思議。 いや、確かにとってもキュートなんですけどね。 印象に残ったのが、私はそこではなかったからなんでしょう。 とはいえ、観終わった後は きっと、マカロンが食べたくなっちゃいます。 そんな映画。 以下、ネタばれ。 見たい人だけ、左クリックのままGo! キルスティン・ダンスト。 15歳役はちょっと無理が。。。 映画の最初は違和感ありありで、早く成長しないかなーって観てました(笑) 18歳くらいから、そこそこ観れるようになったかな。 上でも書きましたが、ポップでキュートなシーンが前半は多いです。 お菓子、ドレス、靴、帽子。。。いろいろ可愛いものが並びます。 でも、印象薄いんですよね。私。 後半の母親になってからのマリーの方が 何か入り込めたと言うか、まだ共感できたから。 ちゃんと普通の母親じゃん!ってね。(といいつつ不倫しちゃってたけど) だから、前半のポップな時印象が薄い分 ”浪費”のイメージもそんなに感じなくなってしまってました。 なので、 「いつも人の目があって、自由がなくって 知らないところに1人で行かされてしまった 可愛そうな女性のお話。」 という、おそらく、監督の狙いどおりであろう作戦に 私見事にハマりました。 悪女とは思わないな。これを見るとね。 マリーを現代人に上手に仕立て上げた感じ。 この視点で書いたのはいいんじゃないでしょうか。 そういやあ、フェルゼンがオンナったらし設定で「ベルばら」読者の私は あれ???ってな感じ。 この映画、熱烈な「ベルばら」ファンには受け入れられないんだろうーなー。 っつーか、監督は絶対読んでませんな(笑) ラストは驚きました。 ”ここで終わるのかーーーー!!!!!”で唖然。 勝手に、ギロチンまであるだろう。と思っていたからなんですけど。。。 宮廷の外(現実?)に出るまでの夢物語を書きたかったんですかね。 観ている私も、急に現実に戻った感じでした。(これも狙い?) でも、あんな生活してたら 外の民衆のことなんてわかんないだろうなぁ~。 その辺はちょっと同情しちゃう私なのでした。 【数日後、追記】 思い出されるのは、切ないシーンばかり。 お乳をあげようとしたら、 乳母にやらせるからと 赤ちゃんを取り上げられてしまった時のマリーの表情。 ベルサイユでの最後の食事 ラスト、ベルサイユを去るときの馬車でのマリー。 女性監督ならではの感性ってこういうのなんだぁ。 上手く言えないけれど、 切なさを心に刻み付けるのが上手いのかな。 そしてこれは、キルスティン・ダンストの演技があってこそ! 素晴らしい! 私は悪くない映画だと思います。 なんか。。「キュートでポップ」ってコピーでいいなかなぁ。。。 って 気がしてます。 気分はマリー・アントワネットなの♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月11日 01時14分15秒
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