カテゴリ:映画
可愛い後輩ちゃんに誘われて
多分10年ぶりくらいに(笑)イクスピアリの映画館 今月、映画3本目になるとは。 行く時は行っちゃうよね~、映画って。 イクスピアリ、平日だけど結構人いたな。 学生さんはお休み入ってるのか。 映画館の入口の前に ある個所だけ声が響くところがあって それを知らずにたまたま立ち止まって 「トイレ、中で行っときます?外で行っときます?」 なんて話をうかつにしてしまい そんな会話が反響してしまったことに 恥ずかしくて慌ててその場から離れる私たち。 まあ、誰も聞いてないでしょうけど。 恥ずかしかった(//_//) こぱんだ : どえにしたの? 「おみおくりの作法」と悩んだけれど 開始時間で選んで 「博士と彼女のセオリー」を。 では感想を いつものように あらすじの後に文字色反転で書いていますので 読みたい方のみ、 左クリックでどうぞ~。 【あらすじ】 天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)は ケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちる。 その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。 それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、 二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく。 (シネマトゥデイ より) うしぃ。の勝手にオススメ度: (3つ星中) (いや。映画自体はとても良いです。ただ、私が・・・) ☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜ ホーキング博士のことは”天才物理学者”でALSの症状をお持ちの方。 くらいの知識しかなく 映画の題名からして 奥さんとの純愛ラブストーリーなんだろうな~。と勝手に思っておりました。 なので えーーーっ?!離婚したんですかい(゚д゚;ノ)ノ という 驚き。 なんだろう。 観終わった後にモヤモヤ感が消えなくって・・・。 純愛の話だと思ってたのに別れてしまったから? んー?そのせい?? と 帰宅後も考えておったら ふと 昔読んだ小説を思い出しました。 宮本輝さんの「私たちが好きだったこと」 若い男女の恋愛話。 最後はちょっとずつ重なったすれ違いで別れてしまうんですけど 誰も悪くないし、仕方がないんですよね。 でも あ~、そっかぁ~。って私、かなり凹んで落ち込んで。 途中、切なすぎて読むの一時中断してたくらい。 今回の映画もね。 別れに至ってしまうのは ”誰も悪くない”し”仕方がない”の。 自分の介護もしてくれて 子供たちの面倒も見てくれて 奥さんの精神的支えになってくれる男性を 受け入れるしかなかった博士。 切ないけど、仕方ないの。 奥さん、いっぱいいっぱいだったから。 奥さんも論文とか書きたいのに 博士と子供のことで自分の時間は取れないし。 献身的だったからこそ、疲れてしまった。 結果、 頼れるこの男性と恋仲になってしまうのも「仕方のない」こと。 それを嫉妬はしつつも 自分で納得して受け入れざるを得ない博士。 うぅぅぅぅぅ。 切ないよぉ。 最後はお互い、それぞれのパートナーを見つけ まあ、良かったかな。とは思うのですけど(でも、博士はこの方とも離婚したようですね。) 切なすぎて、私の中でなかなかこの物語を消化しきれなかったです。 はぁ~。 でも、これ実話だよね? よく、映画化OKしたなー。と思っていたら 原作?は「彼女」が出版した本のようで。 あ~、そちらで色々書いているのなら問題ないのかもね。 だって、いわゆる「不倫」とも思える表現だし(この辺はグレーな感じでしたけど) まだ、御存命なのにそういうこと映画化しちゃうって すごいよなぁ。って思ったの。 御存命といえば 博士は学生時代から発症してて しかも、余命2年だと言われていたのね。 それが、もう70歳超えてるんでしょ。 はー、もう色々とすごい! 映画としてはとっても良かったです。 博士と彼女の恋愛の過程、同僚とのやり取りなど 生き生きとした感じがとってもほっこりしましたし。 何より、博士を演じたエディ・レッドメインがお見事! ちょっとした表情の変化で伝わってくる 嫉妬とか憂いとか あ~、さすがアカデミー賞取っただけはあるわ。 という 演技でした。 私、最後まで気付かなかったんですけど この方、「レ・ミゼラブル」でマリウス役をやった方だったんですね。 私、ついこの前観たばっかりなのに(^_^;) レビューで、カッコイイ!とか書いちゃってるのに ま~~~ったく気付かなかった。 お恥ずかしい。 宮本さんの「私たちが好きだったこと」 あれから、一度も読んでないけど 今なら、もう一度読みたいと思う。 この映画も 時間がたったら また観たいと思うのかもしれないな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年03月26日 14時23分12秒
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